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神約聖書  作者: 裸形炉
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九十一ページ目

あの時もそうだった………私は息子に罰を与えた………違う手を抜いたんだ。物世界に押し込めた。諦めると思った。傷だらけの体……体以上に心がすさんでいくのを見るのがつらかった。だから「だが間違えだった………(水晶を見ながら)今からでも遅く」「もう決めたんだ………違う………邪魔をするなら戦うよ父上」向き合う鳥神祭壇から地上に降りるプロキシアスの社長その姿は最早人の姿ではなく鳥が混じった神、さすが親子だ。天裸形こと鳥さんを小さくした感じだ。「皆、踏ん張れよ」鳥さんの羽が大きく広げる大きい大きい光は包み込まれ辺りは真っ黒になる。次の瞬間凄まじい風速が吹き荒れる。神々は回りに退避する。私はわんわんさんに咥えられる。ちょっとうれしいいやいや肝心の鳥親子はと中心部を見ると!羽ばたいた鳥さんならともかくプロキシアスの社長は一歩も動いていない………驚くあたしに「フガギギェジナジングァバイヲ」ふがふがとしゃべるも伝わらない。そこへ「″動けないんじゃない″って仰られております」不鎖さんが隣にはいた。いたんだけど鎖が少ない?「ほら見てあの社長小刻みに振動してるわ。正確には小さな羽毛をミクロ単位で揺らすことで外からの衝撃を無かった事にしてるの」解説ありがとう…………「1対1デスか?(周りを見ながら)せっかく他の神々もいるのに」羽根をたたみながら「あの時は滅師としてお前を罰する事を役目としていた。だが今は違う。ここにいるのは社の主としてだ」「つまり本気で滅する気なんですね」「あぁ」静にお互いの羽ばたきがぶつかり合う鳥神同士の戦い。風が重い台風の中にいるみたいだ。太い足の爪がプロキシアス社長を襲う。躱しているよう見えたが、抑えきれない風圧が傷をつける。お互いの主張がぶつかる鳥さんが少し有利だ。推され始めるプロキシアス社長「父上は強い社の主になられたからか、私も気持ちでは負けてないんですけどね、さてさてなら奥の手使いますか」息を溜め始める。先ほどと同じ攻撃だが今度は両者の攻撃が拮抗してる「息溜もよく忘れて居らず人としての暮らしは退屈ではなかったようだな」息子の成長を快く思う親の気分こんな形ではあるが親子水入らずを堪能する鳥さんだった「ダメだよ!」親子水入らずに割って入るアタシ、鳥さんを見つめ「ダメだよ!息子さんにならそう思ってますよね!」鳥さんの顔色が鈍る。息子さんもそれは分かっているのか顔色が変わらない。「言師…………済まない、これが私の私達の」鳥さんに触れそうになると触れる事が出来ない?!ガラス?!いつの間にか砂時計に閉じこめられる私と鳥さん勿論行ったのはプロキシアス社長だ「シラケましたね、でもしょうが無い″事を進めますか″周りの方は動かないで下さい。これは私の息溜で創った神器質です。中からの破壊は不可能………中の状態は私の神力で″操作が可能″なんです。この意味分かりますよね」周りが理解したのか話を進めるプロキシアス社長「″鍵″渡してください………」その手のひらは不鎖と狗牙に向けられる「何の事?なんて言わないで下さいね、君たちが持ってるモノ…………拒否しても」砂時計を触れると足元から砂が膨れ上がる「時間がないので手短に………中の父上にすがるつもりなら辞めた方がいい、息溜を警戒したから″父上と言師″を一緒に捉えたのだから」不鎖と狗牙の前に鍵が現れる「理解が早くて助かります。ここに全てのパーツが揃った」プロキシアス社長はその場を後に嫁の元へ左右には此方の嫁とボロボロな部下がいた。「儀式大丈夫ですか?」ボロボロな部下に話すも「我々の悲願だつまらんことを思うな、それより″あいつは消さなくてもいいのか不安要素は潰しておく″」「必要ないです。材料なら貴方で十分今までの活躍感謝します」二人に触れると二人の体はプロキシアス社長に吸収される「今、古今を持って戸を叩く、擦れ!歪め!繋がれ!」大きな門を息溜で作り出す。それは丸時計を門の形にしたもの。古く所々が朽ちていて扉は開かれていない事が分かる。