クソゲー
クソゲーが神ゲーに変わるのは現実ではアップデートしかありません。ですが、何度かプレイしてれば何か起きるとしたら皆さんはプレイし続けますか?
私はできません。時間がもったいない。でも何かの為に熱中する人はどう見ても男女関係なくカッコいいですよね。
熱中して書きました。優しい目で見てください。
「アルケミストクエスト」、略称「アルスト」主人公である国家錬金術師が錬金術によって人々に幸福をもたらすゲームである。発売前は、錬金術というゲームジャンルに物珍しく感じ、前評判はとても高評価であった。たが発売してから2時間後、「アルスト」は散歩から帰ってきたように人に垢をつけられて店舗に戻ってくる現象が起きた。その理由はゲームの内容が問題であった。「アルスト」はあらゆる街へ向かい錬金術による人々の生活を助けていくゲームであり、さらには自由自在に動かすことができるオープンワールドのゲームとなっている。プレイヤー達も体験版を遊んだ際、街の細やかさやプレイの自由さに感銘を受けている者は多く、「神ゲー現る!!」「ヤバ、感動」「次はアルクエ2 異次元の花嫁で頼む!」など某有名ゲームを擬えて次作の制作をリリース前に望んでいる者がいるほど期待がすごかった。
しかし、リリースしてから数時間後に上りに登った期待度曲線は急降下した。それはゲームクリア条件が10回人々の依頼をこなしたらストーリークリアになり、エンドコンテンツが流れる仕様になっている。初プレイのプレイヤーもこれだけでストーリークリアは簡単すぎる、クリア後の裏コンテンツがあると誰しもが思っていた。当然である、依頼の中には1分で片付くものだって多数あった。だからそれを選択したら最低10分でゲームをクリアだってできてしまう。そのため、裏コンテンツでどのようなストーリーになっているんだろうなどエンドコンテンツを見ながら待ち望んでいた。しかし、エンドコンテンツが終わり、最後に出たのは主人公と「アルスト」の登場人物であろうキャラクター達との集合写真である。そして驚くことに主人公の隣には真っ白で煌びやかなドレスを着た女性が幸せを感じているかのような笑顔で立っていた。プレイヤー達は置いてけぼり感が否めなかった。10回依頼をクリアしたら急にエンドコンテンツが流れてそしたら一度も出会ってない女性と結婚しているという結末など誰も予想ができない。そして、後々の酷評レビューから分かったことだが、最後に流れる集合写真の結婚相手はランダム仕様になっている。「アルスト」では好感度機能などないため、結婚したい女性キャラクターの依頼をこなしたとしても、必ず結婚出来るとは限らないそうで、レビューにはとんでもなく叩かれていた。だが、酷評レビューを知らない初見プレイヤーは結婚写真を見て、置いてかれても、裏コンテンツを信じてエンドコンテンツを観終えた。エンドコンテンツが終わるとゲームは最初の画面に戻り、プレイヤー達はゲームを再開しようとしたら、画面はNEW GAMEのみの選択しかできず、始めてみると装備もないも一文も無い主人公が現れた。その一文無しのプレイヤーを見た瞬間プレイヤー達はソフトを取り出して、店舗にダッシュしていた。そういわゆる「やってられっかよ」状態である。このゲームの内容は錬金術師が10回人の役に立って、いつのまにか女性と結婚しているという内容のゲームである。つまり、「アルケミストクエスト」は正真正銘のゴミゲーである。
そして期待を込めて略称されていた「アルクエ」はクエストの文字すら使うなということで、アルケミストの「アル」と「スト」を使った「アルスト」とゲーマーの中で変えられたのである。
続きは書きたくなったら書きたいです。