表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神約聖書  作者: 裸形炉
9/115

9ページ目

「もう泣かないの」夕暮れに男の子の腕を引く女の子どうやら二人は迷子になったらしく、とぼとぼと歩いている「ダメだよもう」グスグスと泣きながら歩く男の子に「これあげると言って折り紙の花を上げた「男の子なんだからあたしのこと守ってね」幼いながらもその言葉に感じた男の子は「分かったいまからずっと守ってみせるね」遠い日の記憶その男の子は今は集中治療室に意識が戻らないその部屋の外にその女の子がそのしわくちゃになった折り紙の花を握りしめていた。あれから少し時間が立っていたおばあちゃんに神約聖書の裁きは、彼女の神様としての記憶を完全に奪うことだ。元々家族はいたみたいで娘とその旦那さんそして孫達に囲まれ「おばあちゃん大丈夫」と孫の男の子が手を握り近くの店に買い物にいくなど今ではそこらのおばあちゃんと何も変わらず遠くで娘さん達と一緒に暮らしているとワンワンさんが教えてくれた。あれだけのことをしてもやっぱり神様として今の人として生きていくことを罰として神約聖書が与えたようだ彼女も神様として人を良くも悪くも愛しんできた結果なのかも知れない、いじめっ子JKのあの時の言葉が耳から離れない動かない男子生徒を抱えたまま「どうしてこんな事ねぇどうして」その場に意識があったのはあたしとワンワンさんだけきっとあたしが彼を刺しこのような状況を作ったと勘違いううん違う確かにあのおばあちゃんが彼を刺しこの一連の首謀者だったけどそのおばあちゃんを裁くために布袋様も同じく神約聖書により裁かれた今は男子生徒も布袋様も眠りについているいつ目覚めるか分からない。そうこの直接的な原因を作ったのは紛れもなく私なんだ。

こちらは神世界「どうなってんの!ホーのやつ帰って来ないじゃない」まぁまぁと言う寿老人「布袋にはちょっと物世界の方へ」三角定規の角が鋭くなる「聞いてないわよ」そりゃいうとこうなるから「勝手に動かないって」弁天の姿は最早そこには無かった。全く弁ちゃん弁ちゃんいって後ろにいるのが当たり前だと思っていた「あぁもう何遣ってんのよ」弁天は物世へ

男子生徒は目覚めない黒いフードなんか着て何遣ってたのよ喧嘩最強にでもなりたかった、ならなんで学校であたしに好きなようにやられてんのよ。その実腹の中で笑ってたり、もう集中治療室からは出て普通の病室にいるおばさんやおじさんは昔のように幼なじみとして接してくれるいじめていた事は話して無いんだ、あたしは昔の幼なじみを演じるおばさんもおじさんもあたしが見てるからと安心して任せて今は家に帰っている。「やっと見つけた」知らない間に同じ背丈位の女の子が横に立っていた左右対称の三角定規?を髪からつけている「神力はかなり弱いでも神約聖書くっ言師か」ちょっと勝手に入ってきて何ナノこの子まさか彼女まぁ別にいてもでもおじさんもおばさんも何も言わなかったし、親に隠れて付き合って黒いフードも彼女の影響ナンじゃ何故か負けられないそんな気持ちになったあたしの方が付き合い長い訳だしそうお姉さん的存在としては、話を聞いておく必要があるわ。

「あの初めましてあたしこいつの近所のお姉さんです」適当な言葉が見つからないてかタメじゃん「んお前私が見えるのか?」何近所の知り合い風情が小姑ぶるなと、「なるほどお前一度神かそれに連なる何かに体を貸し与えた巫女みたいな者か」何のことを言ってるのか私には分からなかったが次の言葉に彼女を掴んでいた「神力は消えた訳じゃない目覚める可能性はあるか」それが何処の誰だろうが構わない目が覚めるその言葉をどれだけ待ったか「ほんとにほんとに目が覚めるのね」良かったとその場に倒れ込む涙がとどめなく流れていた。

