初めてのレイドボス
いやぁ今回は長くなったはず
ノルマも達成(o^∀^o)
《フィールドボスが倒されました》
まぁなんか知らんけど生き返っていった人は一旦ファストゥールに預けて第4階層にいきますか
1時間後
そして、なぜ急に第4階層に来たかと言いますと第4階層までは草原エリアで第4階層から森林エリアになり
森林と言えば虫、虫と言えば糸という事で丈夫な糸を入手するためにやって来たという訳ですよ
更に丈夫な糸が手に入れば丈夫な執事服が作れるということ早速探索していきましょう
「ギギッギギギギ」
ゴォォォォ
こんがり焼けました
いやぁこの森には虫系しか居ないからかなり気持ち悪いんだよね、もうファイヤーボールで一瞬よ
閑話休題
いやぁ大漁大漁 さぁ俺が獲た素材がドン!
アーミーアントの甲殻×1000
ブラッドスパイダーの鉤爪×1500
ネンワームの姿焼き×5200
フェスバガモールの鎌×100
糸がないですねなんか知らんけど
それとフェスバガモールはなんか色が周りと同じ色になって見えない位置から鎌で切ってくる蟷螂だったよ
あれ倒すの苦労したよ直ぐに消えるんだもん何故かファイヤーボールでもワンパン出来ないしね
そんなこんなで考えながら森を歩いていると広い空間に出てしまった
《レイドボス:アラクネに参戦しました》
ギュァァァァァァァァァ
広い空間の真ん中には巨大な蜘蛛に目が八個で手が沢山ある人型の身体が突き出てる魔物がただずんでいる
まず一発目で殴り飛ばそうとしたが当たらなかった
そう殴り飛ばそうとしたんだ、だが当たらなかった
その魔物は兎に角速く動き回り攻撃が当たらないのだ魔法も躱されてしまうし、その癖すれ違う度に傷が増えていく
速すぎるせいで鑑定も出来ない
しかも範囲攻撃をしようにも走る先を予想して放つには速すぎる
あぁそっか予想できないんだったら予想できる時に撃てばいいんだ、そして予想できる時と言えば自分とすれ違う時という事は自爆って言うわけだ
待てよ想像しよう俺は範囲から逃げれて相手に当てる。ということは、ワープそうだワープだ自爆すると同時にワープすれば範囲から逃れる事が出来るという事で発動
原初魔法:ウズルイフ
ギギッギ
よし、体力を削りきることは出来ないけど足を破壊したしこれで殴り飛ばしても当てられる
ドカッバキッグチャゴキッブギシャッ
《レイドボスが討伐されました》
報酬
神蜘蛛の天糸×300
神蜘蛛の甲殻×240
MVP報酬
神蜘蛛の魔石
スキルブック:天糸操作
アラクネーの機織機
よし、これでようやく糸が手に入ったし行きますか
閑話休題
ファストゥールにて
確か生産職ギルドであるギルド:オッダードゥに行けばいいんだよね
道中でオッダードゥについて聞いたことを話していこう
オッダードゥはギルド勧誘に飽き飽きしたトップの生産職達が集まって出来た少数ギルドらしくオーダーメイドは滅多に作って貰えないらしい。そしてそのギルドにいるメンバーは自分の作りたいものだけを作るってスタイルらしい
そして、此処がその言われた場所なんだが人が多過ぎるし隣にあるカフェでお茶でもするか
「いらっしゃいませ」
「こんにちは一人で来たんですけど席は空いてますか?」
「あぁ空いてますよこの店には人があまり来ないんで」
なんでそんな笑顔で言ってるんだ?
