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ホットドッグ

ある月の無い日の三ノ宮 そこにハマーンが臭そうな顔をして立っていた。 ハマーンはカフェの前で携帯を取りだすと、ティンダーを開いた。 見ると、わこからの着信が一件届いている。 ̶ごめん、待ってる? もうホーム降りたよ! ハマーンはそれを見ると、マウスピースを取り出してハンカチに包み、にわかに 髪の毛を整えては、内カメラで自らの容姿を確かめ始めた。

『よし、問題ない』 世間的に見れば大問題なその容姿だが、彼いわく問題ないとのことである。 「ごめんごめん」 ホームを降りたとの連絡から三十分ほどして、ほとんど裸に近いレースドレスの わこが、ひょっこりハマーンの背後から顔を出した。思わずちんこが勃つ。ハマー ンはパンツの摩擦で仮性包茎がずる剥けになっていく快感にほとんど射精しそうに なった。が、必死に堪えて紳士の顔をして、 「おお、わこ。全然待ってへんよ」と言った。


ハマーンはわこに「待った?」とも聞かれていないのにこんなことを口に出し た。

「今日も優也くんかっこいいね。さすが八頭身」

「そうやろ?」 さも当たり前のような顔をしてハマーンは言った。往来のすれ違う人間たちがう んこを見るかのような蔑んだ目つきでチラチラしているのにも気づかないようで あった。

「じゃあ今日はいっぱい攻めてもらおうかな♡」 北野坂のラブホ通りに向けて歩いている時、わこがそう言った。途端に、ドMの ハマーンのちんこは皮をかぶって、姉のように引きこもり始める。 「俺は紳士やからわこに意地悪できひんわ。逆に攻めてくれよ」 「え~優也くんのチンポで攻められるの結構好きなんだけどなあ」 わこがそう言うと、ハマーンの引きこもりチンポはハローワークに行く準備を始 めた。

「うるさいなあ」


「じゃあ、こうしちゃうもんね♡」 そう言うとわこは、おもむろにハマーンに近寄って、スウェット越しから彼の乳 首を攻め始めた。ハマーンはたまらなく嬉しくなった。

「ぐ、ぬふ、ふあ」 思わず高く叫ぶような声で喘いだ。みんながハマーンの乳首責めを眺めている。 女子高生たちは、TikTokらしきアプリを開いて、ハマーンの喘いでいるのを動画に し、けらけら笑っている。その笑いさえ、Mのハマーンにはおかずになり得ること も知らなさそうな笑いで。

『俺の人生終わったな』

「もう、くっさいラブホテル選んだんだねっ♡」 往来から逃げ込るように、そこから一番近かったラブホに入った。 そのホテルは、何の因果か? 「クッサ」という、いかにもハマーンに似つかわ しい名前のホテルだった。......


ホテルについた。わこがノリノリでレースドレスを脱ぎはじめる。ブラックホー ルのようにばか黒い乳首がハマーンの目を奪った。 「わこ、その乳首どうしたんや」 わこは含みありげな顔をして、ニヤニヤ黙っていた。 「ねえ、いいからチューしようよ」 ハマーンはすぐに、ブラックホールの乳首のことを忘れた。 「わこ! わこ!」 ハマーンは牛タンみたいな舌で、わこの顔と言う顔を舐めはじめた。唇はもちろ んのこと、鼻の穴、耳の穴、歯くそに至るまで全て。 「優也きゅん、優也きゅん」 しばらく舐められた後、わこはハマーンのチンポに吸い付き始めた。ハマーンの チンポはとっさにティファールの中のようになる。 「わこ、汚いからやめときいや」 と、ハマーンはわこの頭をガシとおさえつけながらいった。 「ブフォ、ッぶぶウフォ」

「ああ、わこ、出るああ」


̶ビュルルウルウルルルルウル わこはうれしそうに鼻水とよだれとを垂らしながら、一兆匹にも及ぶハマーンの ハマーンJr.達をごくごくした。

「ねえもう一回舐めてえや」

射精してから六秒後、ハマーンがこう言った。 「え、ちょっ、まだ飲み込みきれてグホッ」 伝説のチンポによるイマラチオ、第二弾である。 「やめてよ優也くんグハオ、ゴッポッ」 「オラオラ、こう言うのがいいんだろう?」パンパンバコバコ 豚みたいなかわいそうな顔をしているハマーンはこう言った。わこの鼻からは、 さっき飲み込みきれなかったハマーンの精子が、トロトロと垂れている。 「やめ、あああ、ゴガオガオオルホア」 わこの必死の制止も、今のハマーンには届かない。

「おらっ、おらっ」バコバコ 「いい加減にしろやああ」ガブ


その時である、わこが勢いよく歯を噛み合わせて、ハマーンの伝説のチンポを噛 みちぎろうとし始めた。ハマーンはとっさにくそ不細工な顔をして、 「わこ、わこ、痛いってウウウウウ」と言った。 が、わこの噛む力が治ることはない。

チンポはもう半分ほど切れていた。ハマーンは腹の毛をちぎりながら痛みに耐え つつ、絶叫した。

「わこお、やめろや痛いって」 その時である。ちんこはわこの口によっていよいよ完全に噛みちぎらてしまっ た。ハマーンは泣いた。臭そうに。

わこは噛みちぎったハマーンのチンポ上部を手に吐き出した。 ハマーンのチンポは、地獄みたいな生臭い匂いを放っている。 カリは緑、血管は黄色、かわの色は灰色である。人外のチンポ。

わこは涙ながらに俯いているハマーンの髪の毛を無理に引っ張って、そのチンポ


を見せ付けるようにした。 「優也くんのチンポだよ! ほれほれえ♡」プランプラン

ひとりきり店終えた後、わこはそれでホットドックを作り始めた。 ドMのハマーンは、自分のチンポが食われようとしているのがたまらなく嬉しく なって、しばらく食い入るようにわこがそれを作っているのを眺めていた。が、し こるチンポがすでに無くなっていることに気のついて、絶望した。 だからハマーンは携帯を開いて、Siriを呼び出すと、 ̶「ヘイSiri! ちんこ触らずに乳首だけでイケる方法を教えて」 その時、わこがケチャップとマスタードを、ハマーンのチンポホットドックにか け終えた。

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