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神約聖書  作者: 裸形炉
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十五ページ目

「それでは神世界に帰り」シャーモンさんの弟子であった不動力士ことハチマキっ娘が帰ろうとしたとき「ねぇあなた諦めるの」そう言って会話に入ってきたのは先輩だった「あなたがいるともっとお互いに高みを目指せると思うのどうかな」そんなわけでハチマキっ娘は先輩と正式に神約を結んだ神約に反さなければあたしとしてはオッケーなのだ。という理由で先輩の娘になったハチマキっ娘と先輩と別れたその頃、神世界において一つの事件が起きていたのです。次の日今日も楽しい学校生活のつもりだったけど今は神世界に向けてわんわんさんの背中のライドオンこのモフモフさすがマイフェイバリットスペースなのだ何てそんな場合ではなかった、事の始まりは今日の朝方学校への登校準備中わんわんさんよりもたらされた情報により学校を休むはめとなる。「すいません風邪で熱がゴホンゴホンと」一芝居を終えたのだ我ながら会心の演技だったっーのはまあいいとして「寿老神が襲われたっていうのはホントなんですか?」背中にあたしを乗せ急ぎながらも「間違いないようだあいつが神界のトップが襲われるあまりいい風潮ではないな」と速度を上げる。髪飾りから三つの宝玉が飛び出し「無理して来なくても」そう言うと三角定規が突き刺さるイタイイタイ「何言ってんだかあたし達はもう一蓮托生なのっーかあんたに着いてくって決めたんだからこれ以上よけいなこというと指すわよ」いえもうささって「分かった取りあえず寿老神にあって事のしだいを聞きましょう」社に到着したときにはものものしい警戒態勢だった「まぁもう襲われる事はないのだけどね」痛々しく回復の札なのかいたせりつくせり状態だ。「話せる状態で何よりです」イスを後ろに倒しながら「まさか君たちが僕の心配をしてくれるのかい」「神約に反する行為を行う者を分け隔てなく裁くのがあたし言師の役目なもので」「なるほど」何があったのか尋ねると静かに口を開ける「ついこの前のことだったそこにいる福禄寿が席を外していてねまさかこんな社の中心にまで入ってこられるとは思っても見なかった」宝玉の中から三角定規が現れ「あんたが襲われるのは初めてじゃないしね」寿老神は笑いながら「君たちが居なくなったのが痛かったかな、君たちがやっぱり必要みたいだ戻って」その言葉を遮り「でどこの何奴よ今度は?」やれやれと冗談交じりに話す「襲って来た者が″我らは夢幻様の神下なり″ってね」その場にいる誰もが凍りつく「何の冗談だよ」わんわんさんがコメント「それがどうやら冗談とばかりは言い切れない」横にいる福禄寿が続ける「夢幻の無この世界を創造せし矛盾なる神の片割れにして、時閒の龍と対になりし神です」そっか最初に神世界に来たときに迷子になった時に聞いた話しに出て来た神様だ、といってもそれってかなり前の出来事なんじゃ現にその片割れの時閒の龍神様が創った国があれどその時閒様はわんわんさんの手によって倒されているし「その夢幻様はどなたが倒されたのですか?」寿老神が「それが分からないんですよね」分からない?何だろう煮え切らない答えだった福禄寿が補正をかける「夢幻の無は時閒の龍のように国を創る事はありませんでした。もちろん夢幻の神力の影響を受けた神はいましたが龍神の第一世代のように直接神力を受けた者はある女神を置いて他には居なかったのです」ある女神?「じゃその女神様が黒幕なんじゃ」しかしその答えはすぐに「ないな」「ありませんね」「ないですね」何だよどいつもこいつも泣いちゃうぞそんなあたしに意見が的外れですか?そんな気持ちを心にしまい「それじゃ他に心あたりでもあるんですか」少し切れ気味に眉毛を歪ませ問うてみる「だってあなたがよく知っている神ですよ」わんわんさんも黙ってしまい「取りあえず調査の方よろしくお願いしますね」社を後にするわんわんさんにこれからあとの事を聞いてみる「乗れ、お前も気になっている神のところへ向かおう」気のせいかなわんわんさんこの件について何だか乗り気ではない、わんわんさんが何か関わっているというよりかは逆にこの件に関わりたくないように思えるあたしの気のせいならいいんだけど口に苦さを噛みしめながらあたし達は知っている神の元へ…………「まずは下準備完了と言ったところでしょうか」先程寿老神を襲い戻って来たと言っても原型を留めるとは言い切れない「あと少しで確保される寸前だったじゃない」マントを羽織肩からツメのような物がはみ出ている「おや?