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警視庁の一角資料室のような部屋に二人の女性が背中合わせに座っている背は低くちょこんと椅子の上に正座(かわいい〜なぁ〜おい、鶴海談)、白髪のオールバックを後方で編み込む小さな尻尾付き、ゴスロリ風の洋服とも和服とも取れない服装(どっちもイケるぜガッチャーんこ、鶴海談)高級な大きな茶器に上空からお手制の鉄の茶瓶からお湯を注ぎでいる(やだ~もう!こぼしちゃわない?こぼしちゃわない??お姉ちゃん手伝おうか!、鶴海談)。もう一人はハイヒール風スニーカー背が高く(便利ですねいいなぁいいなぁアタシももう少しあれば、それに揺れてます……寅兎談)、長い髪をお団子しまくり纏めている(団子がフワッとして自然体長いと少しウザいですからね、……揺れているナニも大きいですからね……寅兎談)背中にコンガリコーンな鶴が波乗りサーフィンする絵がデカデカ背中に乗ったスカジャン(実におめでたい一枚絵ですね、巨匠も顔負けの出来ですか?、寅兎談、全てオリジナルオーダーメイドな一品です!ふんす!、鶴海談)を着ている心談議を終えくるくると椅子を回しながら遠くを眺めつつ「あいも変わらず暇っすね」とダラっと鶴海が発言、そんな鶴海に目もくれず「あいも変わらず暇ですね~」とパソコンをいじりながら返してくる寅兎、「いやいや(うんうんと喉の調子を合わせ月9っぽく)チョマってよ!って寅兎さん結構忙しそうじゃないっすか、ってなにしてっーか作ってん?んすか」理解はできますよ大まかにはねと鼻高々しつつもジョジョタラッタラッータータ首をジョジョにジョジョに傾げ傾げる鶴海にパソコンの手を止めることなく「私ですか、まぁちょっとした資料づくりといったところですよ」資料づくり?とさらにジョジョっと角度を深め首を傾げる。資料を細めて眺めるも「難っ、字面多すぎってわからーない読み疲満載コストコ〜じゃないスカ、しーかもパワポプレゼンかと思ったらホームページすら作ってんスカウェブじゃなくて、ってゆーかこういうのって外部に丸投げスープレックスかまして発注すりゃいいのいーいのいーいのどーうせ経費でおちん〜のだから」とやっぱり分かってるなんとなく理解できたよアタシはマウントを二度も噛ましている鶴海がコーヒーを啜る「コストコトコトコ見た目は大事なノコ削減も大事ナノコではないですか?」とすかさず「そりゃへなちょ〜こですね」乗ってはみたけどちょっとムリザップでしたねとお互い頷く、口火を切ったのは鶴海「そういえばこの前色んな人の前で話してた未知の臓器節?んー寅兎さんにしては突発的な発想……まぁいつものちゃ〜いつものなんすけど?本気でしたよね」パソコンの手が止まるがアンテナビビットオペレータかなと反応を見て眉毛を上げつつ続ける鶴海「勿論その〜寅兎さんの事なんだからリソース付けはあったんですよね"何かしらの根拠"になる原型?」パソコンの画面からは視線を逸らさずに口をしずかに空けながら鶴海さんの感覚はホントに(少し呆れながらもけど自然と笑うように)私が思ってる以上ですねと一言、すぐさま作業に使っていた複数の開いていたウィンドウとは別のウインドウをカチャカチャマウスを使い開いていく。そこには一枚の少し古びた写真がアップされた添付資料が乗っているモノクロではあるが白衣だとわかるものを着て仕事椅子にゆったりと天を仰ぐように掛ける撮ったのはきっと仕事の合間なのだろう患者に追われ仕事とプライベートの境界が歪になり少し痩せこけている顔には疲労と苦渋で笑顔では無く結構な仏頂面に見えるのだった「この写真の人物は"留寿都 金治"僕が疑問に抱いていた答えを導くかもしれない、君の言ったかすかな根拠を示す一ピースを授けてくれた人物です」首をひねるかってくらい傾げる鶴海、自身の奥底の埋まっているかいないか分からない記憶を大掃除しながら検索検索っ〜♪しても一向に検索結果がありませーんとヒットしなかったので「うーむ誰っすか?