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ACT.14 もう、帰せない日常<2>

「――速度はこれに対して垂直になるわけだ」

 ……普通だ。

「つまり、この時の加速度は円の中心に向かっているわけだ」

 …………普通だ。

「じゃあ……牧野、この時の加速度は分かるか?」

 いつもの、日常だ。本来、僕がいるべきはずの。指された生徒が投げられた質問に頭を捻らせている。

 しかし違和感。自分が宙に浮いているような、不安定さを覚える。

 指された生徒が正解を答えた。授業が進む。皆、手元のノートに板書されたものをノートに写していく。僕も同じように、ノートへ写す。

 変わらない。日常は、何も変わっていなかった。あんな事があったというのに。今までと変わらない。しかし落ち着かない。僕の身体に、精神こころに馴染まない。ここ三ヶ月という短い期間に起きた出来事は、僕を変格するには十分なようだった。

 今では、僕は心の底では向こうの世界・・・・・・にいることを、望んでいるのかもしれない。そう思った。



 ――校舎から500m離れたビルの4階。そこは、枢の教室より数m高い位置にあった。

 天井から床までの、壁がそのまま入れ替わった様な大きな窓がある。その窓とカーテンは左側の数十cmを開けられている。そこから、大きな狙撃銃を脚を立て設置し、固定し、銃口を出させ、腹這いで構える男がいた。その銃口には、光を押さえる為のサプレッサーが装着されていた。

 男はスコープを覗いている。その十字に重なっているのは――授業を受けている、枢の頭。

 しかし、右斜め前からの角度の、枢の頭部は、視線をノートや黒板と忙しなく動かしているため、一定の位置に定まらない。加えてカーテンが閉められていて、風に靡いて枢の姿が見え隠れする。

「………………」

 男は焦らず、じっと息を潜めている。外してはならない。標的の動きが止まり、尚且つ視界が明けた時に撃つ。



「……はぁ」

 板書を写し終わり、シャーペンを置く。そして両手をそう膝の辺りに置き、ぼぉっと窓の外を見る。思考は、ぐちゃぐちゃだ。自分で自分の頭を支えるのは面倒になる。枢は左腕を立て、左手の上に顎を乗せた。

「じゃあ、久遠。ここ分かるか? 休んでたとしても、今日の説明だけでここは分かるだろう?」

 教師が黒板から振り返り質問する。が、

「……久遠?」

 教師が再度呼び掛ける。

「……はぁ」

 美沙都が呆れたように溜息を吐く。そして腕を振り上げ――



 ――私は授業を真面目に受けているが、その実、意識は枢の方にいっている。私の、こっちにいる時の任務は、枢の護衛だから。ちら、と枢の方を見る。枢は肘を立てて顎に乗せていた。退屈そうだ。先生に質問されていることなど気づかずに。思考にふけっているように見えるが、落ち付いていないようにも見えた。その枢の後ろで、カーテンが靡いている。その不規則な動きで、外が見え隠れする。少しだけ、そのカーテンを見る。

「――ッ!?」

 アイリは目を見開く。向こうのビルで、何かが反射した。

 スコープ!? いや、でも――

 カーテンがまた靡く。もういちどそのビルが見える。また反射していた。間違いない――狙われている――ッ!?



 ――標的が肘をついた。これでしばらく動かないと、男はふむ。そしてカーテンが靡き、標的の姿が顕わになる。

「――ッ」

 男はその瞬間、一切躊躇せず、トリガーを引いた。



「――カナメッ!!」

 後ろから不意に、アイリの大声が聴こえる。

「え――」

 と振り向く間もなく、横に引っ張られ、アイリと一緒に床に倒れる。大きな音を立てて机や椅子などが倒れた。その直後。


 ――パリーン!


「あぅっ!!」

 美沙都の苦しむ声が聞こえた。



「――チィッ!」

 男はスコープで標的に弾が外したことを目認する。男はその後すぐ立ち上がり、銃を背中に背負い部屋を走り去っていった。



「――ッ!?」

 美沙都の方を慌てて向く。

「美沙都ッ!?」

 そこには、右胸の辺りから血を流している美沙都がいた。美沙都は力なく床に倒れこむ。近くの生徒は悲鳴を上げ、遠くの生徒は状況が分からず混乱する。無論、僕にも訳が分からない。そして悲鳴は伝染する。教室はあっとういう間に喧騒に包まれた。

 ――何だ!? 何が起こってる!?

