五十ページ目
爆発の直後天井から落ちてくる影があったそれには見覚えがあった「あれって確か鳥さんのお孫さん、理母ちゃん?!理母ちゃんだよねぇ、不鎖お姉さんも心配して」あたしの前にジュロさんが立つ「あれって理母ちゃんだよね?まだ話しが」頭上からすごい衝撃が見ると「弁天!!」頭上には弁天が三角定規を展開して丸い球体を防いでいる「あの子はこの前探しても居なかったでしょつまりは倒されたか″自分でついていったか″でも前者ならあいつらと居るわけないでしょ」目の前の理母ちゃんからは感情を失ったそんな感じだ「遣れますよね、理母さん」その言葉に左手を掲げるそこには銀色のアクセサリーがついているそしてそれは見る見るうちに大きな二本のプラスとマイナスに左右の先端が成っている繋がった武具に変わるマイナス部分を持ちプラス部分をアタシに投げつけるも、ほーちゃんが其れを弾く、マイナス部分を地面に突き刺す次の瞬間マイナス部分を持っていた理母ちゃんがプラス部分を持ってほーちゃんを通り越えてアタシへの攻撃違うあたしは咄嗟に「ほーちゃん!」ほーちゃんを体内に戻し彼女が掴もうとしていた者を先につかみとる、掴み取れなかった事を悟り彼女はもう一度地面に刺されているマイナス部分に戻る「悟られてしまいましたね」咄嗟の判断だったとはいえ動けない彼女を狙ってくるなんて「彼女は貴方達の仲間ですよね?」太陽核を起動させたまま「仲間ですか、あたしにはそんなつもりは無いんですけど″それの回収″も頼まれているので隙を見てと思ったんですけど、どうも上手く行かないかな、こっちも神力出しているのでいずれ気付かれるのでなるべく早くケリをつけたいので」彼女が一歩下がるその隙間から理母ちゃんが突進、この前までの鳥さんの孫はあの後ろの羽根をばたつかせる方法の近距離戦闘タイプだったのに、この前の猫メイドもそうだけどあれが鳥さんの話してた神溜鋼っていうのから出来た″神器質″今まで感じた理母ちゃんの神力とは異質だ似ていると言えば神溜鋼から出来ている神器質は神力が似ているがそれは本来の理母ちゃんの神力に神器質の神力を混ぜた感じだコーヒーをお湯で作るとコーヒーだ、それがこの前の猫メイドの感じ、だけどコーヒーを牛乳で作ると今の理母ちゃんといった感じだ等と考えながら攻撃を躱すJTを抱えながらの戦闘守りながらは本来ならきついだが、数でいえば二対一の構図だが、理母ちゃんの攻撃をマイナス部分に逃がすように追い詰めてやるとどのつまり彼女はマイナスとプラスの二つしか移動できない追い詰めてやることはっと、追い詰めたと思ったが、なるほど近距離戦闘専門じゃなくなったという訳か太陽核をかざしその回りの惑星核を自在に操る孫に少し手こずる、数個の球が孫さんを中心に回っている遠距離ではお孫さん、その隙間を理母ちゃんが埋めるといった感じかな真っ直ぐお孫さんを見つめ「鳥さんも探していました。何故プロキシアスの社長に協力を?やっぱりお父さんだから?」惑星核を操りながらも「違うあんなクソオヤジどうだっていいあたし達を捨てて出て行ったし」だったらと言うアタシの言葉は強く否定される「貴方はママにあったのよね?」ママというとあの小さくて鳥さんの間から出てきた、具合が悪そうだったけど「えぇ聞きました、病気だって」少しの沈黙の後に「″無溜神縮″って神病なの、簡単にいえば時を重ねる程に″小さくなり神力も比例して弱くなる″昔はママはあたしよりも遙かに大きな鳥神だったけど今ではおじいちゃんの羽根の中に埋もれるほどの小ささになってしまった、これから先も小さくなりいずれは視認すら出来ずママの声も聞き取れなくなる、今の神世界ではその神病は治らない、バカオヤジもおじいちゃんも探し廻ったけど見つからなかったでもバカオヤジはある可能性を見つけた実際その事が上手く行くかは分からないけどでも″時間は無限には残されていない″この一時一時がママの体を縮めるの、だから(正面に向かい見つめ返す)あたしは賭けたの″あのバカオヤジに″例え神世界のルールを破る形になってもあたしは突き進む」ふと立ち止まってしまう明らかに動きが鈍る(何も言えない)孫さんの背中が羽ばたく彼女が移動する事で読みづらくなる(彼女は″ただ自分の母親を助けたい″だけなんだ)そのすきをつき理母ちゃんの神器質のプラス部分が目の前にと同時に入れ替わり目の前に理母ちゃんが現れる(あたしだって同じ立場なら)抱えていた者が引き剝がされる感覚、しまった力がすぐに引っ張り戻すものの理母ちゃんとの引っ張りあいになる「ダメ、渡せない!何で擱坐くんを擱坐くんを……どうしてそっちに味方」無言で引っ張り合いをしていた理母ちゃんが「じゃああいつらを倒したら、捉えたら、どうしたら″擱坐は戻ってくるの!″」引っ張る手に力が入り少し理母ちゃんの方に引っ張られる「師匠に頼んでも、無駄だって解ってる神世界のルールたる″神戻し″と呼ばれる事象は覆らない」人なら″死んでしまう事″や″年を重ねる事″それは人ならば避けては通れないことそれと同じように神だからといって全ての事が制限もなく出来る等というわけじゃない人に比べて出来ることが多いただそれだけ神様も万能ではないと前にわんわんさんに言われた「さっきのお孫さんと同じって訳」アタシが喋ると引っ張りながら頷く、お互いに引っ張り合うが、答えが思いつかない、そんなの間違ってると切り捨てるのか、何とかなると思いもつかない言葉を並べるのか、分からない相手の気持ちにたってなど、そんな高校教師今時いないか、実際″相手の気持ち″なんて分かりなどしない分かったつもりになってるだけだ、あたしには理母ちゃんのような弟も居ない壮絶な体験もしたことない、お孫さんのように不治の病気に苦しむ親も居ない、力が入らない気持ちが負けてるダメだと自分で解っててもどうしようもない両足で踏ん張る多方向から球がダメだ弁天!!三角定規で防ぐも四つのみ三つはすり抜ける「七福神は確かに強い、七つの力はどれも強力だが、それ故制限もかかる一つ例えば今君が主に使っているのは布袋の力だそれに上乗せして弁天の力を使っている、多分使えて二つが限度かな」当たっているほーちゃん達はなるべく単独で力を貸して貰っている一つはあたしへの負担の軽減ともう一つはわんわんさんが強く否定したことだった。地面に亀裂、頭によぎるのは、まだ球!土煙と共に周りの地面が揺れる。元々崩れやすい地形お孫さんが揺れてそれに伴い太陽核の位置がズレる中心がズレ目標からズレる惑星核理母ちゃんと持っている手の間に大きなドリルが割り込む土煙が止むとそこには大きな穴の後と理母ちゃんの姿しか無く……一部始終をイヤホン越しに聴いていた苗だったが通信が途絶える(さっきの地震はそれに電波障害って)「誰か来た」茶々姫が啜りながらドアの方を見ているドアの所には警察官とクラスの担任が一緒におり中に入ってくる「みんな待たせてすまないあたたっ」先生は同じ姿勢だったのか腰が曲がり首を痛めていた「どうやらこの学校にテロリストの残党が入っていたみたいなんだ」テロリストの残党確か非凪おばさんとこが支援に失敗したって言ってた「そこでそのだな、こんな時なんだが」先生が話しにくそうに話していると横の警察官が「我々はテロ対策の特別チームだ、単刀直入にテロリストを手引きした者も居るかもしれないとの情報があってな、一応無視は出来なくてね、皆さんにはもう暫く付き合ってもらいたい」なるほどSIMカードを入れ替え下着に隠す今となってはただのイヤホンとスマホ持ち込みは厳禁なので没収かな、だけど足はつかない、かおりゅんの寝顔にあたしと茶々姫がイタズラしたとっておき画像が流出する程度だ、あの義理のお姉ちゃんは神様なので見えないから問題ない、となると気になるのは二つ隣か……「荷物検査までやんの~だるいわね~」と爪を削りながら手鏡を見ている里依ちゃん「まぁ里依がやばい奴らと連んでたけどまさかテロリストなわけないか、でも爆発もあったみたいだしそのテロリストの仲間ってのがいたらちょっと怖いよね」隣の席のツインテールを揺らしながら肩をすくめ震えている。