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バック一つの商人さん  作者: 相川ソウヤ
流れ星の旅立ち
10/16

パーツ

今まで更新止めててすいませんでした…

次は商業ギルドまで行くことにした。マルクスさんは身分証を私が作り、それを確認するまでが仕事らしく確認した今、一緒にいるとサボりになっちゃうらしいので門に帰っていった。


この後、私は商業ギルドへ行って登録も済ませた。冒険者ギルドでの手順とほぼ同じで、特筆するようなこともなかったので省く。

ただ何故か冒険者ギルドと同じでギルド内に入った瞬間しんとした。解せぬ。


ちなみにギルドカードは『閉じよ(クローズ)』とかそれに近い言葉をカードに魔力を流しながら言うと名前と所属以外を相手に見えないようにできるらしい。


───────────────

名前:スピカ・ビー・フローラ

種族:ヒト族 召喚師(サモナー)Lv. 1

体力:20

魔力:65

俊敏:24

創造:31

運:277

魔術:光 水 風

スキル:『従魔創造(モンスターメイキング)

風刃(ウィンデカッター)』『従魔回復(ヒール)』『従順(ステイ)』『声援(コール)』『経験値共有』『狂化(ルナティック)』『癒しの水源』

ユニーク:『幸せの箱(ハッピーギフト)』『友好率上昇(超)』

勲章:『忘れ形見』

所属:冒険者ギルド 商業ギルド


───────────────


ステータスはこんな感じだった。少し高いステータスの数値に関しては、

「多分無職だったときにレベルがとても沢山上がってたから職業有りのステータスの数値が普通の職業有りのレベル1の人より高くなったのかもね」

と、商業ギルドにいたお姉さんが言ってたからあり得なくはない数値なんだと思う。ちなみにお姉さんにはカードを見せずに普通のレベル1について聞いたりしたりした。念には念をってことだね!


さて現在は魔物避けの石壁の外の森に居ます。マルクスさんの居たあの門を通り外に出て、ついに()()の器を作ろうとしているところ。


『よろしくねー!』


「うん!スキル発動『従魔創造(モンスターメイキング)』《合成獣(キメラ):グリムキャット&スノウラビット》」


初めて使うスキルで全然仕組みもなにもわかっていないけど創造力と想像力、そして魔力のごり押しでさっき魔物図鑑で調べた魔物の良いところのみを合成獣(キメラ)として形作る。


小さな魔方陣が足元に現れる。魔方陣の中央から光の粒子がたくさん空へ舞い上がっている。とっても綺麗な反面私は少し疲れてくる。


地面から2メートル位のところに粒子はじわじわ集まって行く。


上半身は仔猫のようで、下半身は仔兎のようで。


器の形が出来たから最後に彼女の人格と記憶と今世の記憶や情報をこめるために、自分の中に彼女の記憶を情報として複製して残す。

彼女には彼女自身の前世の記憶と、今世の(スピカ)の記憶から抽出した情報の複製版を。

私には私自身の前世の記憶と今世の記憶、そして彼女の記憶をあくまで情報化した複製版を。


体の中からごりごりなにかが削られていくような気がするけれど全てのパーツがかっちり嵌まるまで終われない。


「…っ!」


ふっ…と何かが切れたような気がした。多分きっとスキルの魔方陣と私を繋いでいた魔力の糸のようなもの。つまり、スキルは正しく最後まで発動していたようだ。

真っ白い何かが落ちてくる。だけど私はそれを完全に確認する前に地面に崩れた。


読んで頂きありがとうございます。

今後はもうちょっとペースを崩さないで更新できるよう頑張ります…

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