「美沙都!」

 しかし優先すべきは美沙都の事だ。僕は立ち上がり、美沙都に駆け寄ろうとする――が。

「ダメッ!」

 アイリに腕を引っ張られる。

「何でさッ! 美沙都が! 美沙都が!」

 何とか振りほどこうとする。がアイリの力は僕より遙かに強く、逆らえない。自分でも何を言っているのか分からない叫び声を上げながら抵抗する。しかし、抵抗虚しく、僕はそのまま廊下まで引っ張られた。


「ちょっと、アイリ! どうしたんだよ!」

 騒ぎを聞きつけて、いろんなクラスから出てきた生徒の間を抜け、アイリは駆ける。僕はアイリに手を引かれ、強引に走らされていた。

「美沙都が、美沙都が――! 早く美沙都の所に――」

「――ダメ」

 行かなきゃ、と言おうとするが、アイリの言葉に遮られる。

「カナメが行くと、余計に危ない」

 枢は目を見開く。

「どう、いう――?」

 既に枢は、抵抗をしていない。疑問故か、事態を理解してしまった故か。

「カナメを狙った銃弾の流れ弾が……ミサトに当たった」

「そん――な」

 枢の心に、驚きと苛立ちが生まれる。

「どうして!? 何で僕が!?」

 いや、何でかは分かっている。けれど今は、何処かに怒りをぶつけてしまう。それもアイリに。アイリは何も悪くないのに。

「“何で”って……カナメが、ネフィルのパイロットだから」

 アイリは一切間違いの、歪みの、屈折のない現実を口にする。

「じゃあ――美沙都は、僕のせいで――?」

 僕の心に、嫌なものが押し寄せてくる。

「…………そう」

 前を向き、走りながらアイリは一言そう言った。


 2人が居る場所は、校舎の裏口付近の階段の蔭。

「…………分かった」

 アイリは耳から端末を外した。アイリは片膝を立てた状態、枢は力が抜けきったように壁に寄りかかっていた。

「……カナメ。今から、ユスティティアと合流するから」

 アイリは俯いている枢に話しかける。

「――あぁ」

 しかし枢の返事は頼りないものだった。垂れているこうべを上げアイリの目を見るわけでもなく、色を失った瞳はただ床を見つめていた。

「……カナメ?」

「――あぁ」

 先ほどと同じ返事をする。枢の体勢は全く変わっていない。

「カナメ」

 アイリが肩を揺する。

「――あぁ」

 同じ抑揚。同じ言葉。まるで枢は、壊れた人形だった。

「――カナメ、しっかりして!」

 少し声を荒げて、大きな声を出す。それと同時に、先ほどより強く肩を揺する。

「僕のせいで美沙都が、僕のせいで美沙都が、僕のせいで美沙都が――」

 枢はぶつぶつと、同じ言葉を繰り返してた。

「みんな――みんな――。僕の、僕のせいで――」

 枢の体がカタカタと震える。目は一点にとどまらず、細かく動き続ける。枢は過去の記憶と被せていた。枢は、連日目の前で人が傷つくのを目の当たりにし、それを両親の死と重ね続け、かなり、精神が摩耗していた。傷つけない為にアウラに乗っているというのに、枢の目の前で、人は傷ついていく。

 そして、幼子の時からの親友である美沙都が傷つくことにより、破綻した。今度は正真正銘、自身のせいで。

「カナメ……」

 アイリはその様子を辛そうな表情で見る。今の枢の精神状態は、見るからに痛々しかった。枢は自分の両腕を自分で抱き締める。強く。両肘の辺りに、深く爪が食い込んでいる。枢が再び口を開く。

「僕が――僕がいるせいで――僕がいなければ――ッ!」

 しかしその言葉が最後まで語られることなく、枢の唇は、

「――――ッ!?」

 アイリの唇で塞がれていた。枢の顔は、優しくアイリの両手で包まれている。

 そしてお互い無言のまま、数秒経つ。そしてゆっくりと、アイリから唇が離れた。

「――行こう、カナメ」

「あ、あぁ」

 動揺しながらも、今度ははっきりとした意識で答える。アイリが立ち上がると、僕も同じように立ち上がった。

 僕の唇にはまだ、アイリの唇の感触が残っているような気がした。


 アイリが重い、鉄のドアのノブに手を掛ける。アイリの右腕は、制服のボタンを外し、少し開いた胸元へと手が入れられていた。……銃でも握り締めているのかもしれない。

「カナメ、カウント5で、奥の第二校舎まで全速力。良い?」

「分かった」

 このドアを出ると、第二校舎まで続く、コンクリートで出来た通路がある。そしてその道沿いに屋根が造られている。

「――5」

 僕を狙った人間は狙撃した。ということは、校舎の周りに張り付かれている可能性がある。最も安全な方法は、当然、このまま校舎に居座ることだ。

「――4」

 しかしそれでは、美沙都のように巻き込んでしまう可能性がある。あくまで狙いは、僕なのだから。

「――3」

 それに、相手の手段が狙撃だけとは限らない。このまま僕が校舎内に立てこもり続けると、業を煮やして一般人の被害を顧みず、強引に突貫してくる可能性もある。

「――2」

 だから、このまま外に出るのが危険だとしても、僕達は強引にここから脱出する必要がある。最悪、彼らがシュペルビアなら、アウラを使った武力行使も十分に有り得るのだから。