言師としての務めもなく今は普通の学校生活を送るあれからいじめっ子JKは学校に来ていない多分布袋様というかあの男子生徒について病院にいるのだろう。あたしは何をしてるかって放課後補習真っ盛りです。外では部活動の声が聞こえる殆ど病室の生活だった病院のお姉さんに教えて貰って難しくなるとお姉さん何処かに消えてしまってたっけ、つまり勉強なんてさっぱりよ状態なのだ。気づくと外はもう暗かった普通ならママ迎えだろう、うちはワンワンさんなのだ「今日は何か異変ありませんでしたか」学校に居るときは規則もあるので神約セット一式の入った杖こと髪留めはもってこれないなので、あたしが神力を感じることが出来ないなのでワンワンさんに何かあったら一式を持ってきて貰うことにしている「特には無かったが」歯切れの悪い言い方だった「気になることでも?」「昼前のことだ神力を感じその場所に行ってみると、前にあの黒いフードつまりあの男子生徒がいた場所に前と同じ奴らが倒れていたもう布袋達は目覚めていない状況で起こると偶然だとは思えないんだ」「誰かが何かの目的で同じ者達を狙ったそういうことですか」「間違いなく神力を持った誰かが動いているということだ」薄暗かった帰り道も話が終わる頃には真っ暗になっていた。

その日の朝「何故ついてくる」三角定規に私はついて行っている朝方目覚めると三角定規が来ていた名前は弁と言うらしい見た目結構可愛らしいあたしも髪伸ばそうかな彼女はほっとした顔を見せ去っていく「何処行くの?」あたしは咄嗟に聞いた「決まっているこの現状を作った奴を捕まえ問いただす、そのためにまず神力の後を辿る」確かにここにいてもやることはないいつ目覚めるかも分からないちょうどおじさんたちも来たので変わって貰い今は彼女についていくことにした。「ここだ」げっここって見覚えってかあたしが騙されて閉じこめられ危うかった場所じゃん「ここで神力を強く使ったのか」神力?何のことか解らないが、ここに来たってこと?何でなんだろう「おいなに人の縄張りに無断でおおまえ」間違いないあの時親身になって話に乗ってくれた男そしてあたしを言葉巧みに騙し閉じ込めた小悪党め「お前くそ思い出セねぇ前にどっかで」まぁ案だけのことしときながら、忘れましたで済ますきかこの野郎「神力が働いているこれは」弁さん彼女は全て悟りました的な発言だ「まあいいやこちとら大会でぼろ負けしてむしゃくしゃしてたとこだちょっくら遊んでもらおうか」あたしはこいつの実力を知っている本気でやったのに前は勝てなかった今回も「お前戦うのか何のためだ?」「あいつが何のためにここにきたのかは分からないけど、あたしが弱いとダメだと思うんだ守って貰ってばっかじゃダメだと思うんだ」

「何で手を出したんだよ」「土行神とは相性悪いし一人で突っ込むのは無謀なんだな」「別にほー、の力が無くても倒せてたし」「オリは弁ちゃんが傷つけられるのは見たくないんだな」「ありがと、ほら行くわよ守ってくれるんでしょ」「うん」………

「おらおらさっきまでの威勢はどうしたよ」見るといじめっ子JKが追い詰められていた「まぁ顔に一発入れてもうそんな口が叩けないようにPTSDにしてやんよ」男が放った拳は三角により跳ね返る「なんだ?何かあんのか」あたしの前に弁さんが立っていた「助けたいって今も思ってる?」「もちろん思ってる」わかったといって手を差し伸べる「手伝ってあげる」そう言って消えた?胸がとても暖かい「どうなってんだよここん所ついてねぇあんたをさらったと思ったら変な黒いフードの奴が現れて、あんたに手を出すなって頼むしって俺あんたのこと知ってんのか?くそ頭がこんがらがる」そこら辺にあった鉄パイプを取りこちらに向かってくる恐いでもあいつがここに来たのってあたしのために一つすっきりした自分を信じて拳を打ち出す鉄パイプの方が早くやられてしまうかと思ったら体の真横に三角定規が出現し鉄パイプを弾いたそれと同時に拳が相手にクリーンヒットし男は伸びてしまった同様にその場にいた男達を倒した後ふと弁さん彼女が現れた「ここにはこれ以上手掛かりは無さそうだ」あたし一人にやらせてと言いたかったがそれよりも、あいつがあたしのために戦ってくれてたてのが、うれしかったやっぱりこの頃出来た彼女より、昔ながらの幼なじみを取るなんてけしからんよなどと思いながらも「ニヤニヤ気持ち悪い」と弁ちゃん彼女に言われてしまった。