そんなものありましたか」先程の原型を留めない者をマントをまくった腕の一部に戻っていきながら話を進める「ちょっとあってね、そんなことより寿老神ってそれほどまでの力なの?」もう先程の原型者は腕の一部に完全に一体化している「まさかあんなバケモノを飼っているとは一部計算は狂いましたが当初の目的は達しました」マントをひるがし「さぁ同士諸君もうすぐ我等の夢幻様が蘇られるその時こそこの神世界が新たなステージに入るのです」高らかな声と共に多数の影が光りに揺れていた。………到着ってここあたし達が足っていた場所は「ああそうかおまえは一度ここへ来たんだったな、そびえ立つ大きな門そしてそれを越え中に立ち入ると図書館のような空間が広まっていた、そうここはかって一悶着やらかした場所「何また手伝いに来てくれたのかしら」そんな声と共に姿を現す主「ちょっとまってじゃあ夢幻様の」その言葉に「何だ夢幻ねー様の事で来たんだ」あっさり認めたそんなこと話さなかったですよね「だっていう必要無さそうだったし狗牙だって時閒倒した事黙ってたじゃーん」あっけらかんと発言をよそに「不鎖おまえは知ってんのか今回の」「立ち話もなんなので中へどうぞ」と自室にご招待されるあたし達には何もないのかとぶーたれる双子神には物世界のお土産を渡しているあれ?この前もだけどよくあたし達の世界つまり物世界に良く来てるんだ神牢を任せられる神がちょくちょく行かれている?のには驚いた。自室に戻り「で寿老神は?ってその顔じゃ大丈夫そうね何より何よりそれであたしと夢幻様の関係だっけそんな事はそこのわんわんさんが知っているはず」回りくどいと周りの者も思っているのを察したのか「関わってないわよ、今さら夢幻ねーに会いたくないって言えば嘘になるけど、あたし置いてけぼりにされた捨てられたんだよ、飽きちゃったんじゃない……もう何とも思ってない今さら本当今さらだよ。とにかくあたしは下のあいつとは違ってだーいすきでもない別に今さら現れたところで何の感情も無いは」こんな話をしている最中にも関わらずわんわんさんの姿が消えていたあたしがキョロキョロちゃんしているその頃神牢の最下層では「あいつはちゃんとやってましたか?」そう問いかけてくる牢の中の者それに対してゆっくりと牢に近づき「相変わらずだった、お前も本来なら」そう続ける問いに「これが最適な選択だったのです、龍神国がいくら敵意がないとはいえそれを示すこと其れこそが大事な事私が捉えられているその事が大事なのですそれほどの力を他の神が有していると」溜息交じりに「だがその示しも大分効力の低下は否めなくなってきた」また来ると最下層を後にするわんわんさんを神牢の音はたたずただ静かな時が流れている。わんわんさんが戻った後神牢を後にしようとすると「えーもうちゃんとやってください」理母ねーちゃんはぶーぶー言う「今度埋め合わせするからねっねっ」しょうが無いとばかりに彼女を丸め込み「お待たせ」とあたし達に着いてくる気だ「まぁ何だかんだいったってあたしがあいつら拾ったのもあたしが夢幻ねーに拾われたおかげでもあるし今回は付き合わせてもらうわ」そんなわけで鎖ねーちゃんを加え手がかり探しはまだ難航しそうだった。「で次はどこか当てでもあるのまさかあたしが何か知ってるはずだから考えて無いわけじゃないでしょ」そう言うとわんわんさんの顔を覗く、顔を逸らすようにしながら「取りあえず福禄寿から死人の大きな街に情報をしる者がいるらしい」相変わらず鎖おねーさんの方は向こうとしない気まずい雰囲気を何とかするつもりで「その情報をしる者がって死人何ですが」あたしは死人といえば大和ジィ「死人ってそのこの世界ではあたし達の世界で死んだ人が来るんですよね」鎖おねーさんが答える「そうよ」「あたしが出会った死人はかなり昔に亡くなって長い間この世界にいたようでした死人って長く居続けるものなのですか?」