寅兎さんが調べってーるってことはアタシたちが仕事上では接触してない1ミリも犯罪臭がしなかったニオワナーイなダノックスプロ的な一般的な人ってことなんですよね?」と画面にグイグイっと食い入るように見るとマウスをクリック動かして次のスライドショーに概要欄に書かれた内容を軽く流す「"留寿都 金治"この地域一帯としてなら多少は名が通る一族の出身者ですよ、代々医者を生業とする家系に生を受け自身も生計を立てていました(いました?と繰り返す鶴海に構わず)医術としては西洋でも東洋でもない医学体系を取り入れていた当時ではかなり珍しい一族ってところですかね」鶴海が寄っていた画面から離れながらん~~其れって気功とかスピリチュアル的なと話す鶴海それに付け加えるように目頭を抑えつつ寅兎が「それだけで無くまだ医学では取り込まれていなかった様々な宇宙の組成やミクロな世界まぁ一見するとまだ確立されていなかった時代では多分にオカルト要素がかなり強いと言わざるを得ませんが……」そこで押し黙るように急に出しかけた言葉を止める寅兎、そんな捉えますよ状態?の寅兎さんに追激な質問をする鶴海「でもでも、今の時代でも宗教関連っぽいのってのも、妖しくはありやすが、さほどとして珍しくはないんじゃないですか、ほらほとんどの人ってそういうなんだかミーナーイチカラ〜を人外的な神秘にすがりたいっでい~る~つーか(チラッと申し訳無さそうにいやないってわかってるんですけどけどもなんかわかるわかるわ~的なノリでそっーとまぶたを閉じつつ人外ぽい人を見ながら)、今のネット時代は加速してますが昔っから新しもの好き多すぎ人種だしフカフカ心な優越感的にもとっても居心地いいじゃないですか、まぁうちのマイエンジェル的な気持ちもなきにしもありありのアーリ神様信仰もそこらへんなのかな~(寅兎さんのことじゃないですよ〜ホントですよ!)」と鶴海が言うがほんと〜にホーンートーを~オーに~という外国人的な目線をしながら鶴海を見る寅兎そんな寅兎が「え~っとですね信仰も外から見るいいえ私もそうですがぶっちゃけた話カーなりな熱量が大事なことありますからね」そんな上司を見つつ感じるのは寅兎さんの場合は沸騰を大きく通り越して見た感じっーか、むしろいやかなり輝々として空焚きしまくりでしょ〜周りなんかおいといてとチクリとした指摘に「全く……鶴海さんはホントに言いますよねぇ」話を逸らすようにそんなことよりとディスプレイを除く寅兎の横から顔をだし再び目を細め目標にロックオン狙い撃てそうな感覚で「それで〜その留寿都大先生の大発見ってのは寅兎さんの例の謎胸郭(笑)の応えにはなったんですか?」どうなんすか?と画面から離れると、淹れたての紅茶片手に意気揚々と立ち上がる「聞きたいですか?聞きたいですか?」と見上げるチワワのようなキラキラ(も~ほんとーに食べちゃいたいぐらいちょっと危険だイカンイカン自尊心を~求め深呼吸そしてキャワゆいな~)寅兎に(色んな意味で)モチのロンと高速ヘッドロックをカマス鶴海、首痛めるので駄目ですよと静止したあと「むか~しむかしの数十年も前に医師会に提出された一つの論文があります"留寿都進化論"と銘打ったこの論文には、僕も気になっていたあの謎胸郭にあったであろう"何か"を推測したものが書いてありました。少し違ったのは、彼は僕のような異能と断定せず進化、つまりダーウィンの進化論とは少し違う考え"人は猿から進化したのではない"と彼は定義づけたのです。世界の一部の宗教の中にある考えではそういった見方もありますからね(ふーんと話半分で聞きつつ鶴海さんが目の前にある椅子によっこいしょう位置とマウント跨り聞き入る。