「そうなんですか」
「えぇ相席でいいですか?」
「えぇ全然大丈夫ですよ」
そして俺が紹介された席には一人の男性が腰掛けていた如何にも好青年と言うような高校生ぐらいの男の子だその名はロダンと言ってオッダードゥで服を作っているらしい
「お待ちしてましたリネオさん」
いやぁなんと聴き込み中に合っていたんですよね凄くないですか!まるで主人公のようではありませんか
「いやぁ第4階層の素材持ってきたんで執事服を作ってもらおうかと」
「第4階層ですか!では、あのフィールドボスを倒したってのは」
「えぇ私ですよ」
「凄い!でも、糸って有りましたか?NPCには糸は第6階層にしかないって言われてましたけど」
「いやぁ通常では居ませんでしたよ。なんかレイドボスでアラクネが出ましてね一人で何とか倒したって訳ですよ」
そう言った瞬間急にロダンの顔が険しくなった
「リネオさん貴方何者ですか?そんなことマリージュさんとかの三人位じゃないと出来ませんよ」
「あぁ自分は悪魔ですからね。それで別のワールドにいたんでそりゃあみんな知らないでしょう」
「あぁそういう事でしたか、それにしても悪魔とは面白いですね。確か一度男爵級が街に攻めてきたことが有りましてね。あれは大変でしたよ」
「そうですか大変でしたね」
「えぇとっても。そう言えば執事服でしたね」
「えぇ」
「デザインはこれでどうですか?」
そこには普通の執事服だったがネクタイは赤で何故かズボンの横にチェーンが掛かっていた
「なんか厨二の記憶が蘇りそうやデザインでね」
「えぇまぁゲームですし良いじゃないですか素材を渡して貰えませんか今すぐ作りますので」
「まぁ良いですよ。これが素材の糸ですね」
あぁそう言えば機織り機もあったね
「ついでにこれもどうぞ」
「なんですかコレ?」
「それはレイドボスからMVP報酬で手に入れた機織り機ですよコレをあげますんでこれで作ってください」
「こんなん貰えませんよこんな凄そうなの市場に出したらどんなお金になるか想像もつきませんよ」
そう言いながらロダンの顔は凄く笑顔だった
「いやぁ多分執事服は何回も頼んだり修理してもらったりするんでお近づきの印にではどうですか?」
「まぁ貴方がそう言うならば」
「あぁあとタメ口で構いませんよ結構無理してますよねソレ」
「そうかありがたい。じゃあ貰うからな返せって言っても返さないからな良いんだな」
「良いですよ」
「ありがとう急いで作ってくる明日また来てくれ」
そう言うとロダンはオッダードゥの方に走って行ったようだ、じゃあかなり長い間家に居るので買い物にでも行きますか
閑話休題
買い物も終わったしasedeの公式でもみてみるか
おっイベントが来るのかなになに?闘技大会か面白そうだな今から三日後に有るんだなまぁ執事服が有れば何とかなるでしょ
そして夜が明けた
「こんにちはロダンは居ますか?」
「ロダンね今呼んでくるねロダン依頼人がきたよ」
「おうリネオ来たか出来てるぞ早速来てみてくれ」
おぉすげぇカッコイイ白い髪に黒の執事服有りだな
「わぁ凄いカッコイイ」
「あぁ自分で作っていてなんだけど此奴なんでこんなに執事服が似合うんだ?」
いやぁ堪能した素晴らしいは
そう言えばなんかロダン達が話してるけどどうしたんだろ
「どうしましたか?」
「なんでもないぞ」
「そう?」
「うん何でもないよ」
そっかならいいや
「そうですか。まぁありがとうございました」
「おうフレンド登録しとくからいつでも連絡してくれよな」
「うんじゃあね」
それにしても凄いなこの服めっちゃカッコイイ
しかもさわり心地滑らかなんだよね何時までも触っていたくなるような感じ何だよね
「こんにちはリネオさんですね少し警備所にご同行出来ますか?」
俺なんかしたっけ?
警備所にはあの時助けた幼女と身分の高そうな厳ついおじさんが待っていた
「そなたがリネオだな」
「えぇ如何にもリネオですけど誰ですか?」
「我はこの先にある王都で財務大臣をしている公爵アルディー=アセルディアである。この度はリッチによって囚われていた我が娘を助けてくれて感謝する」
「ありがとうなのじゃ」
あぁ助けたお礼か警備所に送った時に上官みたいな人ご驚いてたのを見たから貴族だろうなぁとは思ってたけど公爵だったんだ
「これはお礼だ中に王貨100枚入っている」
おっふ王貨って言えば
まず銅貨があって銅貨100枚で銀貨になって銀貨100枚で金貨になり金貨100枚で白金貨になりそれが100枚で王貨になるらしいて事は課金を基準に考えて1金貨が100円だから大体100万円分!やばい大金手に入れたなスゴすぎる
「有難く頂戴します」
「うむ」
「あぁワシは疲れたぞ」
あれ?キャラ変わりすぎじゃない?
「いやぁキャラが変わったとか思ったじゃろうがしょうがないであろう。わしは元は平民なのじゃからの」
「そうなのじゃ。お父様は先代の王様の娘と結婚してわらわがうまれたということなのじゃ」
それとキャラが変わる関連性が分からないんだけど
「そういう事だったんですね」
取り敢えず答えておく
「そんなことはいいのじゃ。そなたは何故執事でも無いのにそんな服を着ておるのじゃ?解雇でもされたのかなのじゃ?」
されたのかなのじゃって絶対言い難いじゃん
「いえ、私は貴方が言う所の異訪人という所ですよ」
「ほうそうか異訪人と言えばマリージュどのとかと一緒だということだな」
「えぇですので執事の職業にまだ付けてないんですよ」
「そう言えば異訪人はその職業になるのにも一苦労かかる代わりに全ての職業に付けるとか言われておったのじゃ」
「えぇなので服だけでもという訳です」
「そうだったのかなのじゃ。まぁまた王都に来た時に会おうなのじゃ」
「えぇまた王都に行った時に訪ねさせていただきますね」
よっしゃ権力者の知人ゲッチゅ
「ではまた会おぞ」
そう言いながらアルディー=アセルディアさんは馬車に乗って娘と一緒に帰っていった
さぁ闘技大会の準備でもしますか
一応次回は闘技大会編の前に掲示板回ですイェイ
それの次つまり明後日から闘技大会編スタートです
また明日お会いしましょう
ついでに高評価とブックマークしてくれたら嬉しいな