鍵穴が二つはめ込み式だ。ゆっくりと鍵穴に不鎖と狗牙から奪った鍵を刺す。吸い込まれてこの場をいなくなるプロキシアス社長彼が次に現れたのはバラバラな欠片が集まる神殿が聳え立つ。神殿は朽ちていて長くこの場に在ることを示していた。「ここがここが″矛盾の神″が封印されている………私の求めた力がある」中央の社へ向かう。この空間に長く彷徨っているのだろう。踏み入れた足で床を踏みしめるたび軋む音がする「神力で創ったものではない、これは神世界にある神器質………元々は神世界にあったものだけど凄いね、まるで朽ちていない、なるほど時閒の力で時間の固定、夢幻の力で異隔したって事か、社の扉に手が係る(さてさて何が飛び足すか)手が震えている(矛盾の神………時閒は直接会ったが………押さえ込むイメージが湧かなかった………だが必ず力は手に入れる)意を決して扉を?鍵が罹っている。「なる……ほどまぁここまでが順調に云っていたが、そうだよなここは″矛盾の神が居る場所だ″!!」社の扉を破壊する!だが次の瞬間畳に激突する。顔を上げると積木を持った2歳くらいの男の子がいる「パーパ!パーパ!かーみかーみ」大きな声でパパを呼びつける。後ろを振り返ると神棚の中の社の扉が開いている。あんな小さなものから此方へ?どうなってんだよ、ここは物世界なのか?頭を抱える私の前にエプロン姿で洗濯籠を抱えた男が現れる「はいはい洗濯物片づけたら遊んでっておやおや……彼方からきたのか、はじめまして鳥神くん…………もう三時がではおやつにするかな、数お片づけするよと2歳の息子と楽しみながら玩具を片づけている。「それで彼方は今どんな感じ?キミは獣神かな?ホントはもっと精密に分けてるんだろうけど」知らない間に片付けを手伝い今はお茶に手作りの羊羹をつまんで話をしている「其れを言うなら″鳥神″と別段獣神でも構いません。貴方がホントに″矛盾″なのですか、申し訳ないが神力を感じないですけど」隠しているいや仮に目の前の彼が矛盾だとして封印されていたはずなのに「率直に言うと″矛盾″だよ、それは間違いない神力については少し複雑何だよ。キミも知ってる通り″封印されている″だから神力が感じられないおおよそこんな理解であっている」羊羹を進められたが手を止めて「お願いがあります。私には神病に掛かった妻がいます。症状は深刻です。今の神世界では治すことは出来ません」コーヒーを一口飲んで「貴方の………矛盾の力で治すことは………治す方法だけでも」頭を下げる鳥神を心配する数、そんな姿に「手を出して、ほら握手」言われるままに手を握る!矛盾から流れ込んでくる神力「ここまで来るってのはよっぽどの覚悟だったろ。あいつらがそう簡単にさ″鍵″は渡さなかったんだろう?……其れをどうにかして持ってきた……その覚悟のお礼だよ」一時呆然とするも「ごちそうさまでした………では行きます守り抜く為に」ふっと神棚の社が音を立て閉じる「パーパ?かーみかーみ!?」首を傾げる2歳の息子に「かーみは帰っちゃった」ぶーとふくれる息子の頭を撫で「大事な人が待ってるからね」言葉の意味が何となく分かったのか息子の機嫌は持ち直したのだった……………「一旦離れろ!」プロキシアス社長がいなくなった扉の前に集まっていた神々だったが狗牙の一言で扉から距離を置く「あの馬鹿神、鑑賞はするなって念は押したのに全く、あーゆうとこは変わらなかったみたいね」不鎖がポツリと漏らす。現れたプロキシアス社長は姿形に変化はないが「混じってやがる。元に戻って一気に」わんわんさんが横にいる鎖おねーさんに話しかけるも「あんただって分かってるでしょ″矛盾の神力″をもしあいつが得ていたなら………″戻るのはこの状況を悪化させるだけよ″このままでやれるとこまで」二の足を踏んでいると龍神が歩を進める「アタシがやります。さっさと国に帰りたいし」小さな龍神が前に出る然し「龍神ですか、少し前なら″勝てないから逃げる″選択しかなかったな」チビ龍が宝玉から取り出した大きな槍を構え「余裕綽々ね」と槍を振り下ろすもすぐに受け止める「こんなモノなんだ………」目の前の光景に唖然とする。さっきまではアタシやとりさんを盾にしないと真面に立ち回れなかったプロキシアス社長が今は羅髭を全開にしているチビ龍の一撃を片手で防いでいる「少しは見下される恐怖も味わってみますか?