第九七七話「ミツキの役割」
食事も終わり、露天風呂でミツキちゃん洗いをサオリさんと眺めた後、今は、居間に戻り、まったりとしている。
長い方のソファーの端に私、隣の一人掛けソファーにサナ、その向かいにサオリさん、その足元にチャチャ。
チャチャはサオリさんに髪の毛をブラッシングされて、気持ちよさそうに目を細めている。
で、ミツキはというと、長いソファーに寝転びながら、私の太ももを枕に頭を撫でられている。
陰ながらの努力に対する、ご褒美といったところだ。
「とはいっても、やっぱり、明日は魔法陣の制作の手伝いに行こうと思うんだ。
で、ミツキにはチャチャのサポートをして欲しいと思う。」
「チーちゃんのサポートッスか?」
「ああ、チャチャは感覚というか感性は鋭いところはあるが、人に説明するのがまだ上手じゃないからね、その辺りをサポートしてやって欲しい。
「なるほどッス。わかったにゃー。」
なぜ、チャチャのマネをした。
しかもめっちゃ似てる。
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>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した
>10ポイントの経験値を得た
>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した
>1,540ポイントの経験値を得た
>ランク差ボーナスとして3,000ポイントの経験値を得た
>レベル59になった
>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した
>10ポイントの経験値を得た
>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した
>1,310ポイントの経験値を得た
>ランク差ボーナスとして3,000ポイントの経験値を得た
>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した
>1,310ポイントの経験値を得た
>ランク差ボーナスとして3,000ポイントの経験値を得た
>レベル60になった
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さて、ご褒美も追加したことだし、明日もミツキには頑張ってもらおう。
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『箱型魔法陣』の制作のお手伝いは思いの外以上に喜ばれた。
大魔法陣の記述ミスが見つかったので、再チェックのため、実際の地母神様召喚は、おそらく2~3日はかかってしまうだろうとのことだったが、このペースなら今日中には確実に完成し、明日には地母神様の召喚が可能だろうとのことだ。
そのせいか白狐族の長と黒狸族の長はすでに現場を下のものに任せて、長老会の調整の方に出かけてしまっている。
「いやー実際助かったべ。」
「そーですねー。」
ヤコさんとマミ先生がサナが用意した重箱のお昼ご飯の差し入れをつまみながら、そう感想を述べる。
「みんな今晩は徹夜になると思ってたべな。」
「ミスがー多くーなるのよーね。あ、卵焼きがー甘いー。」
色々二人も大変そうだ。
作業組の中では偉い方にあたるらしく、管理職には色々大変なことも多いらしい。
「この調子ーなら、夕方にはーおわりそうーね。」
「そう願いたい。流石に前日はゆっくり寝ておきたいし、寝かせておきたいべ。」
……ほんとに大変そうだな。
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「よっし、勇者殿御一行は、これくらいでいいべよ。」
「ほんとーにー、助かりーましたー。」
時間にして15時くらいだろうか?
ヤコさんとマミ先生の言葉で、手を止め、二人のところに集まったタイミングで、白狐族の長と黒狸族の長も現場へと帰ってきた。
二人の話によると、儀式は明日の正午から開始するとのことだ。
本当に急ピッチで行うんだな。
まぁ、自分達の信仰する神様が別の神様に散り散りになるような打撃?をくらって、あわや存在の危機となれば、信者としては少しでも早く何とかしたいと思うのは当然かも知れない。
白狐族の長と黒狸族の長には時間を了承したことを伝え、現場からは離れることにした。
帰ったら早速、魔力回復薬の作成に入るか。
自然回復するタイプと通常のタイプ、それぞれ2本ずつ、いや、後者は4本ずつ、それぞれが持てるくらいの量を確保しておこう。
魔力切れが何より怖いからな。
ミツキッス。
……ご褒美にしては、ハードすぎると思うんス……いや、最近は嫌いじゃないッスけど……うっ、恥ずかしい……。
次回、第九七八話「地母神再臨」
気を取り直して、地母神様召喚に向けて頑張るッスよ!




