表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

215/979

第二一四話 「ミツキとローション」


 「気持ちいいッスねー。あ、ご主人様、そろそろ交代するッス。」

 「え?私はいいわよ。」

 「そういわず、ほらほらー。」


 ミツキに下から抱きつかれたまま、回転するようにして上下を入れ替えられる。

 お互いローションまみれの身体なので、抱きつかれたその間で、おっぱいが踊るように動き、歪み、逃げる。


 正直気持ちいい。


 約束どおりエロい事はしていないのだが、客観的に見てもそうかと言われると言葉に困る。


 スタイルの良い金髪褐色にうさ耳までついているミツキと銀髪褐色の私が、お互いの身体をローションまみれにしながらマッサージをしあっているのだ。


 これ見せるだけでお金取れちゃうやつじゃないかなー。

 そんな事を考えながらミツキに肩を揉まれている。


 この肩を揉まれているのだって、ミツキが私のお腹の上に立ち膝をするようにまたがって、前傾姿勢で前から肩を揉まれているので、視界は4つのおっぱいまつりだし、その振動や揉む位置によって、胸の先が擦れ合ったりもする非常に危険な状態でもある。


 ミツキの肩をマッサージしている時はまだ座ってやっていたが、じゃれ合っているうちにローションまみれになってしまい、ここまで来ると座っているより、少なくてもどちらかは寝ていた方が安全だろうという事でこんな状態なのだ。


 元々、ミツキは肌を合わせるタイプのスキンシップが好きな様子で、頬ずりしたりとか、作務衣の中の生腕を触ってきたりとか、逆に自分の生足を触らせたりとか、肌同士の温もりが恋しいタイプらしい。


 いかにも『誘っている』ような行動なのだが、本人はそういう意識はないらしい。


 「その気になってくれても、もちろん嬉しいッスけど、肌同士が直に触れて温かいと、ああ生きてるなー。もっと近づきたいなーって気持ちになるッス。

 手を繋ぎたいって気持ちの延長みたいなもんスね。」

 と、そんなようなことを言っていた。


 そんな絶対肌同士くっつけたいガールのミツキにローションを渡すと、当然のように必要以上にお互いがローションまみれになる。

 前回に引き続き、今回も楽しそうに肌と肌の、そしてローションの感触を楽しんでいる様子だ。


 これ男の身体の方で一緒に風呂入らなくてホントに良かったな。

 ミツキの話じゃないがエロい展開になりそうだ。


 そのまま肩から二の腕へとミツキの手が滑っていく。

 両手で1本ではなく、右手で左腕を、左手で右腕をそれぞれ擦るようにマッサージしているので、ミツキの両手が私の両手首までに行く頃には、もう完全に私の上にうつぶせに寝っ転がっている状態になった。


 その瞬間、お互いの胸の高さとローションの関係でガクッと半身くらい身体がずれたのが楽しかったらしくクスクスとミツキが笑っている。


 楽しんで貰えているようで何よりだ。



▽▽▽▽▽



 「んー、思ったよりご主人様分を満喫しちゃったッス。」

 バンザイして私に身体を拭かれながら満足気に天井を仰ぐミツキ。

 約束どおりエッチな事はしなかったものの、なんかツヤツヤしてる。


 なにげに一番スキンシップしたがるミツキは根っこの部分は一番寂しがりやなのかもしれないと、ふと思った。


 「ご主人様、交代するッスよー。」

 そういってミツキがバスタオルで身体を拭いてくれている。


 いつも思うのだが、この人に身体を拭かれている時間って微妙に気まずいというか手持ち無沙汰というか落ち着かない。


 男の身体の時と違って反応してしまう部分がないだけ今はまだましなのだが。


 ミツキが身体を拭き終わったのを見計らって淫魔法【コスチュームプレイ】で身支度を整える。


 「ミツキもこっちで着替えるかい?」

 「あー、そうッスねー。お願いするッス。」


 ミツキは下着をちゃんとつけてはいるが、つけるのが面倒な分には面倒らしい。

 ごそごそと脱衣カゴからブラジャーを取り出しているところに声をかけると、そんな返事が帰ってきたので、ミツキの服も魔法で着せてやる。


 「そういえば、服着ちゃったんスね。入れ替わりでサナちー呼んでこようと思ってたんスけど。」


 改めて種族特性【トランスセクシュアル】で男の身体に戻る。

 「そろそろ、こっちの部屋が使える時間が終わりそうだからね。

 ミツキと一緒にギルドの方の部屋に一度戻ってから、また部屋を選びなおすよ。」


 「なるほどッスー。

 バスタオルも全部濡れちゃってるし、ちょうどいいッスね。じゃ!」

 ミツキが左腕に巻き付くように腕を組んでくる。


 「むこうの部屋までは、まだ一緒ッスね。パパ。」

 そのまま背伸びをして頬にキスをしてくるミツキ。

 お返しにそのうさ耳をはむはむしてやると、くすぐったそうに頭をよじる。


 こういうミツキの明るいところにも救われているなと思った。



 サオリです。

 料理もやってみると面白いですね。

 え?こうじゃないの?縦に?

 あ、倒れちゃった。


 次回、第二一五話 「共同制作」


 レン君、喜んでくれると嬉しいわねぇ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