二十八ページ目
夜の街背中に大きな切り傷をつけるという切り裂き魔が出没しているバッサリと切られたその傷口は正に日本刀によるものであるそんなニュースを見て「物騒だねー」とテレビに一人言を言いながら出されたミソスープを啜っているネクタイ姿が似合っているチン!という音と共にトースターのパンが焼き上がるランドセルを自分よりやや高い椅子にかけ待ってましたと焼き上がったパンにマーガリンを塗りつけるが「ありがと~」の一言と共にパンは制服姿の女子中生が「ふっへきふぁーす(行ってきまーす)」パンを取られてふて腐れるアタシにもう一枚のパンにマーガリンを塗って「ホントに送って行かなくてもいいの?」とアタシに渡してくれる「父さんが送っていっても…」間髪入れず「恥ずかしい!」凹む父さんを慰めるエプロン母其れをよそに「行ってきまーす」と元気よく外に飛び出すピンク色のランドセルまだ使って二年も経ってない玄関脇では先程のパン泥棒こと今年から中学生になった姉が待っていた「何で送って貰わないの?」つっけんどーに歩きながら聞いてくる姉に「ねーちゃんこそどうして?」見上げながら話すプイと正面を向いたまま「ついでよついでこの頃薙刀使った変な部活出来たから場所の確保その次いでに送ってくだけよ」そう言いながらも退院したてのアタシを気にかけていたみたいだ「それに物騒な事件も起きてるみたいだから気をつけなさいよね」中学へ向かう姉は角を曲がる小学校の裏手にある中学この地区ではここら辺の子は皆ここに通っている(がっこ、がっこ)先程からその言葉を連呼している半寝間着のぷかぷか浮いているアタシと同じくらいの女の子は遊神だパジャマ師匠に色々習ったが自由に出てきては物世界を満喫している長らく病院生活外にワクワクドキドキだ分からなくはないさっきの姉もそうだが遊神はっーか神様は一般には見えない神約を結んで神力を感じるかもしくは神約をしていなくても神力の発生する場所にいるか、直接そのものに触れているか(触れていた間のみ)すれば感じることは可能だってパジャマ師匠は言っていた「オッハ~ヨッ~チャーン」ランドセルにしがみつく少女同じランドセルの色だけじゃなく黒いドレスのような服に身を包み首からは十字架を下げている同じように首から下げられる眼鏡をかけてアタシの体を細かく触り「もう~やめてよ!」と怒るアタシに「ヨカッタカワリゴザラナクテ」何が変わってないんだろうか分からないけど何でこんなことするのって聞いたら堂々と「ダッテアタシノダシ」それって友達だってことだよね?ね?それ以上聞くのがコワくなり聞けていない彼女の名前はアリカ・象嵌ちゃん熱心教徒だがお察しの通り少々変わっているかなり変わっている一時期教徒ってこんなことばかりする人達だと思ったほどだ。およしになってとキリシタンから逃げていると「ヨイデハナイカヨイデハナイカ」と片言でスキンシップを超えたお触りを強要するアリカちゃんその顔面に膝がめり込むそこには顔を眼以外見えないほどの布で隠した一見忍者かと思うような格好をしているが首から下は晒しに褌を靡かせているもうひとりのアタシの変人じゃなくて友人の教徒のリギス・麒薙ちゃんだ彼女はアタシに首からぶら下げた大きなボードに″おはよう″と、ちんまりした字で書いてくるリギスちゃんは家庭の事情で未来の旦那様以外とは喋れないらしい「ナニサラス」復活したアリカちゃんには″永遠にサヨナラ″そんな文字がデカデカとボードに書いてあるおでこを突き合わせいがみ合う二人そんな二人だがアタシにとってはかけがえのない二人なんだ(キキタヒキキタヒ)そんなアタシのランドセルの上に遊神が飛び乗り尋ねてくる。