そんな鶴海に人差し指を出してくる興奮しながらちょっとひぐらしな頃に~な展開同様にビクッとしつつ)ではいったい何があったのか四足歩行からの名残りのような横突孔などでもない?要らなくなった血管?彼も位置と大きさから(目をキラキラひかるさせて)ここには人が一般的な生活では必要としない臓器があったと定義しました。そんな彼に世間からは、まぁ空回りの大ホラ吹きってのが学会や業界に蔓延る大概のご意見でしたね。然し彼の論理は大股でさらに一歩踏み出します。猿でないなら何なのか」はいどうぞといきなり振られる鶴海ハイゴジュウハチジュウヨロコンブと人差し指を鼻に宛て渾身の一発ギャグをご披露する「とんで・3・リンって実年齢上なんだから知ってるっしょ!((´;ω;`)ながららに訴えララララーイする)」寅兎の奥底に眠る認知機能に呼びかけるもすっとぼけながら「そうでしたっけ、僕はぷよぷよママサトゲットだぜ例え火の中MIZUNOの中wwwの中モリリンのジャーキーのクズがポケットから出てくる……失礼"豚"ですか、臓器など人に近いですからね、異種移植も行われるほど」確かにそっちのけん……ジャワカ……なかった分野の発展は目覚ましいものがありますからねうんうんと頷き女子を決め込む鶴海。二段落ち失敗者を見ることもなくパソコンに向かい話を戻しますよ?了解!つつがなく!結構とキャッチボールしたあと「じゃあ豚〜豚〜焼き豚人間〜♪ワ〜プ進化な焼き豚人間?美味しい焼き豚出来上がり・3・したってことですかね?」と鶴海、シーンとなり懐かしさにお腹空きますねと発言する寅卯、両者とも時計を確認もう昼だお腹が空いた空いた空いたと孤独な寅兎(鶴海産付き)、近くのラーメン屋へ向うゴローゴスロリーツルミーじゃなくて二人組並んだあと店の食券を買う寅兎さん足らない背丈をつま先立ちで補う。手伝うと怒られるのでスマホを横にして「いいですよ寅兎さん、食券かいまちょうね〜♪」ハッスルハッスルウッキウッキだ。そんな鶴海さんへどれにしようか選びながら寅兎が溜息「こんなの撮って何になるんですか?理解に苦しみますね?上げませんよね!」念を押すもえっ〜と心底ざんね~んな表情な純情な感情が伝わらな〜いと「無論でチュよ、失敬無論ですよ〜♪、それよりさっきの解答ですけど?えーっと豚マンくんじゃなかった豚人間って進化論がホントならもう少し人類丸っこいさすがの短足多くてもスキトキメイトキス逆さに読んでもいいんすけどね老若男女問わず」今時はスマホ上で加工編集ら~くらく〜♪な明細感覚〜♪なニコニコ鶴海、そんな席に座る二人だが「お疲れサイクロン〜♪」と横から一声あっ!とやまびこプラス寅兎が「どーもマグナム!」そのまた両隣から「やれやれ、ここは大衆な食物屋ですよ〜お嬢様のおくちに会いますかね(とチクリと発言したあといつもの)それと鶴巾着してんじゃねぇ、暇かよ!」すかさず「うん暇なの、お前の美味そうだな、昼間からニンニクマシマシってどこぞの皇女さまかよ」一口くれよーん王国〜♪ちゃん、ねぇ一口くれよ〜やるか自分のできるまで待ってろー!な会話の切れ間に寅兎が後輩へ目配せ「戻りですか!」いきなりの発言にむせ見返す後輩「なんで?えっなんで?もしかしなくてもストーカーっすか!?」両肘をカウンターにつけ軽く揺れながらラーメンをニコニコな気持ちで待ち鼻唄のように話しはじめる「くたびれたシャツ、目の下のクマ、香水の濃さか(片手をカウンターから崩し人差し指で後輩の口元へ、先輩の方を一蹴)口紅はかなり薄く着崩れするも整える気配は皆無(続けて後輩の口元周りをなぞると自身の鼻元へ)周りも気にせずこの香り定番の小豆のカスと交るような牛乳のニオイ張り込んでいた?かな?」