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第二五話 「エロゲの勇者様」

ステータス対比がスマホ等だと見づらいかもしれません。


 一回、淫スキル【淫魔】を使って淫魔族の身体に戻って見比べてみたが男女というか淫魔族の身体と人族の身体で相当ステータス違う。

 ちなみに勝手に身体がお父さんじゃなくなったとサナに怒られたので今はまた人族の身体に戻ってる。


 パラメーターの対比としてはこんな感じだ

       人族 → 淫魔族

【ランク】   2 →    2 

【レベル】   20 →    20

【筋 力】C  90 → C 150

【耐久力】C  90 → B 170

【精神力】C  90 → A 190

【感 覚】C  90 → A+190

【敏 捷】C  90 → C 150

【器 用】C  90 → A+190


【体 力】  270 →  470

【魔 力】  270 →  570○○○○○

【精 力】  270 →  550○○○


 各ステータスともに人族の身体は淫魔の身体に比べざっくり半分前後ってとこだ。

 同じステータスCでも60の差があるので何かの補正がかかってるっぽい。

 そういや、サナが言ってたか『勇者』と呼ばれる召喚された人族はこの世界の人族より強い力を持っていたり、特殊で強力なスキルを持っていたりする。って。


 私の場合、淫魔族の身体の方にこの補正がかかってるっぽい。

 人族の身体の場合、特性【エロゲ】は残っているものの、スキルもさっきデミオークから吸い取った【絶倫】と【共通大陸語】、あとはいつ習得したかも覚えてない【鬼族語】しか通常では表記されていない。


 スキル【鬼族語】についてはサナ曰く途中から普通にしゃべってましたよ?とのことなので、どっかのタイミングでサナがつい鬼族語で話してしまった時に習得して、そこからはそのまま気づかずに鬼族語で会話していたのだろう。

 どうりでサナの話し方が途中から砕けた話し方になっていると思った。


 淫魔法や種族スキルも通常使用は封印されているようだが、選ぼうとすると『プレイエリア内なので使用は可能ですが、コストが倍になります。使用しますか?』とのシステムメッセージ的なログがでるところは淫スキルと変わらない。


 とはいえ、パッシブスキルには関係ないようなので人族の身体でも常時発動しているのは


種族スキル【フェロモン】

 異性に対してのあらゆる行為に淫魔ランクに応じてボーナスを得る


種族スキル【テクニシャン】

 精技の成功率を淫魔ランクに応じて上げる


淫スキル【睦言】

 言語スキルを習得できる


淫スキル【ラブレター】

 習得言語の読み書きができる


淫スキル【サディスト】

 体力ゲージ等が視覚表記される


淫スキル【マゾヒスト】

 危機感知能力


淫スキル【夜這い】

 夜目、隠形、体温感知、


スキル【絶倫】

 精力回復量アップ


スキル【共通大陸語】

 共通大陸語の会話と読み書きができる。


スキル【鬼族語】

 鬼族語の会話と読み書きができる。

 の10個だ。


 ちなみに人族の身体でも淫魔ランクは2として扱われてるっぽい。

 エロゲの主人公かよ!

 あ、特性【エロゲ】を忘れていた。

 そうだな、エロゲの主人公なんだな、扱いとしては。

 エロゲの勇者様なんだな。


 一応、エロゲのメニューからマップを選ぶと視界にレーダーは出るので淫スキル【マゾヒスト】と組み合わせれば敵味方等の発見には困らなさそうだ。


 あと、淫魔族の身体の時には魔力と精力ゲージの横にストックゲージがある。

 戦闘中、ドレインしまくっている時に気づいたのだが、各ゲージ1本分以上吸収したり回復したりすると、ここが一つ光り、またゲージが最初からになる。

 なので、現在の実質最大魔力量は3,420、最大精力量は2,200になるはずだ。

 仕様なのか条件があるのかは分からないが体力にストックゲージは今のところ無い。

 なんかステータス絡みの後者な気がしないでもない。


 もう人族の身体、サナが異様に喜ぶ以外にメリットが無い気がする。

 『くぅ』

 そんな事を考えていると絶賛私の身体をモフリ中のサナのお腹から、そんな可愛い音がした。


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