(槍が全く動かなくなる)侮られたくない?舐められたくない?そんなつまらない感情じゃない!本当の焦りを感じてみますか?!」冷酷で冷徹な視線がチビ龍を貫いている。一蹴されるチビ龍だったが頭を切り替え持ち直す。後ろから龍神のおじさんが加勢に入る「加勢はイヤです何てのはなしね、此奴からはトキと似たような感じ?がする………つまり″ヤバいレベル″なのは肌で感じられるだろう?」横に並ぶおじさんに「トキって時閒の龍?!じゃあ(目の前を見ながら)あの鳥神はホントに矛盾の神力を手にしてるの対抗作はあるんですよね」戦い慣れている龍神。視線を相手から外さず「どうかな…………(視線を一瞬だけ狗牙に向ける)まぁ期待するってのも酷かな………″今はない″」龍神のおじさんも羅髭を生やし戦闘に加わる。龍神の第一世代と第三世代のトップが共闘している。今思っても寒気がする………もしアタシと戦っていたとき共闘されてたら勝ち目なんか無かったって…………でも圧倒的に見える力を軽く受け流す鳥神………あたしにも分かる数分前までここに居た鳥神さんとは明らかに別物だ……「おっとそうだったつい力に溺れてしまった………さてと」一瞬で神器質に覆われている照留の元へ厳密には照留と契約している人間の女の子の元へ神器質に手を触れると女の子の体が成長していく?!違う!作り換えられてる?!所々が分解と再生を繰り返している!「離せ!返せ!?それはその体は………!!」大きな叫びと共に少女を取り返したくて彼女の目や耳手足の感覚を戻したくてここに居た男の子「彼女は照留の一部になる。そうすればその目は遥か彼方まで見通せ、その耳は千里先の水の音すら聞き分けられる。その手足は全ての物に触れられる…………万が一私が敗れ彼女を取り返してもいずれ照留の力は失われるそうすれば、目は見えず、耳は聞こえず、感覚は失われて元の位置に戻るだけだ。その時キミは″何をしてあげられる″」その問いに答える前に鳥神が「そうだな、キミが一生面倒を見てあげればいい、子供も作ればいい、平和に笑顔が溢れる家庭、二人で年をとっていく………ありがとうと感謝されながら見送るか?だがホントに彼女はキミと同じモノをミテタノカナ?!」ハッとする一同「遣ってやった………ってのはやった方の自己満足だよ、俺のやってることも照留は望んでないかもしれない………でもオレガやりたいんだ。キミは力を与えられない世界を与えられない、僕がいるから護ってやる?!そんなもの何にもならない!断言してもいいしょうが無いとか他に出来ることが無いとかそんなのは″彼女とは関係ない″彼女にはキミは何の力も与えられなかった″それだけだよ」冷酷に残酷に人が最もイヤらしい言葉を使い吐き捨てた鳥神口は動くのに″答が出ない″見つからない喋ろうとする言葉の一つ一つがただのいいわけだ!それが頭では理解できてた。項垂れる少年に「この子は神になる…………いつか死んだら会いにおいで、その時は心を広く私も」「ダメだ!やっぱりダメだ!!今ここで自分の自己満足だって分かってる。分かってるからこそ″いやだ″」そんな少年の前に現れ「言葉ではこれ以上は同じだよね、きみの意志はちゃんと伝わった!だから!!僕も照留の為に″この縁は切っておく!!″」男の子の体を貫こうとした手を真っ向から止める言師「だったらアタシは全力であなたの行為を止めます!!」押し合う二つの強固な意志は譲らない!が突き出した拳を退いたのは鳥神だった「優先順位か、復活が先だ体の中の全ての矛盾の力を開放する」更に禍々しい姿になる鳥神「さてさて僕もキミ達も引かないのは素晴らしいがいささか長すぎる不毛な議論はここまで後は力で話させてもらう」言師の隣に並び立つ狗牙と不鎖「やる気じゃないですね………しょうが無いからですか?」そんな鳥神に対して「少し理性飛んでるのかしら………″溢れかけてるのかな″」不鎖がアドバイスするも「アドバイス………いいえ頭なら冴えてますよギンギンにね………」煽る不鎖の前に狗牙が現れ「やる気はないなお前さんの奥方は治すために他のモノを代替えに使う。そんなもの望んだのか………数百かんがえてきた答えが其れなのか、少しはいや″あいつは元気だったか?