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4-2

聖女候補デイジーは森の中を歩いている、錫杖を構えている。

その後ろを騎士見習いの1人がついてくる。


「森の中の探索は10分だけです、それが終わったら帰ります」


「はい、今日は冷静に戦いますよー冷静に」


聖女候補デイジーは頷いた。


不気味なほど静まり返った森だった、亜人も居ない、鳥も飛んでない。

不自然だ、大森林は圧倒的に自然の中だというのに不自然だった。


聖女候補デイジーは立ち止まると深呼吸する、目を閉じてそして目を見開いた。


「そこっ」


錫杖からファイヤーボールが飛んでいくが突然消滅した。


「レジストされた、誰です、出てきなさい」


物陰に隠れていた俺が出ていく、そんなに気配消すの下手だったか俺?

現代日本じゃ気配を消して潜伏する機会なんかなかったしな。


「出てきたぜ」


俺が言い終わるのを待たず騎士が剣を持って突撃してくるがあまりにも遅い、俺は手に持っている剣で騎士が持っている剣を叩き落とすと顔の前に手を掲げ言った。


「2時間ほど眠れ」


騎士は抵抗できず眠った、騎士がその場に倒れこむ。


「うおおおおおお」


聖女らしき女が全力で突撃してきた。

鉄製と思われる錫杖を大振りで殴りかかってくる、鈍器の大振りというのはすきが生まれやすいものだというがそれを圧倒的な腕力とその腕力によって生み出されるスピードで補っているようだ。


そんな風に分析するくらい余裕ある。

大した一撃ではないが侮ってはいけない。

それに負傷をすればテレポートで逃げられるということがわかっている。

捕獲の為にはこの剣で、一撃でしっかり仕留める必要があるだろう。


聖女らしき女がかなりの速度で上から鈍器を振り下ろしてきた。

俺は一気に間合いを詰めて横を駆け抜けながら聖女らしき女の首をはねた。

首が空中を舞う。


その首が地面につくより先に身体と首が消滅した。


即死でもテレポートはちゃんと発動するらしい。

復活する前にテレポート先を探し当てる必要があるな、テレポート先を探すってのもなかなか難しいんだが。


とりあえず戦闘終了、圧勝だった。


「圧勝だったわね、私の出番が無かったわ」


「ゴブリンたちの様子を見に行こうか」


「ええそうね」


森の出入り口までそれほど離れていない。

行ってみることにした。


大人数の傭兵と騎士はしっかり捕獲されてた。


「おお、ヒロト様よくぞいらっしゃいました。素早く決着をつけましたぞ。逃したものは1人もおりません」


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