それはとラーメンすすって口を閉ざすもじゃれていた先輩が「お嬢様のお鼻畑は強いねちっこい香りですね(鶴海がいつの間にかチャーシューを拝借して)んじゃねぇよ!」返す返すってと今きた自身のラーメンのチャーシューを箸を返し二枚サービス放り込む。ふんとこれで貸し借りなしだからなと満足気に食べる先輩をカワ〜∀〜)∀〜)イイ!!と眺める寅卯と後輩そこへ寅兎のラーメンが到着、箸を止める後輩「そういえば鶴海先輩達って確か上からの雑用頼まれてませんでした」どうなんすか?と聞こうとするが横から「そうそう、こんなとこで呑気にラーメンより部屋に缶詰幕の内弁当がよろしいのではごじゃりまへんか」と食べながら発言する直後、鶴海が「ホントに幕の内弁当は冷えピタ味濃いから同じ味濃いなら体を温めてくれるあったか彼氏が欲しい=_=」それを聞き先輩が「\=_=右に同じ激しく同意って何言わせんだよ、というわけで忙しい私達は先に失礼しますよお嬢様とじゃあな鶴巾〜♪」あーもーと残りを食べて頑張ってくださいね色々とと後にする後輩、うんお互いに頑張るって上から目線寂しくないと去りゆく後輩を見送るも店主にさっさと食えよ目線圧力鍋を叩き込まれって寅兎さんはラーメン碗がもう空になっている。えーっ早くないそのちょびっツな御身のどこ?に詰め込まれんのかと言うような食いっぷり少しまんまる寅兎さん期待したのにな~っとラーメンすすりつつゴチにな……な……な……れませんでしたと後にする二人、ラーメン屋から仕事場へ食後の運動がてら歩きながら移動「そういえば鶴海さんバイクで来なかったんですね」そんな寅兎に「結構近かったからすっね。まぁ食前食後の運動も兼ねて体力だけは寅丸間違った寅兎さんに勝てそうですから(自身の腹を見つつ)維持しないとお腹周りもやばたんだし、いっぱい食べる〜君に〜♪ひく〜♪モリモリドカ食い〜♪ってなってもとにかくプロポーション維持のためです。寅兎さんみたくスキトキメキトキスじゃないんですよ」キョンシー歩きをしながら「あーあ例の謎臓器が動かなくても脂肪燃焼〜とかだったら良かったんすけどね〜♪」ヒートアップ痩せるアタシ痩せるわな心の鶴海「それは軽くうさぎ跳びなのでは?」と寅兎付け加えるように「脂肪燃焼はないですね消化器官はまだ下ですよ。胃や腸の近くがスッキリ〜♪します」なんちゃってうさぎ跳びをする捉えますよ寅兎スマホの後カメラいいや動画モードをオーン〜♪するいままで日課の運動を3日坊主する鶴海、勿論「いけますよ、これはご飯が進み、タンパク質なおかず抜き炭水化物オンリー・ユーきーみがきーみが熱女〜♪相手はこの鶴海を置いていないでしょう」なんだろうオタクっぽい女子はなんとなく許せっけどオタクっぽくもないギャルやら文系は流行ったから乗っかる〜♪的な多いよね的な視線をする寅兎「もう、ひどいな~でも(リキ入れッゾポーズ)カ〜メ~は~みたいな力だったってのが皆使えるってことスカ。でも当たりスキルやハズレスキルや生まれつきの系統しか極められねー的な?感じ?全員集合にあったとしてもその力で格差や利権的なお話の坩堝ですよね」いつもの部屋に到着「こういうとき二人だけってのがニンニクマシマシを後押ししてしまう」と少し反省鶴海さん。それを横目で一目したあと「嗅覚ですか、謎臓器は五感で感じられるのか?鶴海さんはどう思います?」口を抑えつつ「其れって心臓の音を感じられる動悸?空気?まぁ酸素ですが空気を取り入れるとか飲食が食道通るっーのはわからん?くはないんすけどね、でも基本薄くないスカ?特に内臓器の感触ってなかなか感じにくいっすよ沈黙しまくり臓器たちでしょ」鶴海の意見に対して「確かにそれはあると思います。外つまり黄斑?、味蕾?、耳石?、嗅上皮?などなどほど敏感ではない?!