″」投げかける疑問よりも″あいつ″が気になった様子のわんわんさん「元気でしたよ……少しイメージとは違いましたけど」矛盾の神の事?噂には聞いていたけどわんわんさんと鎖お姉さんが哀しそうな顔をする。面識があるのかな?心配しても始まらないけど龍神の前に現れ「お前らでは勝てないよ、ここは俺らがやる」そんなわんわんさんに「ハァ(怒)勝てない!ちょっと七福神の力を借りて遠吠えがすぎますよ!獸神あたしら龍神でも手こずってるのに」傷だらけのチビ龍神を抱え「なにやってんですか!!」ジタバタするチビ龍に「確かに俺らでは敵いそうにない。あれはさっきまでの鳥神とは別のモノだ。そんなことは俺に云われんでも分かりますよね」諭すような言葉に対して「分かってるけど、だからってそこの獸神と無形神じゃあ到底太刀打ちできないでしょう?」チビ龍を米俵のようにかつぎながら「今のままならね…………帰ってきますか?」ボソッと一言わんわんさんに向かい声をかけると「考えておこう………言師を頼む」入れ替わるように鳥神の前に立つ狗牙と不鎖「やっとやる気になったのか?それとも″そのままですか?″なら時間稼ぎにすらなりませんよ!分かってますよね、今の僕は″イコール″なんです」余裕を見せる鳥神。そんな鳥神の言葉を受け隣のわんわんに「だそうよ、あんた七福神がいないと元に戻れないでしょ」未だ七福神は

言師の元にある「今はだめだ。寿老たちもそれは理解してる。そういうお前さんは″あの子に返せるのか?″」痛いところを突かれて「あたしはこのままでも超余裕~♪あんたと違ってあたし達は力が混ざり合ってるから″厳密にいうとあの子もアタシも不鎖であり不鎖じゃない″の」一歩前に出るわんわんさん「なら俺が囮役かな、バックアップ期待してる」不鎖お姉さんに背中で伝える「可能ならあんたごと″ぶっ❤刺❤し❤て❤あ❤げ❤る~♪″」わぉー愛情たっぷりな殺意ですこと「なるべく刺さない方向で」痛すぎる殺意にお願いを入れておく。駆け出すわんわんさん鳥神は慌てずわんわんさんの動きを目で追う。わんわんさんのスピードは遅くないけど、全く攻撃が当たらないそれどころか、逆に吹き飛ばされるわんわんさん。すぐに体勢を立て直すが追撃をもう一発やれやれと溜息をしたかと思ったら言師を担いだ龍神の前に言師をつかみ龍神を鎖が鳥神に絡み付く。「龍神のガキ!速く離脱しろ鳥神に掴まれた言師を取り上げようとするも、言師が抜けないが鎖は外れ龍神のガキは蹴り飛ばされる。言師のお腹に強い衝撃倒れ込んでしまう「失礼″七福神″お借りしますよ」七福神の入った巾着を取り上げられ鳥神は狗牙の元へ「今のあなたでは相手にならない(ほおりなげられる巾着)どうせ戦いは避けられない……なら″本当のアナタ″と戦いたいです」見下ろす視線「鎖お姉さんは複雑なのは理解してます。あれだけの″騒ぎ″が起きても″完全に元に戻る気配はないんでしょう」神々の中のチビ鎖お姉さんを見てそう呟く「そうね………だから頼めるかしらわんわんさん」そうだなそれしかないと意を決して目の前の七福神の巾着を加えるすると「よいのか?これで?」七福神が全員外へ現れる「構わんさ」七福神が光の玉になりわんわんさんに集まると「お久しぶりですね本社で会って以来ですか………このような形で会うことになるとはね」鳥神の前には狗牙ではなくボロボロな服の龍神が立たずんでいる。どういうことですか?!というチビ龍の罵倒を受けながら「やっぱ………トキはすげぇや」と少年のような笑みを浮かべるおじさんの龍神「………」言葉が出ない言師、頭に手を乗せられた瞬間ほっとしていた理由、姿は違うけど面影は「わんわんさん?!なんですか」語尾が小さく弱々しい。後ろを振り返る鎖お姉さん。ここにはどうしようもない顔つきの言師がいた。いいの?と呟こうとする鎖お姉さん「ごめん………ちゃんと説明するから」前に進む狗牙…………時閒の龍「なるほど、今なら貴方達の力がどれくらい凄いのかわかりますよ」その言葉を受け「そうか、いやいいや″あいつも考えている″ということか」時閒が手を翳すと、手から先の空間に亀裂が入るが、すでにそこには鳥神はいない「空に浮いてるのかな?」不思議そうに見上げる言師に「さっきの天裸形の攻撃と同じよ、無数に生えている毛羽を振動させてるの、微妙に動いてるけど小さいからね。