次の日久々の休日1週間の疲れをこの二日間で取り返さなきゃ、と言うわけでエンジョイしたいのをグッとこらえて色々あった病院に来ている若医者のお兄ちゃんと看護師のお姉さんが去った後かなりバッシングされた患者の数も激減したが車などを持たないお年寄り達や地域の皆様のおかげか何とか続いてるようだ。あの男子生徒は一般病棟に移っていたワンワンさんは大きいのであたし一人で病室には来ていた髪には神約一式入りの髪飾りをつけている男子生徒からは確かに神力は感じるただとても小さくワンワンさんが言っていたように、彼らが目覚めたわけでは無さそうだ。

「あらお友達かしら?」おばさんおそらく男子生徒の母親だろうドアが開いたその後ろにあのいじめっ子JKがいたあぁ!と言う私の口をふさぎ「えぇ同じクラスの一緒に遊ぶ約束をしてたのでこれで」とあたしを強引に部屋から連れ出し屋上へ「あんたがどうして?」と彼女が言おうとした瞬間いいや彼女と会った時から感じていたこの神力は神世界で一度感じたことがある「久しぶりね人間それに狗牙」ワンワンさんが現れるいじめっ子JKはワンワンさんにびっくりしたのか腰を抜かす「お前までこっちに来てるのか」「お前までってことはホーのことなんか知ってるわね、どうしてあんなことになってるの」ワンワンさんを静止するようにあたしが話さなければならないから「あのね聞いて欲しいのあの状態にしたのはあたしなの」弁天の三角定規が今までに無く鋭く二等辺になっていく「あの状態にした?あいつは仮にもいいえ七福神の布袋よあんたに人間程度なんかにどうこうできるわけないでしょ狗牙あんた説明」そう言うとする彼女の前に立ち塞がり続ける「七福神布袋はあの子と神約を行い彼が意識を失ってから神力を注ぎその体を奪った」「違うあいつがそんなこと」わかってる布袋様は彼を守るいや彼が護りたかったそこのいじめっ子JKを守ったんだ。でも結果は「これは重大な神約に反しているので神約聖書を持ってこれを裁いただけです」神力が膨れ上がる。三角定規が二つから四つに増える戦闘態勢なのは分かる。ワンワンさんがいることを考えても相手は七福神弁天実力はまだ分からない黒竜の衣はまだ髪飾りの中だこうゆうとき着てこなかった事を悔やんでしまうだけど着ていたとして、どこまでやれるだろう。相手の攻撃は黒竜の衣で躱したり例え受けても黒竜の神力で回復出来るかもしれない弁天様があの目神様並のじゃなければだけど、くよくよ考えてもしょうが無い弁天様の後ろの三角定規四つが手裏剣のように一つになる「いくわよ」三角定規手裏剣を投げようとした時弁天様の袖をいじめっ子JKが引っ張った「こんな事してる場合あんたはいいえあたし達はやらなきゃ成らない事あるでしょそのために力?貸してくれるんじゃないの?」その言葉に目を丸くし納得したのか三角定規を元の二つに戻すと「分かったわよ」そう言うとその場をいじめっ子JKと共に去っていった。「ほっておいていいのか?」ワンワンさんが私に尋ねる確かにさっきいじめっ子JKが止めなければ弁天様と戦いになっていただろうこちらにワンワンさんがいるとはいえ神約をしているいじめっ子JKもあの様子では弁天様と一緒に戦ったろう彼女たちはまだ神約に反しているとは言い難いので戦いは五分五分かやはりこんな時直接的な攻撃手段があたしには無いのが悔やまれる「大丈夫だとはいえませんがまだ彼女たちは明確な神約に反していませんなので取り敢えず」「さっきはその出しゃばってごめん」いじめっ子JKが弁天様に謝っていた。