苦笑いしながらもこれもまさかいや十中八九″苗″が絡んでいるあの言師の子も関わっているんだろう。頭が痛いあたしのこれは(右手を見つつ)まだ、ただのアクセサリーでしか無い見つかっても私以外ってかあたしが持ってもただのアクセサリーだけどまぁ大丈夫か今は気長に待つしか無いかな………地面の中ドリルは続くよどこまでも~と地下を掘り進んでいる「如何して助けてくれたの?というかまずあなたは誰?」先ほど理母ちゃんとお孫さんに挟まれ心がもう少しでポッキーと折れそうになってた矢先真下からタケノコこんにちは状態で出て来て開口一番「その神器質を遠くへほおりなげて」と言い放ったかと思って投げると理母ちゃん動けなくなっちゃうし、横を眺める先ほどまで必死に守ってたこのお姉さんの知り合いなのか?等と考えると「運転しながら失礼、あたしの自己紹介の前にそこの彼女は無事な確認だけさせて貰っていいかしら」この声からも彼女が大事な事が伺える「ええっ無事よ(運転席の後ろによたれ係る彼女をあたしは確認する)息もしてる、熱もないわ」そう言うあたしに「そう、良かった間に合って」ほっとする彼女に「じゃあこちらの質問にも答えて欲しいのあなたはいいえ貴方達は何者、プロキシアスの一員なら何故あたしを助けたのか?うがった見方はしたくない、でもこのままじゃワナかもしれないという不安も取り除けないの」あたしは正直な気持ちを述べた、事実ここはどこかは分からないドリルによる穴掘り最中からどこかの地下を進んでいることはわかる、ドリルマシーンの中は狭いこんな所で戦闘になっても困る片方の彼女が今は寝ていてももう片方の運転する彼女が止まってしまえば、動かす方法を知らないあたしではどうにも、こうにも行き詰まり酸素不足で窒息なんてオチも思いつく、そんなあたしに「そうねまずはあたし達はあなたの敵プロキシアスの社長の僕よ」何を言ってるんだろう仲間、実際仲間なんてこの状況下で言うの、ジュロさんが横に出て来る『落ち着いて下さい、運転する彼女も神力は有していませんなので、脅威なり得ません』その言葉に「確かに神力は感じないけど、こんな所で止められでもしたら、あたし窒息しちゃいますよ」何もない横の空間に対しあたしが言葉を投げかけるのを見て「ホントに人なのに神力を持ってるのね」初めて現物を見た感想なのかなんだか愉しそうに話す「勘違いしないで確かにあたしもそこの彼女もプロキシアスの社長である導、オリジナルのホストである彼のグラフトつまり一部なの、そういう意味で″彼には逆らえない運命″なの僕というのはそういう意味」彼女の意味が理解出来ない「つまりはあたし達の敵だと言いたいんですよね」彼女は首を横に振る「そうね、隠しても意味は無いから白状するとあなたの身柄を手土産に仕事でのツケをチャラにしようなーんて考えて色々策も労したわ、でも上手く行かず結局はあたしの最後のとっておきもあなたに敗れて」あたしの横から「今回の……件はあたしが……勝ってに遣った……ことです……非凪様は……何も」息も切れ切れ話すその仕草に運転席から「あーあもう少し寝てたらあたしが全部の罪を背負ってって」其れを力強く「非凪様はいずれプロキシアスの頂点にたつんです表舞台でも、そのためならあたしは」持っていたナイフを片手に自分で自分の胸に「上位においての伝達″上肢の遠心性の末梢伝達物質の減少″」運転席の彼女が命じるとナイフを持つ腕からナイフが落ちる「何故ですか?