あれはアタシが入学しても馴染めずに居た頃ボードを片手にモジモジする子と片言が変だと弾かれている子そんな二人に余ったアタシで班を組んで仲良くなったんだ(ナンダンダナンダ)そんなアタシの顔を二人して見つめるアリカちゃんとリギスちゃん「何?」アタシは内心どきどきしただってアタシを見つめるその上には見えないとはいえ遊神が大きなあくびをしながらしがみついているからだ二人してジト目で白いボードに″怪しい″と一言書くリギスちゃん「ハゲシクドウイミーナーイチーカラガーボークラヲウゴカシテン」学校の鐘の音が「トキハカネタロウ」白いボードに″遅刻厳禁″アタシの両手を片方ずつ引っ張られながら学校の中に入っていく。学校内は巷で噂の切り裂き魔の話題で持ちきりだった机にピンクのランドセルを降ろすとすっかりクラスの人気者になっているアリカちゃんとリギスちゃんがいる初めはクラスで浮いていた彼女らだがそのキャラクターからか今では人気者だその恩恵を受けアタシも巻き込まれている「大変だよね」「頑張っ!」など今や国際お世話係なるあだ名まで男子からはつけられる始末教室の扉が開く面倒くさそうに日誌を片手に観音様のような白くだぶだぶのサイズの大きなYシャツをベルトの淵に一回だけ入れ込みそのまま出す残りがコートのように下に垂れ下がる「ハァーァよし朝の会終わり後は授業まで…」机を叩く音と共に「先生今日から魯魚さんが学校に来られています先生として言うことは無いんですか」パッツン髪に大きなスマイルヘアピンをしたこのクラスの最後の知性こと香山さん皆からは担任よりも信頼されるので″香山副担″または副担と呼ばれるしかし彼女の説教どこ吹く風か「じゃあ香山あとよろー」と扉が閉まるがまた扉が少し空き「そうそう今変な奴が居るみたいだから帰るときは一人でかえんなよ」………放課後ねーちゃんが部活で遅くなるから迎えに来ようかと言われたけどウチは共働きなので断り帰ろうとすると下駄箱の前に仁王立ちするアリカちゃんが胸を叩きながら「シンパイムヨウオマエノモナハアタシノモノダヨ」先生変な奴ならもう居ますがと下駄箱を空けると靴の上に白いボードで″何時何時何分地球が何回回ったとき″下駄箱の影で此方をチラチラ見ているそんな訳で三人一緒に帰る事となった「ドンナーヤツカナ」帰り際夕日に三つの影が仲良く並んでいる「そう言えば朝ニュースでやってたな」白いボードに″大刀″大きく二文字の周りにはキラキラしたものもついている興奮して其れを掲げるリギスちゃん顔に巻いた布の隙間から見えるその目は耀いているリギスちゃんの夢は自分の刀を造ることらしいコツコツお小遣いを貯めているようだこの手の話になると白いボードが真っ黒になる「ウマノミミニサンショウネコニコミゴハンブタニクノショウガヤキダネ」食べ物?それは少し言い過ぎかなと思い「別にいいと思うけどなぁ刀」とリギスちゃんを見るとボードを持ちながら″美味しそう″と創造に耽っていたオイオイ人気のない小道に差し掛かった時上の方からチリン!チリン!と音が響く「アイスクリーム?」と首を捻るアリカちゃんだがボードに素早く書き込みこちらに見せるリギスちゃん″唾の音″下には丁寧な説明が″刀の刀身を出し入れする際など滑らせるために少し出しておく時に聞く″そう言えば病院でおばさん達が時代劇を見ているときに聞いた音に似てるようなそんな事を思いながら上を見るとそこにはヒーローショーで昔流行ったであろうリーダーのレッドの格好だが所々虫が食った部分や擦れたり破れたり大変ボロボロだそんなレッドが塀の上で此方を向き背中にかかる大刀の鐘を鳴らしている明らかに異様な光景だ頸が傾き鞘が前に傾き唾の鳴る音が大きく男の真横で動く刀身は日影で有るのに薄くピンク色の鈍さを放ちレッドの横顔を写す逃げられない、叫んでも無駄、戦うしかない頭の中で直結するその言葉に行き着くさっきから色んな案を出してみるが″戦う″この結果は変わらないでも恐いパジャマ師匠に神力のこと他の神々のこと今目の前にいるおそらく堕ちてしまった、人としての意識は感じない神としての最低限の意識すらないのだと理解している戦い方も教わったが実戦の怖さが手に汗を足が竦む分かっているのにあれだけやったのにその場を一歩踏み出せないアタシの左右から「ヒーローデハツカエネーンダヨ」と拳を握り息を整えるアリカちゃん、白いボードには″貴方は独り身?