「あたしもかっとなってたし、ってか何であなたたちがついてくるのよ?」すぐ後ろをあたしとワンワンさんがついて行っている「もちろんあなた方の力になるためですよ、何も神約に反した者を裁くだけが言師の役目ではありません神約を反さないで済むようにするのもあたしの言師の役目だと思っているので、それにこのままいけば遅かれ早かれあなたたちと対峙するかもしれないならばあなたたちのやらなければ成らない事を手伝って戦いを回避する可能性を探った方が得策だと思った訳です」ちょっとだけ付け加えるといつ何処で狙われるか待つより相手の背後がとれていた方が何かと得策なのは黙っておこうとワンワンさんに言われたからなんだけど、「これからどうするんですか?」「布袋の神力が思ったよりも減っていたわ、あたし達、七福神の神力は同じなのでもあそこにいた布袋は神力のほとんどを使っていた確かにあの人の子に神力を与え体を奪うために使ったそう考えてもいいけどそれにしても神力の消費が多すぎるの」どういうことそれっておばあちゃんとの戦いはお疲れモードだったって事「何処かによった」いじめっ子JKがポツリと話す「そう、そしてそこで神力をかなり消費したのか、せざるを得なかったかまあいってみましょう」どうやって?と言いそうになるところをワンワンさんが「あいつらは七つで一つ………まぁ神力を七福神同士なら感じることが出来るんだ」へぇ便利だなと思う反面って何でワンワンさんがそんなこと識ってるんだろ……とにかくあたし達はその場所に行ってみることにした。その道中いじめっ子JKがあたしに聞いてきた「あの時あなたがやったんじゃなかったの?」彼女はことの顛末を知らない最後までおばあちゃんに体を乗っ取られていたのだから当たり前だけと、いきなり目覚めて大事な人が目を覚まさないならその目の前に立っていたあたしを攻めても詮無きことだ「さっきもいいましたけど彼の今の状態を作ったのは紛れもないあたしですだからもし全てを知ってその上で出すあなたの答えがどんな物であれ正面から受けるつもりです」そう言うと彼女は黙ってしまった。「ここって」その場所に到着して初めて声を上げたのは、いじめっ子JKだった街の外れにある小高い丘夕暮れも近いせいか懐かしそうに辺りを見回す、弁天様が確信したように話す「間違いない神力を使ったのはここだ」どうしてこんな所でと思っていたところいじめっ子JKが「まだあったんだここあいつとよくここに来てたっけ、あたしより小さくてそして後を付いてくるように二人だけの秘密基地だってあたしが隊長になってって二人しかいなかかったから隊長も何も無いんだけどね、その時上から影が落ちてくる「とぉりゃー」棒切れが直ぐさまポキッと折られびっくりする少年そしていじめっ子JKが口で息を吐き拳を温める。「どうしてこんなことしたの?」あたしが尋ねる男の子は腫れあがり煙の出る頭を扇ぎながら「お前らこそ黒フードの兄ちゃんが守ったこの場所を取り返しに来たんだろ」まあでっかい犬にゲンコツと三角定規のお姉さん方真面な集団には見えないわね、いじめっ子JKがもう一度口で息を拳に吐くのを抑えあたしが尋ねる「あたし達はここに黒フードの兄ちゃんのことを聞きに来たの詳しく教えてくれるかな」「お前ら本当に」木の枝を振りかざすそこへ「信じていいと思う」影から一回り小さい女の子が現れ男の子を止めるわかったといって木の枝を下ろしたのだった。