この空間なら?」横の彼女はあたしの考える最悪のシナリオを遂行する気満々なのねでも非凪様は其れを止めた「無駄ね!その程度あの苗が見抜けないわけないわ、直ぐにでもこの機会にそこの言師ちゃんを捕らえようと送り込むことは分かっていた。君が独りで突っ込む性格なのは長年付き合っていればね」何も言えない真面目な横の彼女と其れを笑いながらからかう運転席の非凪様が彼女達の関係性を浮き上がらせる、なんだろうなんかほほえましいなぁと思ってしまいます「というわけですなので(一息ついた後)前を向いたまま、アタシと手を組まない」わめき散らす彼女を指差し「さっきあたしは彼女に命令出来たのは何でだと思う」少しためて「正確には命令とは違う伝達したの、例えば脳と脊髄は脳の方が上位、脊髄と四肢の筋肉では勿論神経という面で脊髄の方が上位、筋細胞と上皮細胞では再生しにくいという面で筋細胞が上位となる、こんな感じみたいに体にも上位下位というのは存在しているの、プロキシアスの社長は貴方も知ってるように神世界にて神約の違反により、先代の言師つまり彼のパパに追い出され物世界に縛られましたとさ、そこまでなら何となくある話だけどそのあと彼は″神世界へ戻った後のための方法″というのを構築しようとしたの彼は元々自分の妻である照留の神病を治すことが目的としていた。小さい頃より照留は鳥神でもごくまれに罹る神病ある一定以上までは成長するがそこからは神力が減少するしかも姿形も神力に比例して小さくなるのだ、鳥神の中でも活発で強く美しい羽根をもっていた照留だけど、神病が発症してしまう、運が悪いと廻りは彼女に期待しなくなる。当然、神としての将来もない彼女にはただ己の運命を呪うだけが待っていると思っていたのだが、鳥神長のせがれの嫁に納まる、彼女は乗り気では無かったそうです。ヤケに、なっていたと″同じ何を成そうが何を求めようが何を残そうが″同じなのだと、実際夫となった彼は家に戻ることは殆どなく、ただお土産は欠かさなかった、変な木の実、ドロドロに粘る水、細長い二つに分かれた肉片など最早嫌がらせだと普通なら思うものばかり姿すら見せないことからこんなあたしを嫁にとった嫌がらせなのだと思ったに違いありません、でも他に道もなく″弱い自分が悪い″と思っていた考え無ければいいと、でも実際は違いました神世界の奥にある太古の神木、五行神が一角の一部、近付く者さえいない異質なる神の国などボロボロになりながらもせがれ君は必死に探していました″神病に有効な方法を″彼女も初めはそんな彼の態度が分からなかったが、鳥神長の言葉やボロボロな姿を見て、彼に寄り添うようになる」長い話ここが地下だと忘れてしまうほどの昔話其れを聞いて今そんな心優しいドラマの主人公が神世界へ反乱を起こそうとしているそんなことを思い静かな室内にCM明けのドラマが始まる、娘を設けた夫婦奥様は彼よりも背が高かったものの今は逆転し彼の方が高い、高さだけじゃなかった大きさも一回り小さくなっている、背中には後ろに小さい羽根を持った娘を背負っている。その頃にはもう古くから伝わる神世界のことは調べ尽くしたの、でも彼女の神病を治すに至ることはなく、でも傍らの彼女は後悔していなかった。確かに神病を治すには至らなかったけど″無意味だと諦めていた自分がこうして大事な者が二つも出来たのだから″けど諦めなかったのは彼の方だった(冷たく凍るように声が低く下がっていく)大きなおもちゃ箱をひっくり返して探していたおもちゃが見つからないだったらそうだ、作れば彼は鳥神の集大成でもあり神世界の禁忌である″神溜鋼″に手を出してしまいます。