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sweet12



北條さんから衝撃発言

を聞いた私は唖然とした




「っ………はぁ!?

私が里奈と康平を

はべらせているって!?

2人は友達なのよ!?」




「そんなん言われたからって

知らへんわ…

そもそも自分もあかんねん」




「なにが!?」




「いやそやさかい

自分の顔とか…」




「そりゃあ北條さん

みたいに綺麗な顔じゃないけど

それが原因なの!?」




「自分それ…本気で

ゆーてんのか…?

その顔で…?」




「ぐっ…いくらなんでも

酷いぃぃぃぃ!」




私は半泣き状態で

走り去った





「あの子結構おもろいやん…」







ガラガラガラーッ!





「こーうーへーいーっ!」




「わぁっ!?

かなっ!?どうしたの?」




「ねぇ康平?

私の顔てそんなに

不細工かなぁ?」




「……………は?」





その瞬間の康平の

顔をまさに鳩が

豆鉄砲をくらったようだった





「……かなは…物凄く

綺麗……だよ……」




「はっ!?なんて?」




「かなは凄く綺麗だって

言ったんだよっ!

その長い髪もだし

意志の強そうな大きな瞳も!

背は低いけど細くて

でも俺はかなは綺麗だと

思うけど………でも

かなの中身の方が

好きだよ………

見た目は可愛いんだけど

中身は凄くしっかり…

してて…………

って!俺なに言ってんだろ…

ごめんっ!」





そう言って康平は

どこかに走り去って行った





「えっ!

えぇっっっっっっ!?」





「里奈はぁかなちゃんは

じょおうさまみたいだなぁ

って思ってるよぉ」




「なんでた!

何故だぁぁぁぁぁ!」





私の叫びは虚しく

教室に鳴り響いた







sweet12END


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