沈黙が流れる振り下ろしたはいいものの特に男の子といじめっ子JKはガンの飛ばしあいだ「あたしが話すね」と女の子が口火を切った「あれは1週間前のこと、この場所を見つけて一年ぐらい二人で秘密基地に使用って色んな物も揃ってたし」いじめっ子JKはまだ残ってたんだと懐かしそうに一つ一つ思い出すかのように見渡していた「そんな時知らないおじさんたちが現れて、ここは建物が建つからどけってそれだけじゃなくてあたし襲われそうになって」「俺に力が無くてもうダメだと思ったとき黒フードの兄ちゃんが現れてコテンパンにやっつけてくれたんだ」「それからも黒フードのお兄ちゃん毎日様子見に来てくれて」すごいないじめっ子JKを影ながら守りこの子たちも守ってたんだ。だからあたしたちやいじめっ子JKが拉致られたときは、その場で助けられなかったのか「三日前におじさんたちが大人数と大きい車でやってきて」おそらく重機などを使い人数で何とかしようと思ったんだろ黒フードの「お兄ちゃんも疲れてきたみたいで」男の子が立ち上がりまるで自分の如くその時の説明をする「でもさそん時すんげートウキってのかなとにかくすんげーのがぶわぁーってそんでギューッと兄ちゃんの中につまってさ次の瞬間地面をどかーんてで気付いたらおれとこいつ以外全部遣られててでっかい車も跡形もなく消えてたんだ」男の子は目を輝かせ鼻息荒くことの顛末を話したのだが如何せん女子率の高いこのメンツでは中々今のを翻訳出来る「なるほど」三角定規がいたよ「布袋の神力は力の通しよ」「力?通し?」「与えたい物に限定させて攻撃をしたつまり神力を伝達させたということ勿論、神力の消費量も対象を限定させたり広範囲に行使させる場合は激しくなるわ無論それも布袋の力の一部だけどね」まだあるのよねと言わんばかりだ。ここら辺はこの男の子といい勝負だ「でも次の日からお兄ちゃん来なくなって」涙目で女の子が話す「バカ兄ちゃんは大事な人を助けたいに行ったんだよ」いじめっ子JKが胸に手を当て握りしめる「それってお兄ちゃんが話してくれた女の人のこと」今度は女の子がはにかみながら話し始める「この秘密基地を一緒に作った負けん気が強くて寂しがり屋でその癖弱いところは見せないどっかの誰かさんに似てるって」「お前自分の意見も入れてんだろ」「でもあってるし」「その女の子はおまえと違ってお淑やかなんだし」「お兄ちゃんそんなこと言ってないでしょ」口喧嘩がヒートアップまあまあとあたしが止めるのを横目に、あぁそうだったこんな感じだった大きくなって変わったけどああやってよくここであんな風に基地のこと遊びのことくだらないことですぐ口喧嘩になって、あたしがあたふたしていると男の子の拳が女の子の頭に泣き出した直後男の子の頭に雪だるまが完成して新たな湯気が出ていた。まぁあの時はあたしの方が殴って終了が多かったかな何やらニヤニヤと笑ういじめっ子JKがいた。夕方になりこの場所を取らないという約束を二人と交わし二人は仲良く家に帰っていった「でも必ず最後はああやって仲良く……」いじめっ子JKは握り拳を握りくそっといった感じで俯いている「これで神力の謎は解けましたね」どうする気かなそれでもやっぱりあたしと戦うあの時の話の顚末を話せば、いや彼の今の状態を何とかしないとどうにもならない「話があります」あたしはおばあちゃんのこといじめっ子JKが乗っ取られていたことそして布袋様がとった行動のこと全て隠さず話したいじめっ子JKは自分が許せないのか地面を強く叩く弁天様は「ホーの奴らしい」といいながらも三角定規が尖っていたいじめっ子JKの心の中弁天様が現れ一つの提案をするわかったといじめっ子JKはうなずく「それで答えは」あたしが尋ねると弁天様が「確かにあんたのせいじゃないでも結果はあんたがやった事は許せない」「ごめんあたしも操られたあたしに対する怒りはあるけど直接あなたがやった事は認められない」結局バットエンドかワンワンさんが真横にくる「さっさと着替えろ」着ずにすませたかったなどと思いながら袖を通す、いじめっ子JKは息を整え弁天様と同化していくいじめっ子JKの髪が腰近くまで伸び三角定規が背中に現れる「分かってるとは思うがあいつらは同化している先ほどより弁天が出せる神力は大きいどうする」まずは相手