「――1」

 むしろそちらの方が、彼ららしいのだ。だからまだ、相手がちまちまとした狙撃に付き合う気でいるのなら、気が変わらない内にそれに乗らなければならない。

「――ッ!」

 アイリが勢いよく、力一杯明けられた扉は限界まで開く。そのままアイリは駆けだす。僕も同じように駆けだす。

 前に倒れこむように、勢いよく走る。アイリは手を胸に入れ、頭を左右に振り、警戒しながらも、素早く走る。

「――ッ!?」

 走っている僕の足もとに、銃痕が出来る。その驚きに、足が止まり、もつれそうになる。

「カナメ! 止まらないで!」

 アイリが僕の腕を掴んでくる。そして引っ張る。それで余計に体勢が崩れた感じもあるが、お陰で止まることなく再び全速力で走ることを続けられた。


「――ハァッ」

 何とか第二校舎まで辿り着く。僕は少し曲げた膝に両手を置き、息を深く吸った。

「……大丈夫?」

 アイリが心配そうに覗きこんでくる。

「あぁ、ありが、とう」

 枢は途中から、少し目を逸らして答えた。こんな時に不謹慎だが、先程のキスが頭をぎり、目を合わせられなかった。

「じゃあ、このまま、次は校庭に向かうから」

 しかしアイリはいつもと特に変わらないように見える。

「……分かった」

 枢は何か、釈然としないものを感じながらも頷いた。


 そして校庭に続く扉まで走る。まだこちらの棟には騒ぎが広まっていないようで、廊下を出歩いている生徒も居ず、授業を続行しているようだった。

 扉まで到着。通常の玄関ではなく、スリッパが設けられている仮設玄関のようなものだ。これから校庭に出るのだろう。靴が上履きなのが気になるが、仕方がない。

 アイリは僕に背中を向け、再び端末を耳に当てている。

「……けほ、けほ」

 その背中を見ていたら、突然咳をしてしまった。口に当てた手に、何かの液体がつく。手を広げて、見る。

「……血?」

 そこについていたものは血のような赤い液体だった。

「…………了解」

 そして外した。こちらに振り返る。僕は反射的に、慌ててズボンでそれを拭いた。幸いズボンは黒地だから目立たないだろう、別に隠す必要はないのだろうけど。

「今から約50秒後に、ネフィルが到着するから、それに乗って、海岸に来るユスティティアまで向かう」

「分かっ……えぇ!?」


 どういう事かと言うと、どうもユスティティアから物資を運ぶ、運搬用のミサイルにネフィルを入れ、ここの座標に打ち込むというものらしい。撃ちこむといっても空中で分解して、校庭に着地するのはネフィルだけのようだが。っていうか良いのか。学校にネフィルを持ってきて。


「……来た」

 その言葉と同時に轟音が聞こえる。空に飛行機が飛んでる時に聞こえるあの音がかなり近くて、大きくなった感じ。

 そして更に数秒後に地面に大きな衝撃が響く。まるで地震のように揺れる。ネフィルが着陸したようだ。

「……カナメ、また走る」

「分かった」

 アイリがノブに手をかけた。数秒間を空け、一気に開け放った。そしてアイリが飛び出そうと身を滑りだした――が、

「――ッ!」

 アイリは踏みとどまる。空けた瞬間、そこには、片膝を着け、こちらに右手を差し伸べているネフィルがいる。

「セラフィ!」

 枢が呼びかけた。

『はい、マスター』

 そう。ネフィルは、ネフィルのAIセラフィによって自動操縦されていた。

「……A、I?」

「そうだよ、アイリ」

 そう言ってネフィルの右手まで駆け寄る。そして脚を掛け、上る。左手で僕を護る様に包まれる。

「ほら、アイリも」

 僕もネフィルと同じように、驚いているアイリに手を差し伸べる。


「ぅ、ぐぅう――」

 美沙都は保健室のベッドに仰向けで寝ている。左手を右肩に当て、苦しんでいる。服がジャージに変わっているところからみるとある程度の応急処置は施したようだ。しかし流血は止まらない。そのジャージが肌蹴はだけた部分に巻かれている包帯も徐々に赤が染み込んでいく。