うーんと腕を組む姿に髪飾りから「あたしが説明してあげる」と三角定規先生が登場した「人の源は神とはというか神とあなたたちそれ以外の者を物と呼び故に物が存在する世界で物世界と我等は呼んでいるの物世界では物に魂が入り動いているけど神世界では魂そのもので動いているの」あたしは手を挙げ「先生、質問に答えて下さい」「だだからあれよ神じゃない奴のことなんか知らない」おいおいと思ったがすぐにほーちゃんが現れ「多分魂そのものが強かったんじゃないかな魂にも色々あって死人といっても長くいるものもいればすぐ転生するもの何にかは色々だけどねあと消滅したりもするんだ」あのちっさい神様が言っていた大和ジィは己の魂の器以上の力を手に入れたからそれに耐えきれず消滅したのかもと神約聖書の力でそれを加速させただけなのだと「あたしも其れを言おうと思ってたの」三角定規先生なかなかにメンタルがお強い好いことです等と冗談交じりに話を進めていると「今から会う死人もそんな感じの死人らしい、ただ(見えてきた街を見下ろしながら)死人のこの頃の発展ていえばいいのか分からんが、まぁ一昔前の死人とは違うということだこの件に死人がどの程度関わっているのかは知らんがな」つまり今から会う死人も油断ならない「はじめましてこの死人街の代表をしております、凄分 凛途と言います」現れたのはすらりと伸びた足が印象的な年の功ならアラサー世代の女性だったびっくりしたが確かに薄いので死人だとかろうじて分かるそれ以外は普通に物世界でどこかの街の市長さんといった感じだ。まずはわんわんさんの元へその場に正座をされ「かの有名な時閒の龍を倒したといわれる獸神の狗牙様にお会いできるとは光栄です」すぐさま次へ鎖おねーさんの前に行き「神牢の管理者にして物世界にも造形が深く二つの世界の架け橋となられている姿はとてもエキサイティングこれからも何卒我等死人も何卒よろしくお願いします」わんわんさんも鎖おねーさんもまんざら嫌そーでも無いまったくちったー神のプライドをですなとあたしの前に影が忍び寄るガッと手を握られ「目を輝かせる「あのほんとにほーーんとに生きた人間何ですよね」あたしのあちこちを嘗め回すように隅々まで見渡す「あ、あの」慌てたのかメガネをかけ戻し「失礼何分生きた人を見るのは久しぶりでして」傍らの三角定規先生が「ふん、死人って転生するまでは物世界には行かないのよね」そうなんだ三角定規先生ガッと掴まれ「お久しぶりです弁天様」その両腕を避けて「相変わらずね」どうやら弁天と知り合いらしい「知ってるの?」その答えはアラサー代表がぱっと弁天を自身に抱きとめ「あれは私が死んだ日の事ですその次の瞬間あたしはこの神世界を一気に落ちている感覚に気付いたのです訳も分からず目を瞑ろうとも思いました実際私の死に方もそれに似ていたのでですが恐怖がこの身を襲い始め落ちることの恐れが死にたくないもう死んでいるので死にたくないというのはいささかあわないような気がします。しかし他に形容の使用がなく地面が近付くにつれその恐れは心まあここでは魂そのものが凍りついてしまいあとはなるようにしかならないそう思ってしまった所に」抱き寄せた弁天を一層強く握りしめ「そこにたっていたのは」高い高いのように持ち上げ「弁天様だったのです、かれこれ数百年前です」アラサー代表もかなりの強い魂をお持ちのようで「それで例の件だが」メガネをかけ直し「寿老神が襲われた件についてその情報でしたね、単刀直入に申し上げて関わりはあります。その首謀者にも心当たりはあります」やはり死人が協力したものがいると「首謀者は死人です」全員の口がチャックで閉まる死人?神様じゃなくて?協力者じゃなくて?確かに大和ジィは強かったでも前にも言ったとおり魂そのものが大いなる神力に耐えられないそんな存在が七福神、寿老神だけだとしてもあれほどの傷をおわすことなど弁天にも言われたとおり人程度の力でどうにかなるもんじゃ無いはずそんな力論を掻き消すかのようにわんわんさんが「よく考えろお前もそんな神様たちと渡り合ってきたろ」そうか、アラサー代表が続ける「神様と真っ正面からの力勝負ではなくそうですね”布教活動″とでも言えば良いでしょうかそのような物を駆使して首謀者の死人は神様たちを使い力を手に入れているのです。