ってのが感覚器ですが」立ち上がり考え込む寅兎「どうしたんすか……ってまさか」ハァ〜と一息「行くんすよね!」寅兎の目は輝いていた……バイクを飛ばし向かうのは保育園ではなく「うわっコレって!」鶴海の感想は的確「街の中心は賑わっていますが、この廃病院を中心にいえ、この病院が廃業に伴い伝染するように街の廃墟が増えていった。勿論"呪い"なんて代物では無くより良い仕事を求め都心部への人口の流出に伴い様々な生活に必要な店が閉店、追い打ちをかけたのが病院の廃業」トドメだったってことスカと付け加える鶴海「入るんすよね」「入るんすよマジで、そのために」鶴海はポケットから「カギ、借りてきたッスからね」「おや、鶴海さんはお家柄こういう事は得意かと?」少し冷や汗「うちは闇を払って〜♪闇を払って〜♪する仕事じゃなくて普通〜にお祓い、祈祷とか舞とか"祓うんじゃなくて、清める、本格的に掃除機やほうき使って部屋を綺麗にするんじゃなくて部屋の空気入れ替えよう"ってのがポリシーなんです。( ゜д゜)ハッ!なんだくく蜘蛛の巣かよ!脅かせんなよ(@_@;)ったく」鶴海さんの足をつつく寅兎に「いや!いや!ヘ(。□°)ヘ南無阿弥陀仏般若心経カツカツイワコデジマイワコデジマヤベ祝詞がバッグった(;∀;)って」慌てふためくが直ぐに下を向き「(ヽ((◎д◎)))σ何やってんすか!おさわり禁止!っーかおふざけ禁止!」マジ激怒モード鶴海「鶴海さん、ここ!」つついた指を床へ「コレは白い粉!?O_oコレはお化けさんはダイエット中?」恐怖を緩和したいのかそれとも単なる「そこはバカっぽいにしてくださいってのは置いといて家なき子同情するけど金は別?ニ、三日って感じじゃないっすね」と周囲にライトを照らしていく。浮かび上がる生活感「隠遁生活、まぁ今時他人名義のデバイスあれば情報は得られますからね」続けて「そうですね、電波はバリサンで網羅されている」いい方古いっすね見た目ロリロリ神降臨できませんよ~とチクリ鶴海に「それよりも」そそくさと辺りを物色する寅兎「ありませんね〜」残念がる寅兎に「何か落とし物ですか?身分証っのはないすかね、偽造してるってんなら、今時はそれでも足が付きやすいグローバルなIoTですから」顔文字みたいですね、と寅兎さんに「モノとインターネットを繋ぐなんてちんぷんかんぷん繋いでどうすんすかね、アタシたちは機械が一部じゃないっつーの=_=」ホームレスな家探しを続ける寅兎「モノですか?アタシは有機物、無機物の買って〜♪買って〜♪あたーるー?♪リーダー?はとても曖昧だと思ってます。実際のところ神様がいたらそこらへんの区別はしないじゃないでしょうから」現実をはみ出しまくっている寅兎さんが〜と遠目な鶴海「ワタシは神の存在は否定しません。だって」と続ける寅兎に「"居ないと証明出来ないから"でしょ」と一言「だって摩訶不思議人が知っていることなんてたかだかその程度のものなら"知らないことを知ることは永遠に終わらない暇潰しですよね"」一生懸命生きている私達をディスる一言胸にしみるーわーって何の花道なんですか?と鶴海「とまぁ話してる間に一通りのお部屋の探索は終わったんすけど、オ部屋ってわけでも悪の大幹部集合って感じのテロ屋敷でもなさそうっすね」ペットボトルの数も普通大量買いの形跡はあるものの部屋にバラけてるペットボトルと賞味期限から見て複数人用ではなく個人の水代わりのお安い経口補水液もどきってトコと続けるマジ鶴海と独り言は置いといてって置いとくと寂しい赤ーい兎?じゃなくて赤札いや~ん四人組の金持ち男子に宣戦布告シーなきゃつーるみ〜♪って言われたいこの頃、そんな鶴海を置いておき寅兎は赤札いや正確には封筒を取り出す「消印はかなり古いですね、所々かけていてわかりにくい年号は2つ以上前」ということはという鶴海に「五十年以上前は確定ですが、何年かまでは分からない」と元の位置へ返す「って勝手に中身見てってもう読んでるんだもんな」と言いながらも中身が気になる鶴海ちゃん「なるへそ、中身は手紙とコレは小切手?