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第八〇八話 「次の問いは?」

>サオリは淫魔の契りにより主を倒した

>910ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た


>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>910ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た

>レベル45になった












>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>10ポイントの経験値を得た

>サオリは淫魔の契りにより主を倒した

>910ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た

>レベル45になった


>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>20ポイントの経験値を得た

>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>740ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た


>サオリは淫魔の契りにより主を倒した

>740ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た

>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>20ポイントの経験値を得た


>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>740ポイントの経験値を得た

>ランク差ボーナスとして1,000ポイントの経験値を得た

>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>20ポイントの経験値を得た






▽▽▽▽▽



 「ギリギリ日を跨いでないッスよ!」


 えっへんと、その形の良い胸を張って寝室の時計を指さすミツキ。


 今日は攻めている時間の方が圧倒的に長かったので、いつもより元気いっぱいだ。

 しかもサオリさんと交代、あるいはタッグだったので猶更のようだが、


 「本当にギリギリじゃないか……まあ、約束を守ったから許すけど。」


 そうぼやきながらも、達成感で満足げなミツキの頭を撫でる。


 とはいえ後半の「レベル上げ」の後、まだ少し時間あるから、と更にギリギリ時間まで二人で2回絞られたので、褒めるところまではいかない。


 時間だから名残惜しそうにサオリさんが止めた。という方が現状に近いしな。


 「今晩は二人とも、こっちの部屋で寝るのかい?」


 「んー、朝、チーちゃんが寂しがったら可哀そうなので、あっちの部屋に戻るッス。」


 「うふふ、今日は一日中ずっと一緒で喜んでいましたものね。

 お風呂で軽く汗を流してから戻りますわ。」


 ミツキは浴衣を腕にかけながら、サオリさんは畳んであった浴衣を持ちながら、そう答える。


 「なるほど、じゃ、おやすみなさい、二人とも。」

 「おやすみッス、パパ。」

 「おやすみなさい、レン君。」


 そのまま全裸で寝室を出ていく二人。


 プロポーションの良い二人なので、その後ろ姿も芸術的な絵画もかくやという良い眺めだ。


 正面からとはまた違ったおもむきがあるな、などと思いながらも、今まで使っていた二組の布団をサンドイッチのように一つに折り重ね、もう一組の新しい布団を出して、改めてそちらに横になる。


 チャチャのためと、いって二人は部屋を出て行ったが、こうして私一人の時間を作ってくれたところもあるのだろう。


 二人には感謝だが、数時間で18回は新記録じゃないだろうか?

 スキル【絶倫】と、淫スキル【精力回復】と【回春】万歳だ。


 というか、最近は一度に二桁回が続いているので、なかなか大変なのだが、それだけ私の勇者化や地母神様にかける強い意欲の表れなのだろう。


 現在のカウントは口から始まってお尻までの順で、サナが60-106-53の219回。

 ミツキが60-101-20の181回。

 サオリさんが78-81-13の172回となっている。


 合計だと198-288-86-572回と、まだこの世界に来てからざっくり二か月しかたってないのに凄い回数だな。……本当に凄い回数だな?!


 とはいえ、内130回は地母神様に会ってからの回数なので、これはある意味努力の結果なのだが、6日間の成果と考えると、一日20回超えてるじゃねーか。


 淫魔らしい活躍ともいえなくもないが、やってることはサキュバスというよりはインキュバスっぽいんだけども。


 さて、ミツキのメインカウントが100を超えているので、これからはいつでも種族特性【神殿】で地母神様に会うことができる。


 次の三種三回の選択、つまり


 ・眷属に授法じゅほうの儀式を行う事。

 ・レーン、及びレンを地母神の勇者として帰依きえの儀式を行う事。

 ・1つ質問をすること。


 この中では、ミツキの授法と私の地母神の勇者として帰依までは確定だとして、残り1つの質問で何を聞くか?


 前回はいきなりだったので、安全策を選んだのだが、次はもう少しつっこんだ話を聞いて見ても良いかもしれない。


 とはいえ、神様に聞いておかなきゃならないことがあるほど、私自体はこの世界の最前線にいるわけではない。


 サナを約束どおり無事故郷に届けて、住む場所も確保し、元の世界に帰る方法も聞いたが帰る気もないのだから、私個人としての物語はここで終わり。


 いや、新たな人生のスタートといったところなのだが、そのためにはこの稲白鬼の里が、あるいはアサーキ共和国が、あるいは地母神様が、それぞれ敵対する勢力に対して無事であることが大前提となる。


 里に対してはケイジョウの事件の解決が、国に対してはサビラギ様の代わりになる力の象徴としての勇者の立場が、地母神様に対しては……まあ、直接、なにか出来るような状態ではないが、私が地母神様の勇者になったり、仲間に授法の儀式を行うことによって、異世界に飛ばされた地母神様の一部とこの世界との繋がりが強くなるらしいので、それらが間接的に自分の居場所を守るために必要となってくるのだろう。


 現状、サビラギ様に巻き込まれている、あるいは振り回されていると、考えてしまいがちだが、やっと自分の家族と居場所を見つけたのだ、その維持のため、出来る範囲で頑張っていこう。


 そんなことを思い直していると、うっすらと眠気が襲ってきた。


 今回、運動量はともかく、射出量は凄かったからな、身体も疲れているのだろう。


 地母神様への質問はまた別の機会に考えよう。

 ほかのみんなや、あるいはサビラギ様達が聞きたいこともあるかもしれないし、ひょっとしたらサナのトータル200回越え記念に、なにかイベントでもあるかもしれない。


 ただ、勇者化するタイミングだけはちゃんと考えないとな。


 そんなことを考えつつ、睡魔に身を委ねていった。

 ミツキッス。


 なんていうかこう、みんなでするときはあまり出番がないッスけど、ママさん一人だけなら、あんなやり方もあるんスね。


 確かに効率的というか、これはこれでパパを手球にとっているみたいで面白いッス。


 次回、第八〇九話 「モーニングコール?」


 胸のサイズ的にも学びの多い夜だったッス。

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