表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

ダンジョンアタック6

おはよう!

素晴らしい朝が来た!

真っ白い朝が!

「マスター、おはようございます。」

「おはようアル。」

「何をしているんですか?」

「ふごくおいひいです。」

「そうですか。」


数分後


「マスター、いつまでそうしてるんですか?」

「ふごくおいひいでふ。」

「そうですか。」


数十分後


「マスター、あきませんか?」

「ふごくおいぴいでふ。」

「そうですか?」

「ほい。ふごくおいひいでふ。」

「マスターは赤ちゃんみていで可愛いですよ。」

「ほぁい。」

「甘えん坊ですねマスターは。」

「ふぁい。」


お昼


「マスター、もうダメですよ。」

「ふぇ?」

「終わりです。流石にお昼は食べないとダメですよ。」

「ふぁい。」

「行きますよマスター。」

私はアルにお姫様抱っこされながらお昼を食べるために運ばれた。


「マスター、流石に吸いすぎです。」

「美味しいよ?」

「あまり液体ばかりとっているとお腹壊しますよ。」

「はーい。」

「お昼食べましょうね。」

「わーい!」


アルが用意したお昼を着替えさせられながら食べる。

アルが私に服を着せている間、着替えの邪魔にならないようにアルが食べさせてくれる。

立ったままお昼をすませダンジョンへ向かった。


「残り70階層です。当初の予定通りなら7日で終わる予定になりますね。」

「そのあとはどうしよっか。」

「そうですね、特にマスターがされたいことがなければ錬金術の完成を待つのがよろしいかと。」

「わかった。その予定でお願い。」

「残り15日で完成されます。」

「わかったよアル。」


残り70階層を1日10層に分けての攻略予する予定をアルとたてていく。

その後は錬金術で作成中のホムンクルスの完成を待ちつつ要塞都市の観光予定を立てた。


「ではマスター、転移をお願いします。」

「転移!」

今日のダンジョンアタックが始まった。


「マスター、31層から40層までは隠し部屋がありませんので40層のボス部屋まで一気にいきます。」

「了解。」


相変わらず走りながら移動する。

そしてある疑問を聞くことにした。

「ねぇアル。」

「どうかしましたかマスター?」

「なんでこのダンジョンはずーと洞窟なの?」

「あぁ、それなら51層からかわりますよ。今私たちが攻略中のダンジョンですが、正式名を灼熱のダンジョンと言います。名前の通り灼熱地獄のようなダンジョンになっています。とは言っても50層までは普通の洞窟ですが。51層から100層まではほぼマグマ地帯です。」

「かなり暑そうだね。」

「特に81層を超えると平均温度が2000度を超えますので普通に攻略するのはほぼ不可能です。」

「そう聞くと攻略出来なそうだね。」

「マスターの場合はアルカナシリーズを使ってますので常問題ありません。たとえ太陽の中でも快適に過ごせます。」

「改めてチートだと分かったよ。」

「お褒めに預かり光栄ですマスター。」


なんだかんだと話しながら移動すること4時間、40層のボス部屋へと到着した。

道中、宝箱に擬態したミミックを倒した際に結構いいお宝を手に入れた。


鑑定結果

名前:パンドラの箱

効果

1日1回だけ箱の中に入れた、ありとあらゆる呪いのアイテムを解呪でき、どんな大きさのアイテムでも入れることが出来る。

呪いの解呪に伴い、箱自体が呪いを蓄積する。

一定以上に達すると呪いの宝玉を生み出す。


アルいわく、とても珍しいアイテムだそうだ。

なんでも宝具と呼ばれるレベルのお宝らしく、作成される呪いの宝玉も色々と使い道があるらしい。

宝玉はとても綺麗な黒色らしく大規模な儀式魔法の触媒として人気のアイテムだそう。

過去には豊穣の儀式に使われ、5年ほど豊作になった例もあるらしい。

ブッチャケ、ノロチなんて言うからヤバイアイテムだと思ったけどかなり有用なアイテムだそう。

国とかにしたら喉から手が出るほど欲しいアイテムの一つらしい。

まぁ、使わないからどうでもいいけどね!