仕送りか返済、仕事にして手形ではない裏書きなどあれば手掛かりも増えたんですが、封筒の糊付け」クンクンと嗅ぐ鶴海「コレはご飯特有の残り臭、でも封筒は紙質はいいですよ。あの時代にしてはっーことはチョー見栄っ張りだった」続けて寅兎が「コレ一枚の値段は(スマホを操作しながら)その日1日の食事代の数日分ですよ」なんでそんな高価な封筒使って糊付けはケチった成金説はどうっすかと提言も「いいえ、もし成金ならこの手紙を送った経緯はなんですか?」という寅兎に「仕事の紹介ならって成金なら糊付けケチるはずないっすよね。成金生活に直結する。交友関係なら」そもそもこんな封筒使いますかね成金さんがお金にもならないと寅兎、着払いとか封筒請求しそうですよね。そうですね自分に落ち度がないと漬け上がりますからね言い方が毒っぽいですよ〜寅兎さんと鶴海「じゃあ送り主は数日分の食費を抑えてでも送りたかった人物そんで中身は手紙と小切手?なら借金の返済ってのが妥当じゃないですか?」という鶴海に「それではコチラ(両方の母指と示指で小切手?らしきものを伸ばす)金額は少額です。今の通貨に換算すると生活費半日分、手紙の主はそんな少額を借り現金ではなく小切手?で返したことになります」半日分の生活費を一枚数日分の生活費の切手やら封筒を使って送る?実に割に合わないおバカさんかな。考える人鶴海に「現金は用意できました」ちょっと寅兎さんと手紙を読み出す寅兎を注意する鶴海取り上げようとする鶴海をスルスルと躱しながら「多額ゆえ、かさばり足ることは多目に見ていただきたい。残りの金額は後日お送りいたします。借り置いたモノは今も変わりなくあられるでしょうか?誠にそれが気がかりです。大事なモノ故保管されておられる確認を切に願いますどうぞ切に切に」この先は字がにじみ所々しか読むことができないそこへ「室内が騒がしいと思ったらどーもマグナム」とチャーシュー友達登場「何?お前らのお探しものもここなのかよ」と返す鶴海「殺人ですか?」という寅卯に持っていた手紙封筒一式を元に戻すよう促したあと「お嬢様達には関係ありませーん。捜査権おまりではないので回れ右して」「この前の保育園イタズラ書き殺人の件」このバカと叱責「いいじゃないっすか、こっちは手詰まりなんですから」と後輩「なるほど〜この亀は万年、鶴海の頭脳は千年の叡智を」鶴海ほっとき注目が集まる寅卯になんだよ分かってるよと鶴海が発言するが鶴海先輩メンゴと一礼そのいきはよしとみんなで寅卯もーんに集まる「それでは改めて物品の整理を廃病院に住むゴーストさんにしましょうか。彼は普通の生活をせずここでまるで隠れるように住んでいましたその点については」振られた先輩、話してやれと後輩へやれやれ「こっちでも年齢不詳のゴーストさんって認識ですかね。まぁ職質かけてもいいですが犯罪臭もなし無害ゴーストってことで、ホームレスな生活を送るって感じではないっすね。近所のスーパーやコンビニでも頻繁に目撃されてます。金銭的には年金なのか生活保護かとも思い探りましたけどその線はなかったみたいです。私的財産の使用は口出しできずってとこですかね。この廃病院も撤去費用の問題とか登記されている人物で相続者は一人、家族もなしなんで放置状態になっているみたいです。街から離れてますから立地も良くないし面積も広いので買手、借手も見つからなかったってとこ」説明は以上ですと閉めると「うちらも結構時間かけたつもりなんですが」というと「抜けはあるもの、あとは推測でカバーします。どうもありがとう」横から「でもさ、病院ってことはお医者さん、医学博士ちゃんなわけ」先輩に向かって鶴海が「あの〜(猫撫で声)ご職業聞きたいな〜♪(頸を傾けカワ(・∀・)イイ!!