止まって見えてるだけよ」と鎖お姉さんが時閒と鳥神の戦いから視線を外さずに話を進める。「さっきの空間に″父親まで封じ込めたんですか?″おっとあなたではなく″本来の狗牙の″なんですけど」笑みを浮かべながら話す鳥神に「力の譲渡だけじゃなく記憶も一部共有させたか……」「私としても興味あるんですけど(チラッと言師を見ながら)あなたここにいると言う事は″本来の狗牙″はどこにいるんですか?時閒の龍を倒したといわれる獸神の話………あれのカラクリを聞きたいな」時閒の動きが止まる「………あいつはあいつらしかった………それだけだ」あいつ?あいつって誰のこと?本来の狗牙………アタシの知らないわんわんさんってこと…………違う………違うアタシのアタシのわんわんさんはわんわんさんなんだ…………本当のところはわかんないプロキシアスの社長が話した内容がホントなのか…………でも「アタシも聞きたい」ほらリクエスト2票ですね。賺さすアタシは聞きたくないと反対票を入れる不鎖お姉さんに、残念当時を知ってる方には参加権利なーしです。とチャチャを入れる。鳥神としては時間稼ぎができればいいだけの話だ。沈黙の後「昔、たまに勇敢で臆病小さな獸神がいた。父の敵をしょうが無く打たなければならないそんなそんな悲しい存在」戦闘をしながらも無機質に思い出しながら言葉は紡がれていく………震えていた………小さな獸神………見上げる視線は真っ直ぐと敵であるこちらに向かっている。「三股に分かれた羅髭………そして爪甲垢鎧………貴方が龍神………時閒」確信しながら呟く声からは覚悟を感じさせられる。頭の四隅に生きのいい獸神の姿とダブる。恐らくは親子なのだとわかる………容姿と違い性格は似ていないようだな……「それで獸神の坊主………イチオウ聞こうか″何をしに来た″」出来るだけ倒すことは避けてきた。龍神国にいるあいつらが暮らしやすいように「時閒の龍…………(睨まれる)さん」いきなりお腹を出し服従のポーズをする狗牙「煮るなり……焼くなりお手柔らかにお願いします」大きな声で笑ってしまった。ギスギスとした重苦しさが立ちこめていたそんな時にこれか「ホントにいいのか?悪いが終わらせてほしいなら一瞬で終わらせたい」腰を上げると狗牙の前に「今の動きに反応出来ていない………どうしてここへ悪いけど君、獸神にしては弱いよね」歯軋りしたあとにポツリと「だってしょうが無いじゃん!父さんは偉大かもしれないけど、僕は強くなんかない!戦いも弱いし!傷つきたくもないだもん!………でも外へ飛び出す勇気も無かった。孤転ちゃんの影に隠れて居ることが居心地がよかったけど解決はしなかった。やっと終わる名誉ある最後…………結構楽しかったかな………ってなんで「なんでって御前と戦う理由はないよ」反対を向き寝そべる「こ、困りますよ!戦って………いえ戦いにならないのはわかってます。でも今のまま帰れない!!」半べそかく獣神は初めてだ。「わかったよ、なら」狗牙の体が動かない。ゆっくり歩み寄り「キミと接している周りの″時を緩やかにした″重く動くことは出来ないだろうせっかくここまで決意を持って出向いてくれたんだから敬意を払い」時閒の腕が狗牙にめり込む。あぁやっと終わる………意外にあっさりしてたな………後のことはおじさんがやってくれるかな……孤転ちゃんは怒るだろうなぁ………絶対帰るって約束したんだっけ……あれ?おかしいな?痛くない「よう狗牙くんお目覚めかな」目の前には時閒が居るというか掴まれてる???どうなってるの?説明をする時閒「色々いうよりほら」視線をずらされるとそこには倒れ込む恥ずかしい姿の自分が居る!両手を見るとかわいらしい白い腕?!真っ白な子犬になっていた「これって?どういう事」と説明を求める狗牙に「お前さんは俺を打たなければならないとはいえ、おれは遣られたくないし返り討ちたくもない訳だ」右手をかざすと空間にヒビが入る空間の先には物世界が見える。「この先は君が決めるといい、その白い犬の体は物世界で生きるための肉体だ。物世界で限りある命を過ごすか、選ぶといい例えどちらを選んでも″俺は後押しシテヤル″」白い子犬は頭を上げ「このまま生きます」決意のまま物世界へ

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