「マスター、つきましたよ。」

「なんかいつもと扉の雰囲気が違うね。」

「この階層から未到達階層のボス部屋になりますので扉自体が違います。」

「そうなの?でもさ、なんでアルがダンジョンの構造しってるの?未到達領域なんだよね?」

「対ダンジョン用、超高次元スキャンで13次元マップを作りました。このダンジョンに関しては大体なんでも知っています。」

「そっかー。アルだもんね。」

「褒めても甘いデザートしか出ませんよ。」

「わーい!甘いお菓子だー!」

アルにつられてお菓子を食べながら改めて聞いてみたらアッサリと答えてくれた。


「ダンジョンの未到達領域のボス部屋は弱体化前ですのでボス自体もかなりら強いです。そのため、部屋攻略時のお宝もかなりいいものが出ます。また、弱体化するとマスターもご存知の扉に変わります。」

「要するに、ダンジョンは攻略された階層まで弱体化するってこと?」

「そうなります。この弱体化はボス以外の魔物にも言えます。なのでこれより先の階層は突破するまで強い魔物で構成されます。完全にハードモードです。」

「なるほどね。よく分かんないけど分かった!」

「突破するとダンジョンが弱くなると思っていただければOKです。」

「了解です!」

「あと、注意事項として必ずレアボスが出ます。さらにマスターの運を考えると必ずイレギュラーが発生すると予測されますので要注意です。」

「わかったよアル。」


アルに扉を開けると伝え、ボス部屋の扉を開けた。

そこには、羽をはやした狼がゆったりと寝ていた。

部屋に私とアルが入ると頭だけをこちらに向けて目を細める狼。

そしてアルの魔物解説が始まった。


「マスター、あの魔物は天狼(てんろう)と呼ばれる超希少狼です。月光狼(フェンリル)と呼ばれるフェンリル種の亜種と呼ばれていますが正確には上位のフェンリル種が天龍を倒し、その魔格を食べることで低確率で進化する希少狼です。」

「珍しいんだ。」

「ダンジョン以外では800年ほど確認されていないレベルで珍しいです。」


アルの解説を聞いていると狼はすでに立ち上がりこっちの様子を伺っていた。

その立ち振る舞いは圧倒的な強者の如く堂々としていた。

だが、頭がいいからか攻撃してくる様子はない。

多分、アルが相手にしていないそぶりを見てかなり警戒しているのだろう。

アルの話を聞く限り、生態系ではかなり上位にいると予想される。

その野生の感がヤバいと警戒音を鳴らしいるに違いない。

でも、アルの魔物解説はまだまだ続く。

そんな中、痺れを切らしたのか狼が動き出した。

多分魔法だと思うけど狼の体が空気に溶けるように消え去る。


「はぁ、大人しく解説させてくれませんね。」

「普通はこうも堂々と解説しないよ。」

「マスターは動かないでくださいね。」

「うん。」


アルの指示どつり私は動かない。

アルが右手の指パチンと鳴らす。

何故か狼が泡を吹いて倒れていた。


「何したの!?」

驚きのあまり聞いてしまった。

「マスターには普通に指を鳴らした程度にしか聞こえませんが、天狼からしたら大音量の音が鳴ったと錯覚を起こして倒れるよう特殊な音を出しました。」


アルが淡々と説明する。

原理はよく分からないが二重錯覚現象?からくる極度の感覚的誤差を生み出したことにより狼は気絶したそうだ。

なんかよく分からないけど凄い。

語彙力なくなるレベルでハテナなのが凄い。


テクテクと狼に近づいてアルがトドメを刺す。

手刀で頭をはねられた狼は魔石と素材を残して消えていった。


部屋の中央が光だし宝箱が出現する。

今回の宝箱も変わった形をしていた。

無駄に光っているのは毎度のことなので慣れた。

でも、形が倒した狼そっくりなのはアルと一緒に驚いた。

だって復活したかと思ったしね。


「開けるよ。」

「お願いしますマスター。」

「では、オープン!」


中からちっちゃな玉が出てきた。

長径3センチほどで狼の横顔に羽が生えたような模様が入っているビイダマだった。


「鑑定してみるね。」

「お願いしますマスター。」


鑑定結果

名前:狼帝(ろうてい)の玉

効果

登録した狼種を召喚し使役できる。

狼種の魔石または魔格を消費し登録する。

召喚された狼の能力は所有者の魔法力に依存する。

最大召喚数は消費した魔石または魔格に依存する。


「なかなか良さそうですね。」

「そだね。指輪以外で嬉しい。」

「指輪装備おおかったですからね。物量戦が捗りますよマスター。」


アイテムの確認を済ませて41層に行く。

旅の扉を使い船へ戻る。


「アルー。お腹すいた。」

「待っててくださいね。」

「はーい。」

夕食をアルにおねだりして食べさせてもらった。


少しした後、アルと一緒にお風呂に入る。

お胸様は今日も浮いていた。

ありがたやー。


そして、いつもの通りに寝床に着く。

アルに抱っこされて寝るのだ。

やはり、お胸様は最強だった。

オッパイ力が足りない!

次回もよろしく!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