平和の終わり
3060年、一つの平和が奪われた。
「緊急ニュース速報です」
「リンクル市に原生生物が発生した可能性があります直ちに周辺住民は避難してください」
リンクル市というのは俺の故郷で田舎町だ、犯罪や危険なことには無関係だった。
だからなのか、より一層怖くなり町の無線に耳を貸した。
「今ランクルス市から支援部隊が支給されました」
ランクルス市といえば戦闘のエキスパートが集まる学校があるときいたことがある、
その人たちがくるならと安心したのもつかの間、また無線が流れた。
「ただいま原生生物の危険度が判明しました」
その瞬間、体中から冷や汗が流れてきた。
「危険度はAです」
その瞬間俺は死を覚悟した。
昔本で読んだからうる覚えだが
危険度Aと言うと町が簡単に破壊されかねない強さだ。
こんな小さな町すぐになくなるだろう。
「もう逃げよう」
逃げようとしようとすると近くで大きな音がした、
そこにいたのは葉っぱに足が生えたような生き物だった。
「あれって原生生物じゃなね?」
そんなことを思っていたら、チャイムが鳴った。
「大丈夫ですか?」
そこには自販機よりすこし小さいぐらいの身長の人がいた、
その人の服の左胸あたりに尾びれのほうがひらひらしている魚のマークがあった。
「大丈夫です、ところであれはなんですか?」
「あれはトラップウィードですかね、ネオランドでみられる生き物なのですが、何でここにいるのかわからないんですよね」と喋ってくれた。
でもその表情は厳しい表情に変わった、
「近くにトラップウィードがいますね、さがっておいてください」
その瞬間、手から光なようなもので剣を作ってそいつに攻撃をした。
「とりあいず安全な場所まで移動しましょうか」