を分析すること「まずはあたしが止めた続きからね」そう言うといじめっ子JKの背中の三角定規が4つになり合体投げてきたワンワンさんが前に出る鋭く尖ってたしっぽでとんでくる定規手裏剣を弾く定規手裏剣は彼女たちの意のままに動くので何度も襲ってくるワンワンさんが弾くのであたしは棒立ちだ完全に戦ってるのを見ているだけ直接戦えなくても何かできるはずそれにしてもワンワンさんの尻尾攻撃って結構切り裂いて来たはずなのに、あの定規手裏剣攻撃能力というより防御能力の方がすごいんだそれでも弾かれるって事は力負けしていないじゃあ何で弾かれる事が分かって同じ攻撃を攻撃手段が他に無いいや「ワンワンさんここは一旦」だが遅かった定規手裏剣がワンワンさんの前で「ここだ」四つに分裂しワンワンさんの四肢を貫く「尻尾攻撃厄介だけど体幹が動かなければ自ずと範囲は決まってくる」ワンワンさんが尻尾を伸ばし攻撃?「そう届かないのよね」くそと三角定規に攻撃するが弾かれる「無駄みたいよ弁天様の力てのそれがあるみたいだから」さっきの一見無駄な定規手裏剣はワンワンさんの尻尾攻撃の範囲を確定させるため「これであんたの攻撃能力は封じたわ」彼女の言うとおりあたしにあるのは黒竜の衣と神約聖書の二つだけどちらも攻撃手段じゃないとはいえ「それはあなたたちも同じなのでは」そうだ確かにワンワンさんはあたしたちにとっての攻撃担当だけどその動きを封じてあるあの三角定規は弁天様の力の源?みたいなものだなら彼女たちの攻撃手段も「!」間一髪躱したいつの間にか踏み込まれていた「へぇ、喧嘩慣れしてる風にも何か武道習ってる訳でもないのによく躱すわね」速いはっきり言って躱せたのは目神様との戦いで得た感覚があったからだ「実戦って恐いんだよなあたしも練習では出来てたことも」いじめっ子JKが目の前に「本番になると相手に好き勝手遣られてて」後ろに下がると同時に滑るようにいじめっ子JKの体幹が前に同時に拳が腹に一撃体幹が移動することにより拳がめり込む跳ね飛ばされる前に足で踏ん張る「いい根性じゃん舌噛まないようにね♪」唇から血が口の中を切って痛い「顔が歪んでる割に眼は死んでな~いね、あなた実戦経験があるみたいね」「ええ軽い鬼ごっこくらいですかね」今のでわかった弁天様はワンワンさんを押さえるのがやっとなのかまたは温存か分からないけど別々に攻撃はない、それに今気づいたあたし口から血が出てる黒竜の衣が作用してない?違う確かに黒竜の部分は一撃入れられた腹の部分に来てる、「ふーんその衣も何か特別製みたいだけど、殴った感触がやたら固い鱗みたいだったんだけどあなたもわかったと思うけど普通の武道とは違うのよね、結構喧嘩に明け暮れてる時、何かそうあんたみたいな衣に爪?みたいな肩につけた変なおばさんに助けられて三日間結構扱かれて覚えたんだよね今まではあんまし実戦でもピンと来なくて役に立たなかったんだけど今はこいつがぴったり合うだよね」物世界にも来てるのか思い当たらん訳でもないけど、つまり黒竜の衣では防げないって事か参ったな彼女たちは神約聖書の反する事はまだしていないので神約聖書ではダメだ、ワンワンさんはあの状態では動けない、黒竜の衣では防げないと来たら逃げ回るしかない。「おらおらどうした避けてばっかかよ」ばっかじゃなくて必死何ですよ先ほどのように重い一撃は喰らわないが、顔や腕など黒竜の衣がない部分は擦ってしまう程際どい、モフモフしたいモフモフ依存症がくそあたしのモフモフをモフモフさんが脚を痛そうじゃない四本ともなんて!「うぉぉぉおー」「なんだやけになったんか、わからんでもないけど」腹に一発、躱され胸、太股、痛い軋む、まだまだ「楽しいな、今どきはどいつもこいつも武器使ってばっ」いじめっ子JKに拳が擦る「か使ってこうやって」カウンターをもらってしまう「拳の殴り合いが!」もう脚がぐらついて一歩も動かない「もう限界ね終わらせて、消えた?」