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第四四一話 「いってらっしゃいのキス」


>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た


>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>40ポイントの経験値を得た

>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た


>サナは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た


>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>40ポイントの経験値を得た

>サナは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た


>サナは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た

>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>40ポイントの経験値を得た


>レンは淫魔の契りにより眷属を倒した

>40ポイントの経験値を得た

>ミツキは淫魔の契りにより主を倒した

>460ポイントの経験値を得た



▽▽▽▽▽



 「お互い不用意な発言だったと反省しよう。」

 「…そうッスね。」

 「お父さん、お湯かけますよー。」


 本来は、なんだかんだで日が変わるほど『レベル上げ』にいそしんでしまったので、大人しく風呂に入って寝る予定だったのだ。


 しかしながら娘二人に本日2回目のお父さん洗いをされている間に、昨日あまり構ってやれなかったという雑談から、なぜか『レベル上げ』の回数の話になって、自分も軽く流せばいいのにメニュー画面の『SYSTEM3』で詳細な今までの回数が分かると話したものだから、ミツキの好奇心を誘ってしまい、サナやサオリさんを含めたそれぞれの回数を話してしまったのが話の発端。


 全体の回数としては2位に20回以上の差をつけ、合計100回をゆうに超えるサナがトップ。

 ちなみにこの回数には前、後ろ、口でのご奉仕の合計数字だ。

 

 ただし、2位だったのが合計80回のサオリさんだったのが一つの引き金になってしまった。


 つまり出会った順番だとミツキが2位のはずが、サオリさんの発情期を挟んでいたとはいえ、2回差という僅差で負けてしまったのが面白くない、もっと構えとミツキじゃなくてサナがいうのだ。


 あと何気にサナ自体も口でのご奉仕回数がサオリさんより1回少なかったのも、サナの機嫌を悪くした。


 男性恐怖症のサオリさんが性交の代わりに、と人妻時代に磨いた得意分野と張り合わなくても良いとは思うのだが、負けたというより、もっと早く教えて貰えれば良かったという後悔をしているようなのだ。


 サオリさんの場合は、挟んだ後に飲むというパターンも多いのせいもあると思うのだが、流石に挟めないサナにそれは言えない。


 早く教えてとはいっても、サナは初めての発情の晩には、もう覚えてくれたろうとフォローしたものの、それならもっとお父さんにしてあげれば良かったと、しょぼんとしはじめたのだ。


 どうやらこっち方面では自分が一番たくさん出来ているという自信があったのが、揺らいでしまっている様子らしい。


 で、そんなサナに気を使ったミツキが「もう日が変わったなら、またレベル上げすればいいッスよ。」とフォローをいれたものだから、お風呂場で2回戦という流れになってしまったのだ。


 いや、ミツキ本人も今すぐ続きをするとは思ってなかったようだが。


 結局、サオリさんの回数に対して、ミツキが合計回数で、サナがご奉仕回数で1回ずつ上回ることで納得して貰った。


 今後は二人ともご奉仕を頑張るのと、ミツキは前での回数もサオリさんを超えるのを目指すらしい。


 いや、そこまでしなくても。

 お尻での回数は二人の方が多いんだから。


 特にサナは今晩コンビネーションプレイだけじゃなく、そっちにも改めて開眼した感がある。


 それにしても、あまり最近、あまり淫魔らしいことをしていないな、とか、思っていたが、全然淫魔だな。


 この世界に来てから1か月ちょいで、270回近く出しているのが淫魔じゃなくて、何が淫魔だという感じだ。


 淫魔とはいえサキュバスじゃなくてインキュバスっぽいけども。

 えーと、1日平均8回以上?

 朝晩というパターンもあったから、思ったよりしていてビックリだ。


 初期にデミオークから【絶倫】をドレインしていなかったら、腎虚で死んでたかもしれん。

 いや、【絶倫】をドレインしてしまったから、求められるままこうなったのか?



▽▽▽▽▽



 翌朝、二人がかりのご奉仕で起こされた後、更にミツキに絞られるというハプニングがあったものの、回数的にはサナが全分野単独トップ、ミツキが2位タイ以上となったので、こんなハードな『レベル上げ』はしばらくないだろう。


 と、思いたい。

 ツヤツヤとしている二人を見ながら、藪蛇になった怖いのでサオリさんには回数の話はしないでおこうと心に誓った。



▽▽▽▽▽



 「それではいってきます。」

 「いってくるッスー。」

 「いってきます。ちーちゃん、お父さんのいうこと、ちゃんと聞いてね?」

 「あい。」


 扉の前でサオリさん、ミツキ、サナを見送る。

 三人は今日、午前中から誘拐団の尋問に同行する予定なのだ。


 「ねぇ、パパ、パパ。」

 「ん?何かあった?」


 「いってらっしゃいのチューしなくていいんスか?」


 サナです。

 んー、昨日の晩はムキになっちゃって悪い子でした。


 お詫びもかねて久しぶりにお父さんを二人で起こしたら凄くよろこんで貰えました。

 これからもたまにしてあげた方がいいのかなぁ?


 次回、第四四二話 「チャチャと馬」


 あと、今朝、お母さんの布団に潜り込んで寝ちゃってた、ちーちゃんが凄く可愛かったです。

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