表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

87/173

78.ダンジョン内の屋台

 ということで、夏祭り会場に到着!


「美味しい!」


 私達は座って、屋台で買ったものをそれぞれ食べる。

 私はホットケーキ、ココロちゃんは焼きそば、ソラちゃんはお好み焼きだ。


 外で食べると美味しさが倍増するね!


「おっ! そろそろ花火があがるな!」


 そう、今回の夏祭りでは打ち上げ花火が大量に打ち上げられる。


「おお!」

「綺麗!」


 夜空を見上げると、沢山の打ち上げ花火が次々と打ち上げられていく。


 綺麗な花火だ!


「なんだか、今の私凄い青春っぽいことしてる気がします!」


 ソラちゃんはお好み焼きを食べながら言った。

 そういえば前の学校ではあんまりいい思い出ないって前言ってたし、この辺り突っ込むのはやめておこう。


「あれ?」


 私は、夏祭り会場の一辺に行列ができているのが目に入った。

 あの行列なんだろう?


 あの辺りはなにもお店無かったハズだけど。


「ねぇ、あの行列なに?」

「どれだ?」


 ココロちゃんに訊いてみた。

 私は行列の方を見る。


「あれか! あれはだな……」


 ココロちゃんの説明によると、あの列の先にはダンジョンがあって、その中で夏祭り限定の屋台とかをやっているらしい。


 ダンジョン外ではできないようなことも、ダンジョン内では楽しめるみたい。


「イベント中ってこともあって、あそこのダンジョン内定員は今50人らしいから、少し並ぶけど、行ってみるか?」

「私は行きたい! けど」


 ソラちゃんはどうだろう?


「私は行ってみたいですね! どんなことができるのか楽しみです!」

「よし!」


 ということで、私達は列に並んだ。

 30分くらいで入場できた。


 ダンジョン内部は洞窟みたいな感じだ。

 けど、夏祭りっぽい雰囲気を出す為に、提灯などが設置されている。


 ダンジョン内はなぜか元々明るいんだけど、やっぱりこういう雰囲気作りって重要だよね。


 屋台も沢山並んでいる。


 たこ焼き屋さんとかもあるけど、多分タコのモンスターからドロップしたタコを使っている可能性が高そうだね。

 ダンジョンのタコって、どんな味なんだろう?


「いただきまーす!」


 ということで、試しに買って食べてみた。

 ダンジョン内のお金 (ゴールド)は沢山あるからね。


 もぐもぐ。

 うん! 普通の美味しいたこ焼きだ!


 ソースは濃いめで、カツオブシも沢山!

 カツオブシ……?


 カツオ……?


 多分カツオブシじゃないね。

 なにブシなんだろう?


「おっ! 私これやるぜ!」


 ココロちゃんは射的をやるみたいだ!


 けど、ただの射的じゃない。

 ダンジョン内だからね。


「っらぁ!! 景品の刀はいただきたぜ!」


 射的用の銃の代わりに設置されているガトリングで、景品の刀を狙うココロちゃん。

 弾の値段は高いけど、どうしても欲しいみたいで、刀をガトリングで撃ち続ける。


「私はこれをやります! 型抜き!」

「普通だ!! まぁ、私もたこ焼き食べてるだけなんだけどさ」


 タコじゃないけどね。


「私こういう地味なの好きなんですよ。景品もありますし!」

「なるほど! 私は苦手だなぁ」


 だからあんなにパソコンとか詳しいのかな?


「私はこれやろっと!」


 たこ焼きを食べ終わったから、私も挑戦しよう!

 あっ! あれ面白そう! 食後の運動にもなりそうだ!


「1回300ゴールドね!」

「よし! やるぞ!」


 なにをやるかというとくじ引きだ。


 ただし、普通のくじ引きじゃない。


 くじの引き方はこうだ。

 まず強風が複数の方向から吹いている巨大なドームに入る。


 そして、空中を舞っているくじをキャッチする。

 キャッチすると、自動的に出口まで転送される。


 デパートとかでよくあるくじ引きみたいな感じ。

 あれは手だけを入れてくじを引くけど、このくじは体ごと入る必要がある。


「むはーっ!」


 私はドームに入ると、体の自由がきかなくなる。


 でも、だからこそ面白い!


 あえて変身しないで、くじをキャッチしようと決めた。


「ス〇ームアクセス!」


 私は叫びながら、思い切り手を伸ばした。


「そ、そこだー!」


 私は右手でくじをキャッチすると、出口へと転送された。


「やった!」


 くじを開いてみると……!


 なんと!


「B賞だ!」


 嬉しい!

 ちなみに一番上がS賞でその次がA賞だから、3番目に凄い。


「おめでとう! じゃ、これが景品ね!」


 こ、これは……!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