角度意識)」何をキショと反応先輩に早く答えろよ視線な鶴海「オホン、警……じゃなくて公務員です」すると「えっーヤダ〜市職!県職!デスクワークそれともお昼寝業界なんですか!」ってなるんですがコレが警察官とか命と隣合わせランキングだったらまーずナシっすね、乳飲み子抱えてバチイチとか人生積んだったーの、でも「お隣は?」と鶴海が寅卯ヘ振る「ボクは医療機関に努めてます」そしたらテンション上がる鶴海「〇〇廃病院なんだよ」って感じで高収入低身長が確定な訳、背の高さはしゃーないんで黙認しても職業は大事」と鶴海、ケッと舌打ちしながらもスマホにメモる豆な先輩「職業がらお金に困ることは皆無、診療はできる、注射も打てる、レントゲンもとれる、などなど出来ることえとせとら医療点数関わり放題なんすよ」鶴海先輩はガチ目な夢女っ気ありますよね、続けて寅卯「今どきのお医者さん開業もお勤めもそこそこ大変らしいですよ、賃金に見合うくらいわ」お嬢様方は左うちわですからね私等と違ってすかさず〇〇区税務署から来ました鶴海でーす~窓際じゃなくとまだ続けてるっすよね元気元気!元気があればいくぞ!!と鶴海我が窓際に一片の悔い無し「確かに楽ですね」と寅卯、すぐに先輩が「とわいえこんなとこで家借りる戸はねぇ」と立て付けの悪い戸を動かそうとしている。お手伝いいたしましょうかと先輩介護へ鶴海出動要請(要請してねぇーよ)といつもの仲良し、はいは~いいま行きますよ壁さん一緒に~動かそうね〜とブザー越しごっこに従事している。なおシッシッと嫌悪する壁さんに後輩と寅卯のもとへ一度向かいもうやだ壁さんブザー百烈拳はやめてよね、さっきオム、いきなり寅卯がしゃがみ込む人差し指を示す「ここ、これって何でしょうか?」ナニ見つけちゃったんですかと全員集合するクソ!アタシは見逃した!オメェはいいんだよ。分かってっから鶴海先輩ですからね、話進めますよいいですか鶴海さんとみんなの言葉が辛辣コメントなんでブロックしますな管轄外たまに戻ってくるぐらいこーゆうのがいいんだよっていうーかここ言うのデいいんだよっと発言するしかし何なんすかね、液体ってやだ~体液かよ、ナニ溜まってんのと鶴海帰還アホクソ仲良しは置いといて「液体の色はこれってサビ入ってません。完全密封開けますか?」首を振る寅卯「やめたほうが無難ですね青酸カ系なら体内に入るとアウト、硫酸系なら空気に触れて全員アウトですからね」と一識入れながらも小瓶を眺めつつ周りをなお散策数分で同じ小瓶を部屋のあちこちから見つける「いやはやなんともテロリストくんなのかな?」と鶴海「ふん、以外に自身の体液を媒体に悪魔でも召喚しようとしていたとかかもな」ねぇホントに溜まってない?偶には耽っときな?と鶴海アドバイザー「溜まってません、週4でバリバリ最強No.1です〜、お供は」先輩ストップっと後輩に強く止められ「やっぱ鑑識手配します。礼状取るのは少し手間っぽいんですけど」と連絡する後輩「というわけでお嬢様とおまけの巾着はお帰りって、奥に行くなよ」お気遣いなくと礼状取ったる他人の家なんでズカズカ進む、しょうがなく鑑識の手配は後輩に一任寅卯、鶴海と先輩は奥に進む「そういえば、詳しく聞いていませんでしたね、ここに来た理由というか張り込んでた事と繋がりが」3つの懐中電灯は暗がりを順に照らしていく。病院的にはかなり広く先程までいたのは病院のエントランスホール近辺会計の事務系や待合所飾ってあった大きな絵は電灯を照らすと稼働当時と変らず来院者を上から眺めている様子「内偵を始めたのは数ヶ月前からです。お嬢様がおられた事務系の方は数年前からマークしてたみたいですよ。