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sweet8





バッ!

外は冬の清々しい空気で

満たされている

しかし私の心は一向に

はれることは無い




昨日のことを思い出すだけで

体中の血液がドクドクと

脈打ち顔が赤くなるのが分かる





「うわーっっっっ!」





「奏っ!うるさいっ!」





下からお母さんのどなり声が

聞こえてきた





「ふぅ………………

とりあえず学校行こう……」





休みたい気持ちもあるが

母が許してはくれないだろう





「いってきまーす…」


…………………………


「あっ奏っ!おはよう」

校門の前で康平が手を振っている




「おはよう…康平…」




「あれ?元気ないね?

どうしたの?…………

もしかして………あいつ……」




ボッ!




昨日の出来事を

思い出しまた体温が急上昇した





「奏…その顔……

あいつなにやったんだよっ!?」




「なっなんでもないからっ!

大丈夫っ!元気だよ?」





「絶対嘘だっ!」




「あーもぅっ!

なんでもないからっっ!」





「何が何でもないんだ?」





この声は………





「ぎゃあーぁぁぁぁ!」





私は猛ダッシュでその場から

走り出した





「うわっ!?

なんだアイツ…」





「ぷっ!

嫌われたんじゃないんですか?」





康平が憐憫の眼差しで

先生をいちべつした





「奏ー!

待ってっ…!」





「まじかよ…… 」





sweet8END


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