″彼女は戦いに負けるとその男性に嫁ぐ風習らしいってこんな状況でもですか?よーくみると注意事項としてちゃんと″例外は認めない″らしいですレッドの唾の音が一瞬止まるスッーアリカちゃんの袖の一部が風に舞っているもう一度唾の音がなるとリギスちゃんの顔を覆う布の一部から肌が垣間見る結構な色白だった直ぐさま下の布を上に上げる相手を見ると先程までは前のめりだった態度が俯いたままで動かない不気味なその行動の矢先先に仕掛けた?のはリギスちゃんだ彼女の家系は母方は代々続く女系家族ここら辺の海を取り仕切るあまんちゅなのだレッドの唾の音が鳴り出す一気に海を泳ぐかのようにすいーっとレッドに近づくリギスちゃんスッーと唾の音が鳴り止み次の瞬間鞘から抜けている刀身がむき出しになっている刀身は思ったよりも長いアレを一瞬で出し入れしていたレッドは只者ではないがそんなレッドの上空に顔に巻いた布の中から光る目はあまんちゅのそれとは違う白いボードには″まずは交換日記から″の文字がそんな言葉が通じるもなく刀身を指を使い直ぐさま回転させるまるでシャーペンを指先でクルクルと回すようにレッドの横を数ミリ単位で後方へ流れるように写しながら真っ直ぐリギスちゃんの顔の中心へその前に現れる白いボード″刀身はボードを真っ二つに割る割れたその左右のボードそこにはハートが割れたような描写がある左右それぞれに左には″でもごめん″右には″なさい″の文字と同時にハートブレイクしているその通過する刀身の真下そこにはいつものリギスちゃんではない野生の獣のような目つきの彼女が身構えている「ヤーッテオシマイ」アリカちゃんのその言葉を合図にしたのかギリスちゃんの伸ばされた足趾がレッドの喉仏めがけクリーンヒット生理的に頸が後ろにって!そのまま其処を踏み台にするレッドの顎を軸にしてギリスちゃんがそのまま後方へ息を吸い込みリギスちゃん下腿の前面の筋を収縮したままで顎をロックすさまじい音と共にのレッドが二つに折られている颯爽と顔から続いている布のマフラーを靡かせ頸から下げたボードには″何かラッキー″と書かれている?リギスちゃんが立ち止まる手にしたボードが滑り落ちそのまま翼のように背中から血が噴き出す膝をつく頸を動かせないのか目だけ後ろを伺うと折られたままで片足に刀身を握り締め腕で逆立ちの要領で歩く(キヨウキヨウ)レッドの姿が其処にはあった腕で内股歩き刀を振り回す時の可動性がおかしいアタシはすぐ様目の前のこの奇妙な生き物に気を配りながらギリスちゃんに駈け寄る息は荒くはあるがしている血を止めなきゃ体をグルグルにまくものそこに自分の服を脱ぎ始めるアリカちゃん「チョットダケヨー」そう言う彼女はレッドを見据えたまま服を脱ぎ捨てていく可愛らしい黒い下着と肌シャツ一枚アタシも同じような格好になる身体測定みたいだ(フトッタ?フトッタ?)