でもなかなか巧妙で帳簿や書類関係はきちんと合わせてきてたみたいです」蜘蛛の巣を取りながらも「そんな膠着状態が動いたのは先月の中旬頃、一本の匿名のメールが送られてきてからです。そのメールには当時の看護記録一覧」其れって個人情報か?アタシならナンバーのカード紐付け解除する案件だよね~♪貰うもんもらってと鶴海が「アホだね〜、鶴ボケは」と先輩「一度紐付けてしまうと解除したとしてもそれまでのデータはかなりの確率で流出しますからね」安物買いの銭失いってとこかと先輩人生これからこれなーめてと飴ちゃんサービスのどーアメん?足元にアタックゼロ!!!懐中電灯を疾風の如くに当てる「さすがに腐敗臭しなかったんで気づかなかったな」「死後数十年ってとこですかね」「ここって通路でしょ?寂しいような、孤独死に近い状態ですかね?」「どうでしょうか、服装ははほころびが少ない、肉片があまりついていないところから夏場ではなく冬場だった」辺を懐中電灯で見回し「建物の造りから外気温との差はかなりあったので」「室温が一定なら季節は限定できないのでは?お嬢様」とチクリと義理父風鶴海が寅卯さんもお前もなと変な寸劇かましてきたので職務怠慢ですよ鶴巾着うるせえうるせえうるせえーわし始める先鶴です。「ここをみてください」と白骨ズボンの裾を捲くる寅卯さん「ここ」そこには裾のうちにもう一枚「ステテコかよ」と先輩元水の神様かよ。別アカモウマンタイダロガとカタコト俺等もストレスマッハだけど色んな業種でタイヘーンなんだからヘンターイにもすーぱーなのよねとさらに奥に進む一行、病室エリア数は町一番の地域支援だけあり数も多く広いワンフロアってとこかな廃墟特有の処分されてない布団などまんまなとこも多いグルグルグルグルグルコサミ?何か?鶴海さんがガサゴソ取り出す「また小瓶?でも色が違う?」後輩の発言に「ちょっと失礼」と寅卯が取り出し窓から入る光に照らす。照らされた小瓶だが中に光は届かず小瓶を軽く降ってみたり逆さにしたりするも「固まってんスカ?」動く様子が無い?「いえ、少し動いています。中身の物質が固形に近い粘液なのでしょう。それよりも光の遮断率が高い」其れって密度が濃いスライム的な虫眼鏡レンズ収束アタック出来ないじゃん全然違うじゃん!言ったよね!光の国から僕等のためにって国を創るって!ワシだけスキルダウンロードじゃん「医療機関ならX線か造影剤のたぐいですかね?」後輩が進言。少し考えて「放射線には詳しくありませんけど曲がりなりにも電離してる方でしょ。無造作ってのは倫理的いや安全ピンからも俺等より先に保健所かなにかの立ち入りあるでしょう」と続ける後輩「それがなかったってことは権力でねじ伏せてたってか」と先輩「もしくは放置せざる得ない状況だった」寅卯模一言加える「どっちにしても、本格的な大掃除だな、今年の汚れ今年のチー牛に〜♪」たらこ唇にマルヒラメガネ「三種のチーズマシマシ牛並は高いんでとととんトテトトン〜♪」巫山戯る鶴海にフンと呆れる先輩然し寅卯は鶴海の顔へ「ちょっ!まだココラがドッキドッキリだって寅卯さん?」鶴海が嵌めていたメガネを指紋がつかないようハンカチで取る「ここ!」メガネの縁には赤黒く固まったシミが「血液、家主のものでしょうか」然し「メガネに大きな破損は無いです」じゃあ「えぇ、返り血と考えます」ころんだんじゃなく、誰かと揉めていたそして相手はさっきのなれはての骸骨騎士を思い浮かべる。実際はそんな感じさ7日でもここ病院でしょ元々ならだったらと後輩然し「ならどんな状況ですか虐待?」それでも返り血なら気づくんではと先輩「周りが見て見ぬふりだったとか、まぁ丸め込める容量ってとこですかね。不足しなきゃ」鶴海を中心に囲むように円になりメガネ談義に華が咲くも「どれも鑑識ありきの話でしょう。あくまで今はお嬢様の空論」えぇと施設の最深部を眺める一同




