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麻布十番の居候  作者: そーた
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プロローグ 2020年8月29日(土)のメッセージ

出来るだけ事実に基づいて描いておりますので、展開がちぐはぐなところもありますが、どうか温かい目で見守ってください。


※パソコンで読む事をお勧めします。


 拝啓 すーたへ

 久しぶり。元気か? 俺の方はともかく……お前さえ元気やったら十分や。

たいしたことじゃないけど、そういえば、ちょっと最近、昔の事を思い出してな。すーたの家に俺が居候させてもらってた、大学時代の時の事や。ホンマあのころはけっして退屈する事も無くて、ホンマに毎日が面白かったよな。お互いなんも考えてなくて、バカばっかやってたよな。あの頃からずっと、お前は俺にとって一番信頼できる友達やったわ。いつかお前にも何かしらの恩返しをしたいから、まあ気がむいたらまた会おうや。

俺の話はさておいて、そういえばお前の夢は順調か? 俺も自分の夢持って東京にも出てきたわけやけど……もうあれからどれくらい経つかな? お前の方は毎日どうや? 俺の方は毎日ホンマに必死や。だから俺がいつか夢を叶えたら……ああ、すーた、ごめんな。言いたい事いっぱいあんのに、こうやって思いついたことをすぐに打ってるから、なんか文章が滅茶苦茶になってもうてる。まあとにかくや。必死でいま、俺は夢を追いかけてる。だから今は俺に会いに来んといてくれ。すーたぬきでも俺は頑張れるって所をお前に見せたい。だからそれまでは……



 すーた。頼むから、このメールに、気付いてくれ。じゃ、バイバイ。




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