「取り敢えずこれで」合っているかどうかは分からないが服を結び合わせきつく縛った服は赤くにじんだが安静にすることイキオクレが昔そんな事を話しているのを聞いただけだけど「スタコラサッサビーダッシュリギステヤマ」アタシが怒るのが分かっていたのでニヤリと笑い「トンダアンラッキー」逆立ちしながら一歩一歩と近づいてくるその手が頭が逆さでその姿は奇妙の一言……「″神の特定″此奴は基本だ相手が何の神なのか識ることは対処の仕方が変わってくる」屋上の椅子に腰掛けるパジャマ師匠が神様学の講義中だ「でもそんなのどうやって分かるのさ(さー)」アタシとアタシの回りをクルクル回りながらいる遊神が尋ねる「神は基本四つだ、龍神まず物世界にはいないっーかいかない」どうして会うかもしれないじゃんと言うアタシに「龍神は時閒のってとにかく会えば戦う以前の問題逃げられないだろう龍神には全てに共通する羅髭と呼ばれる二本の髭が生えているからすぐ分かるのさ、次に獸神だ龍神に似ているが髭はないそれに多種多様であるのが特徴その名の通り獣の神だから二本足とは限らない強さも様々だが物世界に来るほどの神はそこまでは無い、ただ神世界にいる獸神は龍神とまではいかないが今のお前さん達では太刀打ち出来ないのを覚えておけ逃げることだけ考えたほうがいい、(真剣に聞くあたしをよそに遊神は飽きたのかアタシの上で鼻提灯を作り眠っている咳をしているパジャマ師匠に背中を摩ろうかと手を差し伸べるが大丈夫だと言われペットボトルのお茶をひと飲みし少し落ち着いた師匠の口が動く)八百万の神、物有るところに生まれし神それが八百万なのだ神では最も多い神、物世界、神世界双方に問わず存在するポピュラーといえばわかりやすいだろう先程も言ったが″物″に心が宿り幾年月を経た一部の物の末路そうだな″思いという一面″のみを切り抜けば強さに連動する時もあるので気を付けるべきだな後は無形神か(頭をかき天を仰ぐ)一言で言うなら分からん(アタシが頸を傾けるその拍子に鼻提灯が割れ回りを見て寝ぼけ眼にあくびをしている)正確には会ったことがない出会してもわからんのだ文字通り形が無く他の神との線引きが難しいだからこそ対処は難しいある意味龍神よりもイレギュラーな存在だ数的にも分からないの一言だ今までの神々を対処する方法で最も良いのは何だと思う」その問いにアタシは「やっぱり師匠には感じませんけど″神力″ですかねこのまえの三角定規もそうですがあの言師もその付き添いのでっかい犬もそれぞれに神力が違いましたかな」その答えに「そうだなそれでいい君は神約を遊神と交わしているからつまり遊神とリンクしている君以外の遊神自身の神力も今は感じられるはずだ」知り合って長いし移神の時も神世界に行ったときも神力ってのは感じなかったけどERにいたあの男の人の時は遊神と神約?を交わしたあとから感じられるようになったパジャマ師匠が話を続ける「神力は龍神、八百万等は同じような神力だが、獸神は神力に幅が広いので更なる区別が出来るはずだ勿論相手もそれは同じ事君のつまり遊神の神力を感じられるということだ」気を付けるべき「レーダーみたいな物って事か」そんなとこだと頷くパジャマ師匠………今はいない師匠の言葉を肌寒い下着姿で思い出していたそうだまずは神力だ相手から感じる神力は今まで感じた中ではそうだあの戯お姉ちゃんに引っ張られてた大きなブロックみたいな物?神?に似ているブロックなので龍神ではないよね(ナイナイ)獣?って感じじゃないし(鳴かない変だよ)そう言えば唾の音はすれどあのレッドから(俺ってラッキー)だの(派手に行く)だの(舐めるなよ)だの其れっぽい台詞は出ず唾の音だけ響いていた(どころか暴れないね)つまり八百万の神って事かだったらあの剣が本体って事か「アリカちゃんあの剣を弾けば」そんなアタシのアドバイスに「センリノミチモイチリアリ」そんな言葉を残しレッドの間合いに「クロックアップ」アリカちゃんが刀身をすり抜ける振り下ろす腕じゃなくて足がぎこちないアリカちゃんが速いのではなく振り回す刀身が遅く可動性もおかしいがアリカちゃんの髪が切られ空中を舞う馴れてきてる?