迷うことなく神溜鋼を社から持ち出したことはすぐに知られてしまいます。その時に彼はゲンシを倒してしまいます。これを重く見た社の主たる五行神は、本来の神溜鋼の持ち主である鳥神にその責任を取らせようとします。鳥神長であった彼のパパである″天裸形″が新たな減師となった訳です。そして新たな減師の神約聖書により物世界の刑に処せられ、まぁなんだかんだで我が子供何でですね。厳しくは出来なかったということでしょうね。手元には神溜鋼しか残らず奥様と愛娘と別れてしまい、ショボンとしてしまった彼なーんてネガティブな彼ではありませんでした、異界の神、神世界に突如として現れた神″矛盾なる神″神世界を探しているときに見つけた文献そんなものが彼の頭によぎっていた「さてと」着いたのは戦場刀や槍、鉄砲等をかいくぐりながら、まだ見ぬ矛盾への夢を頭に抱いてって直接見せたげる″記憶″を」運転しながら手招きをする、あたしは近づき彼女はそのまま人差し指で「メモリー・ロードシャット」頭の中に映像が流れ始める………自らの手を見ながら色々動かしてみる「外見は人のようだが、中身からは神力を感じる神のままだな、父上もつくづく甘いことだ、だが今はその甘さありがたく使わせて貰おう」廻りは戦場血や泥、焦げた匂いが鼻をつく「さてどうしたものか」刀が一閃頸から勢いよく噴き出る血飛沫視界がかなり暗くなる「困った……中身は神だが体の外は人である。やれやれ……人というのは面倒だ」とよっこらしょと座り込む外見はもろい普通の人なら意識を失うが肉体が人で精神が神ならば精神が肉体を凌駕している肉体がいくらやられても精神は無事だ、座り込んだまま肉体は動かない、″息溜″神力を体に煮込ませる手をグーパーしながら動かせることは出来てもその肌は白く、冷たい五感も機能している運動機能は如何ともし難いが動けない程ではないさてと先ずはそこら辺にある鎧や刀を取る、同じく息溜を行う、ただの刀と鎧は彼の体の一部のようになる、数十分後「実験に必要な材料はこんなとこか、あるに越したことはないしなさてと(生首を幾つか持ち)此所らには人気はしないしゆっくりやるか」四方数キロに渡って数十分まで戦場だったそこには居たはずの者らは居なくなり、材料のみが散らかっていた。数年後そこには屋敷が出来ていた。人?頭から足まで白い衣装に身を包む何か、それは動いている。大きい者から小さな者まで太いのもいれば細いのも居る異界かとも思える光景″白似鳥″呼ばれるそれは戦の絶えないこの世界では重宝がられる。強い者は戦闘に小さい者は諜報に、その財で建てられた屋敷だった「神溜鋼の息溜自体には、まだまだ広さと深さか、どの道設備がまだまだか実際は戦闘タイプだけじゃなく、オレの補佐役ってのも必要になるし、そのレベルの″白似鳥″になると今のレベルじゃかなり先か思った以上にかかりそうだ」羽織に身を包み作業に没頭するここの主は世間では羽織に腰に差した大きな尺白髪のそのなりから″白い閻魔とか略してハクエン″と呼ばれていた。表向きは反省し神約聖書の罰を受け容れている″白似鳥″とは自分の細胞を核にして其処らにあった材料を混ぜ創ったものだ。始めは細胞同士の拒絶もあり息溜しているとはいえ、解け落ちたり、動かなかったり、失敗ばかりだが、徐々に形は成っていく、材料には困ることはなかった「やれやれ、人ってのはどうしてこーもいいねぇ」そこには侵入してきた忍び、侍等と始めは息の根は止めないようにしていたが「まだ″白似鳥″には無理か、意思疎通や加減はどう教えたらいいものか」悩みながらも血まみれの床を歩いていく、泰平の世の中へと世の中は動きながら




