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聖夜のデス・ゲーム  作者: 庭師シオン
序章 12月24日
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20×0年 12月24日

その日はなんて事ないクリスマスイヴのはずだった。

クリスマスだからと言って特にこれといった用事もなく。

東京にしては珍しく雪が降って冷え込んではいたけれど、東京でも雪って降るもんなんだなぁと思うだけに終わってしまった。私の地元じゃ雪なんて見慣れた光景だったし仕方ない。


そういえば正月までに実家に帰れるかなぁ。

バイトが年末ギリギリまで入ってるからいつ帰れるんだか分からない。本当は年内のバイトは今日が最後だったのだけど、店長に頼み込まれて明日以降もお店に出ることになってしまった。

早く実家でゆっくりしたいなあ。


大学からの帰り道、そんな事を思いながら夜道を歩いていると自宅近くの大通りに出た。

さあ、そこの横断歩道を渡れば下宿先のアパートはもうすぐだ。早く帰って荷造りしようっと。


青信号を確認してから私は横断歩道に足を踏み入れた。

すると。


キキキーッ!!


けたたましいブレーキ音と共にトラックがスリップしてきて、私・鹿子伊織(かのこいおり)の意識はそこで途切れた。

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