レッド自体が逆さま状態なので又から頭がぶら下がっているぶらぶらだつまりレッド自体が本体ではない剣戟を行っているあの刀を弾けばアリカちゃんがまず膝の少し下を叩くすると足がピーンと伸びる手前に来た踵をさらに伸展させると足の指がピーンと伸び足で強く握っていた部分の剣を離す?しかしそこで見たのは脇を切られたアリカちゃんが何で?レッドの足の指を見る足の指はピーンと伸びて…そこにはピーンと伸びる五指の中の親指と人差し指にはさまれてその二つの指に柄が収まっているぐったりとするアリカちゃん出血は慣れない足つきで浅かったのかだがそのまま柄で殴られ気を失ってしまったよかった二人とも致命傷は避けれた刀身を指の中で動かしながら安心するのは早いと体を引きずって向かってくる先ずは……えっと……八百万なんだから……ダメ出てこない(マッシロダもう燃え尽きちゃうね)ピアノを弾くかのごとく手の指つきで大地をハイハイしながら途中石につまずきその場に倒れ込む左手の指を前に出そうとするが(ぶらんぶらん)で使い物にならない右手一本で此方に向かってくる満身創痍な存在に対して「アナタは八百万の神何でしょ?」その言葉に一瞬止まるが、まるで鎌を振り下ろすかのようにアタシの足元に一撃突き刺してくるこれって………「其れから話を聞かない輩ってのもいる」話に飽きたあたし達は変顔などして遊んでいたそんなアタシ達へのメッセージ等では無かった「″神堕ち″本来の神の役目を放置して己の欲望を持って動いている等かな通常は神約聖書により裁かれる」遊ぶのを辞め「それって″言師″って事」軽く頷く「だが他に方法がないわけじゃない出来るとは限らんがな」……刀身は相変わらず鋭いがこれって遊神が表に出て来る「ぐにゃぐにゃしてる」遊神の言葉通り刀を握るその片脚のみが動いているそんな漢字で他のレッドは動いていない気持ちだけが急いでいる向かってくる刀から感じるのはそんな印象だ「アナタ何か探してるの?」その言葉に腰にさしている鞘を刀で突き刺し此方にほおりなげるアタシはそうかとランドセルの片方に刺さった長い袋状の物を取り出す中身を取り出すとそこには鞘ではなく学校で使った長いそろばんだパパがこう言うのに凝っていてていうか父方の貰い物だ「そろばん使うから持ってきてね~」という観音さまからの通達がありパパに話さず拝借してしまったのだ中身を見せると攻撃がやんだ「何やってる」警察官の二人がやってきてその場の状況に唖然とする下着姿の女の子三人が重症でありそこには自分たちが警戒していたヒーローのような格好をした男が奇妙な格好で倒れている「マジかよ」片方の警察官は後輩のようでレッドに近づいていく「おいあまり近づくな!」アタシを起こしたあと意識があることを確認してアリカちゃんとリギスちゃんの元へ意識の確認がすんだ先輩警察官は後輩の元へそこにはスマホ片手に実況する後輩その腕を掴み「救援要請は、救急要請もしたのか?」そんな先輩の腕を払い「えーちょっ上げるだけですよきせいせんはられっと出来ないやないですか今巷を賑わすコスプレ変態犯人を」スマホが地面に「いい加減にしろったく此だから警察学校から」そんな先輩の言葉もどこ吹く風スマホを拾う後輩刀の唾が鳴る音後輩には聞こえたレッドの持つ刀が?ない?先程まで足に握りしめられた刀がなく後輩が立ち尽くす「聞いてんのか?」後輩の肩を触ると先輩の手首から血が垂れる見ると後輩の手には先程までレッドが持っていた刀が次の瞬間先輩の背中に刀傷が鞘を拾う後輩先輩は気を失ったのか動かないそしてその場を後にするアタシ達は習ったことの半分も出来ずにその場を去る新レッドを見て座り尽くしていた。




