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9-3

授与式は滞りなく終了した。


何もなく丈夫になってもおかしいと思われるので俺が創造能力で作ったメダルを1人に1枚つづ手渡した。

これを持っていれば身体が丈夫になるということで渡した。

俺から直接渡されることに意味があるという説明を付け加えておいた。


能力を8つ以上付けられるものは居住区には1人も居なかった。

そもそも授与式にこなかった者もいるがそれは除外。


志願兵の中ではスライムのトロンとリザードマンのギュネイが8個の能力を付けられることがわかった。

スライムのトロンは先日来たばかりでいまいちどういうやつかわからないので『頑丈』と『格闘』の能力だけ与えておく。

スライムの一般的な攻撃方法である体当たりは格闘の一種らしい。

リザードマンのギュネイは前に話した村の成人の儀式から逃げたというやつだった、たしか世界の英雄になれるとか言ったような気がする。

こいつには丈夫と格闘に加えて『戦士の才能』2を与えておいた。

才能は技能と違って与えられたからといってその場で能力が上がるわけじゃないが能力がよく伸びるようになるらしい。

というわけで森の中の訓練所全体に『戦士の才能』2が発動するようにしておいた。

人だけではなく土地への能力付与もできるのだ、もっとも訓練所は空きが2つしかなかったが。

ちなみにギュネイそこで訓練すると『戦士の才能』が加算されて3になる。

技能や才能は3以上にはならない。

素で3を超えている場合、この方法で能力を貰うと能力が下がってしまうが、このネフロレピスの中で何かの能力が3を超えているのは俺だけだった。


俺くらい強いやつにはあんまり意味のない術だが一般市民の志願兵を神聖騎士団として強化したり沢山能力を持てる者を探し出して人類の決戦存在なんて呼ばれている聖女を作ったりと集団戦闘を考えるならかなり有効な能力だ。

そもそも天使アイリーンの槍ですら『槍の技能』3にギリギリ届いてなかったくらいだしな。


『指揮』技能や『魔法の才能』と『ファイヤーボール』を与えた者も居る。

これらは授与式ではそれようのメダルを与える形で渡した。

魔法に関しては『魔法の才能』がないとそもそも魔法が使えないとのこと『ファイヤーボール』の技能があっても魔法だけは魔法の才能がないと使えないらしい。


素で魔法の才能がある者は亜人の中では10万人に1人、人間の中では1000人に1人くらい居るらしい。

亜人と比べて人間の方が魔法が使えるものが多いようだ。

1000人に1人というと少ないように感じるが人間は億単位で居るので1000人に1人ではそれほど珍しくないだろう、総人口1000万人の国があれば1万人も居ることになる。


聖女アプリコットは既に能力を貰っているので下手にいじらないでおく、ゴブリンの王と天使アイリーンは相談して能力を吟味するとのこと、ゴブリンの王は15の空きがあるらしい。

流石魔王系モンスター。


今日1日でネフロレピスはかなりの戦力アップを果たしたのだった。


その後も色々と検証や研究をしてみたところ天使アイリーンでも技能や才能を1まで、相性の良い相手になら2まで魔法陣などはなくても与えられるということがわかった。

魔法陣は一回書いてしまえばもう不要なようだ。

技能や才能は戦闘中に『状況の限定』、殺意のある相手『相手の限定』、1日に1回までや昼だけ夜だけ『時間や回数の限定』、などと限定していけば効果は上がっていくので技能や才能が1でもやりようによってはかなり強い能力にできるということだった。


もっともこうして大人数に一律で同じ能力を渡す場合はオールマイティに使える能力じゃないと拙いという当初の目論見は当たっているという判断はそのままである。


天使アイリーンが王都をウロウロしていたように何処かの勢力のスパイが居住区に住みついているだろうから、能力は与えてたけれど詳細は不明のまま、ただ授与式で渡したコインだけが手元に残るようにしたほうがいいということだった。


今回のことで身体が頑丈になったのがコインの効果なのかどうかも教えないほうがいいということだった。


神殿から離れると徐々に才能や技能の効果は消えていくが、どれくらい離れてどれくらい時間が経過すると消えるのかはまだわからないが少なくともどれだけ離れても3ヶ月くらいは残っているはずだということだった。

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