(しまった拳を止め)次の瞬間いじめっ子JKの拳が三角定規に当たり三角定規が砕けた「いつの間にか犬の間合いでもう動く力はまさか芝居?」「いえいえ自分の力ではあいたた」いじめっ子JKの上に影が浮かび上がる「こうやって助けてもらうのは神世界以来ですね」そこにはあの時のように首根っこを尻尾で持ち上げられる言師の姿があった。そして横には片脚が自由になったワンワンさんの姿が「まぁ今回は助けてもらった方だけどな」そう言うと地面を開放された脚を持ち上げ振り下ろす「このままでもいいけど弁天どうする?」意味深な発言を唱えると弁天様は残った三角定規を元のいじめっ子JKの背中に戻すといじめっ子JKが「けど何で弁天様のやつが砕けたんだ」壊した当の本人も分からない様子だ。それはですねと尻尾に吊されながらあたしが話す「結構不利な状況だったあたしがついてる事が二つだけありました。一つは弁天様の三角定規?が四つまでしか増えなかったことあれが五つ以上だとモフモフさんが尻尾まで封じられかねないので助かりました。二つ目は彼女に武道を教えたおばさんについて心当たりがあったからです、確かに弁天様と同化している事であたしへのダメージが与えられたと思いましたが今回黒竜の衣の神力を越えてダメージを与えてきたのでもしやと思いましたが当たりだったようですつまりあなたが習った武道は神武術とでも言いましょうか神力を得て初めて使える武道だったみたいですね」いじめっ子JKが高らかに笑う「あのおばさん神様だったのか、まいったまいったさてあたしは楽しかったからもういいけど弁天様はどうする………そっか」そう言うと二つに戻っていた三角定規を四つに増やすどうやら二つまでは減らしても何ともないがそれ以上減らされるとやばいのかなという事はさっきの呪文はこれのことなのかと思っているうちに二つが四つに定規手裏剣だ。また投げてくるのか二度同じ手が通じるいじめっ子JKが手を上に上げ砂煙が立ち上る視界がこの間に攻撃かと思っているうちに砂煙が鎮まると彼女たちの姿がなかったどゆことまさか逃げた?何のためにそうか「ワンワンさん病院へ急いで」そう言うとワンワンさんに飛び乗るモフモフモフモフあたしだけのあたしだけのモフモフだあぁこの毛触り独り占めモフ「どうして病院何だ?」「ふぇ?そそれはですね」いかんいかんモフモフ依存症が深刻化しているコホン「おそらく戦いを楽しみたかったのは彼女の方だと思います弁天様は彼女に神力を貸して実際の目的は別にあったんです彼女たちの本来の目的は同化して………」病院へつく頃はもう真っ暗になっていた黒いフードの男子学生と同化している布袋様が眠る病室そこには案の定彼女たちがいた「やっぱりここだったんですね」「この人間を目覚めさせるにはかなりの神力がいるただの神約では無理だったそこであたしがこの娘と同化して神力を上げる必要があったわけ」どうやら弁天様が表に出てきている「心配しなくても娘なら中に居るわ」弁天様が全力で男子学生に神力を注ぎ込む「いいの神約に反するレベルよ」「それでいいんですか?」「構わないわホーの奴がいないのは面白くないから」そう言うと男子学生が光中から丸い玉が出てくると同時に男子学生に血行が戻ってくる丸い玉を握るとそれをあたしに投げる「あんたに預けるあたしと共に」そう言うと彼女自身も光中から丸い玉が出てくる「これは弁天様彼女が残した物あなたにさっきの玉と一緒に持っててほしいって最後にこの光は神力の残りってとこもうすぐあたしの今までの弁天様や彼の布袋様に関する一切の記憶が消えるその前にお礼が言いたかった戦い楽しかったホントにいろいろありがとうな」そう言うと光が消えて彼女はベットに倒れ込んだあたしの手元には二つの玉が仲良く並んでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