それは人でありながら言師となったあなたの存在そのものがその首謀者いいえ我等の死人にすらいい意味でも悪い意味でも希望を与えてしまったんです」「そんなこと」まっすぐ私の目を見つめる死人故の薄さはあるがその目はとても澄んでいる「我等死人はこの世界のそうですね、多分居場所は元々は無かったんだとあたしは考えています」その場のイスに腰をかけ「私が弁天様に助けられたあとこの世界を色々回りました神々の国、生きている時にも神の存在は身近なものでしたか其れをハッキリと感じる機会と言うのは中々ありませんでしたしかしこちらの世界を共にいた死人達と旅をして得た事はこの世界とあたし達がいた世界が切っても切れない間柄であったことやそして一人また一人と魂の限界により転生するもの長く留まれないということを知らされるまぁ魂の強さにもよりますが、その時期は様々です」遠くを眺め「私がこの街を創ったのは少しでもこの世界に留まれないけど留まりたいそんな願いがあったのかもしれませんね」振り返りながら「こちらで入手している情報としては首謀者の教団は夢幻様を崇拝しているということが一つ、色々な国の神々が団員であり、その身分を隠しているということが二つそして目的はただ一つ夢幻様に会いたい」「ちょっとまってくださいただ会いたいだけなんですか」「はい情報通りならばですが」そのあとこの神世界には同じような死人街があるとのことで其れを手分けして当たろうということになった相手は死人なので神力は感じることは出来ない捜すのには骨が折れるとその時獸神が現れる敵?そう思ったが「狗牙様至急獸神国にお戻りを獸神長が死人に襲われて」「悪い不鎖、言師たちの事頼む」そう言い残し獸神達と共に獸神国へ、首謀者は本気で色んな国に「さあ取りあえず国の中へ部屋を用意され鎖おねーさんと待機している弁天と久しぶりに話がしたいと頼まれたのでだったらあたしには鎖おねーさんもいるのでほーちゃんとシャーモンさんには弁天と共にいってもらったアラサー代表も狙われるかも知れないので、その時部屋に煙が立ち込めるこれって意識が薄れていく鎖おねーさんも倒れてしまう………「おねーちゃんほらお花」目の前にぼんやりと幼き日の鎖を纏った女の子が花輪で冠を作ってプレゼントしてくれてる……………はっと目覚める鎖に繋がれた言師がとなりにあたしもくそ狗牙にあらほど頼まれていたのに「どういうつもりだ死人!」「お目覚めですか」そう言うと彼女は「やっと手に入れた愛しき弁天様ほんとに夢幻フォローの言うとおりになったわ」「夢幻フォロー?」弁天を頬ずりしながら「そう夢幻様の転生者なの夢幻様は我等の死人に転生され私の願いを叶えてくれたの」あり得ない夢幻ねーが転生?そんなこと以前にあたしにこんなことする訳がない「こんなもの」必死に解こうとしても神力が入らない「無駄ですこの一定の空間には神力を防ぐ細工が施してあるのこの何十年死人の数は増え続けている何故だか分かりますか、それはこういうことなんです」そう言うと胸から魂を分離させる!そこには死人の魂が入った入れ物がサイクルのような機械に包まれている「この入れ物に魂の一部を入れることで魂の神世界での腐食のようなものから護るんです」そう言うと胸の中に戻す「神世界の大気のようなものが加速させるこれならば半永久的にこの神世界に留まることが出来(弁天を抱きしめながら)ずっーーと一緒に、あなたは会いたくないのですか夢幻様に」あたしは………「想いを吐き出して」「そうね(すぅーーー)起きろーー!言師」「あれぇここはわんわんさんもう少し眠たい」「大好きなわんわんさんとあえなくなっちゃってもいいの?」「ヤダーーーってあれぇここは何にこの輪っか」「取りあえずあたし達どうやら一杯食わされたみたいねであたしの力封じ込められてるみたいだけどこれって明らかな違反よね」それまで弁天に触れていた腕が更に薄くなり触れられなくなる!弁天は自由になり神力も戻る「どうして」その答えを弁天が答える「おまえ達は神世界にとっての異端だあくまでここに居られるのは転生までの間つまりお前は神約に違反したんだ。其れを言師が正した」言師の髪飾りから出た神約聖書はその光で死人達を浄化し転生させる「いやだいやだいやだ」何度も触れられなくなった弁天の頰を必死に触れようと何度も何度もその眼には大きな滴が「やっと叶ったのに弁天様」そんなアラサー代表に「あたしはあんたをあの時助けてよかったよ」「ありがとう」アラサー代表は消えていく、そんな姿にまだ終わっていないと気を引き締める一同であった。

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