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アイディアルドリーム  作者: 夢見 園
1/1

理想を空想の夢で…

〜プロローグ〜


夢は、残酷だと思う。

夢の中では嬉しいこと、楽しいことがあっても、目が覚めてしまえば、変わらぬ毎日へ逆戻り。

ずっと夢の中にいたい。

そう思ったのはいつ頃からだろうか。

思い返してみれば、随分前に思えるが、そうでもない。

将来を見据えた時?いや、もっと最近のことだ。

俺、天原凛雅が高2に進級した時?家に閉じこもった時?

10何個くらい、俺の脳内で自問自答した時、頭の中に思い描いた謎が解けた。

そして、また一つ、俺は思った。


あぁ、夢は残酷だ、と

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