「大丈夫! あと少しで救急車が来るから頑張って!」

 白衣を着た先生が次の包帯を用意しながら励ましていた。

「……ぐ、はぁ、ぁ」

 美沙都は視線を横に動かし、窓を見た。そこからは校庭が見えた。

「…………枢?」

 その霞む視界には、ネフィルに乗り込む枢の姿が映っていた。



 ――ユスティティアの甲板。海岸から10km以上も離れた場所。ユスティティアは浮上している。

 結局、ネフィルに搭乗してからは一切問題なく海岸まで辿り着いた。敵はネフィルを見て撤退したのか、それとももうそれもよりも前に撤退したのか。人家を荒らすようなことはしたくないのか。分からないけど、無事着けて良かった。

 もしも、戦闘になったら人家を巻き込むことになるので、いくら必ず助かる為だとはいえあまり良くない作戦だと思った。まぁそれだけ、ネフィルが重要な存在で、それに唯一乗れる僕が重要な存在ってことなのだろう。

「…………」

 潮風が僕の髪を靡かせ、頬を撫でる。視線を下に落とし、手に持っている物を見る。端末ケータイだ。これは今、唯一直接僕と日常が繋がっている物だ。

 僕はもう、学校へは戻るべきではないんだろう。僕はもう、ただの学生ではない。ネフィルのパイロットだ。僕が日常を求めて日常へと行けば、美沙都や冬夜がいる日常は濁り、崩壊する。その結果が、今日の惨劇アレだ。僕はもう、戻るべきではないんだろう。

 端末ケータイを見つめる。これには、色々なものが詰まっている。メールや着信履歴、写真フォトなど、日常を感じさせるものが。

「…………」

 僕は日常に居る訳にはいかない。端末ケータイを握り締める。そして振り被り、海に投げ込もうと――したその瞬間。

「ッ!」

 端末ケータイ振動バイブレーションが鳴った。画面表示の人名には『柄崎 冬夜』。数秒、枢は出るか迷い、着信のボタンを押した。

「……もしもし」

『枢っ! 今お前何処に居る!?』

 出た瞬間大声が耳に入る。

「え、えーと……」

『まぁいいや、お前! 無事なんだな!』

「う、うん」

『はぁーー、良かったぜ』

 脱力したような声がする。

『実はよ、美沙都の怪我の原因は銃の弾だっていうんだよ』

「――ッ」

 僕の胸が締めつけられる。それは、僕のせいなんだ。

『シュペルビアとか訳の分から連中もいるしよ。だから姿が見えなくなった枢とアイリちゃんを心配してたわけよ』

「そ、そっか、ごめん、心配掛けて。それで、美沙都は?」

『命には別状ないってよ。これから入院するから、暇だって唸ってた』

「はは、そっか。……よかった」

 本当に、良かった。

「この時間に電話掛けてるってことは、学校とかってどうなったの?」

『今日は皆早退だってよ。そして次の週まで一応休校だってよ』

「……そっか」

『で、お前、俺はもう行って来たけど、ちゃんと美沙都のお見舞いに行ってこいよ』

「え……?」

 僕が、美沙都に……?

『“え”って何だよ、“え”って』

「いや、その……」

『お見舞いはお前が行かなきゃ話に何ねぇの! 早く行けよ。』

「あ……、あぁ………………」

『……?』

「……僕が、お見舞いに行って良いのかな?」

 僕には、美沙都に合わせる顔がない。

『はぁ、何言ってんだ? 当たり前だろ』

「――ッ」

 その瞬間、枢の目から一筋の涙が伝う。その何でもない一言が、僕の胸には響いた。

『……? どうした?』

「いや、何でも、ないよ」

 向こうは事情を知っているわけでなく、ただ普通の友達としての扱いで言ってるんだろうけど、それでも今の僕の心には響く。

「うん、行くよ。絶対」

 そうだ。このまま皆の前から姿を消してたまるか。

「少し、遅くなるけど」

『……?』

 美沙都に謝るんだ。全部話して。

「絶対、行くよ」

 全て、終わらせてから。


 ――僕は、あの日常に必ず帰る。



 ――白い病室。私にとって、退屈な空間以外の何物でもないところ。

「あれは……何だったんだろう」

 霞む世界にいたアウラと枢は。

「……やっぱり」

 見間違いとか幻とか幻覚とかだろうか。あの時の私は、痛みでかなり意識が朦朧としていたし。

 それに、枢と、よりによってアウラが関係あるなんて思えないし。もし何か、関わっているとしたら、枢にそれが堪えられるかどうか。

「……はぁ」

 美沙都はベッドに横になる。そして目を瞑って、衰弱しきった身体はすぐに眠りを受け付けた。

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