適性職業を知る
遅くなりました…
これから全体の文が長くなったり短くなったりすると思います。
いまだに変な静かさを持った一階から階段を登り二階へ行ってすぐの部屋に案内される。小さな部屋の中には対面するように置かれた一人掛けのソファーが二つと、その間にソファーの肘おきの木と同じ意匠が施されたミニテーブルがあった。
「適正職業はおいそれと他人に見せるものではないので、その紙に触れたあと光ったら私に見えないように確認してください。」
マルクスさんは外で待っていてくれるようで、私は個室の対面するソファーの一つに腰をかけて受付嬢さん─ギルド員さんの方が正しいらしい─に説明を受けている。
必要ない情報かも知れないけど天職紙は淡い水色の光を帯びた羊皮紙っぽい感じで、紫のインクで上方に大きめの四角い枠と下方にいかにもな魔法陣が書いてあった。
魔法陣に手を当てて魔力を流し込む。魔力の流し方はさすがに知っていたから楽々できた。なにも起こらない。大丈夫かな…?
「うわっ!?」
紙が突然光を発した。
目を開けると紙に書いてあった四角い枠の中に文字が現れていた。紙に焼き付けたような文字で書いてある単語は全て職業を表すらしい。なになに。
【双剣士】
【針子】
【攻性魔法師】
【召喚術師】
【占術師】
この五つが私の天職らしい。なかなか不思議な感じがした。ん~?
召喚術師…!?
私の中のゲーマーちゃんが叫ぶ
『これにしてっ!!占術師も割りと魅力的だけど攻撃力が少し低いから…』
私は彼女の叫びとは記憶の塊に私が引っ張られて現れる感情だと思っていたものが、彼女の意思と魂そのもので彼女は私の中で私と共に生きていることに今初めて気付く。
そしてその彼女に促されるままに職業を召喚師にするとギルド員さんに言ってしまった。
ちなみに、私は現在ストーリーをほとんど考えず半分行き当たりばったりでかいております。使いたい話の内容や物語の終わりっぽいのは将来的に作る予定ですがそれまでに滅茶苦茶寄り道すると思います。何卒よろしくお願いします




