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動物園の監視室鎮座するのは二足歩行に慣れてきたライオン(人間の名前は金成 古米)ごく平凡な大学二年、キャンパスライフを愉しんでいた。週末の金曜日から連チャンで飲み会を梯子ぐでぐでに遊びまくりアパートに帰ったのが日曜日の夜遅く………目覚めるとそこは異世界じゃなくライオンの檻の中だった何が何だか分からずビクついているものの水飲み場に写る自分の姿に人で無くなった事を理解した。オスの立派な鬣をはやし肉球に鋭い爪の生えた姿。半笑いすると鋭い牙が怪しく光る違うオリには雌のライオンが複数やった!モテキ到来ハーレムって牙も爪もほどほどな普通の女人の子がいいもうロリコンでもいい一人っ子なんで「お兄ちゃんハーレム」を希望などと漏れる声はガオガオガオーンもはや人の声ではない。必死に英語を話すか如く練習するもウマくいかずうねり声は雌ライオンを刺激するだけこのままでは望まない逆ハーレムに僕のライオンバージンされちゃう?あれ?飼育員が来ない?いやいやこんだけ騒いだのに動物園ってこんなもの?飼育員マサキ似の嵐を呼ぶ男来ちゃわないの?しーんとなーる………人の気配がない?!数時間後雌ライオンが寝静まった頃檻を抜け出す施錠は頑丈な鍵ではなく仕組みさえわかれば簡単に開く仕様の鍵だったまぁ普通のライオンだけじゃない動物園にいる動物では開けられない開けようともしない鍵を開け静かに閉める外は昼だが人の声はせず動物たちの鳴き声が満ちている。檻が連なるエリアは暗い体はライオンなので暗がりでも眼は見える。猫の仲間なのが頷ける。ふとある檻の前で立ち止まる。檻の中には大きな蛇がいる。口を大きく開き此方を丸呑みしそうな………あれ?なんだろう?シャーシャーは言っているものの尻尾を叩いたり首を縦に横に振っている。何か訴えかけている!自身の爪を見た後四本足から2本足へ起ちあがり後ろ足でバランスを保ちながら前脚の爪で器用とはいえない”文字”を壁に描くなんて書く?簡潔に出して欲しい?いやダメだ。目の前に居るのは変わって居るが蛇だ。牛や人だって丸呑み出来る無闇矢鱈に檻から出すのは危険だ『ことばがリカイ 首を縦に振る 3回』態勢が苦しく書きづらいその文言が理解出来ないのかシャーシャーの声が大きくなる。あれ?判んないのか難しい。蜷局を巻いてふて腐れてしまう。そういえば蛇って視力弱いんだうーん"(-""-;)"書いた文字を大きくすること数回やっと首を縦に3回振った………日曜日久しぶりにパパがウチに帰ってきた。いつもはお仕事忙しいらしい家族で動物園に向かう。楽しかったけどママは笑おうともしない。口喧嘩していたパパとママいつからかしなくなった。パパはファミレスの食事の後電話があり嬉しそうに仕事に戻っていった。ママは泣いてたずっと泣いてたアタシもひとり布団に入り泣いた………泣き疲れて起きるとそこは檻の中大きな蛇になっていた。助けてアタシ蛇じゃないよと叫んでもシャーシャーというばかり…おかしい人が来ない居ない動画でしか聞いたことない鳴き声しかしない。そんなときライオンさんに出会った。通じない言葉をジェスチャーでカバー何度も諦め蜷局を巻いた。檻が空く音がする。 ライオンさんと共に檻を出る移動はライオンさんに絡まっている……不思議と温もりを感じてしまう。遠い昔パパにオブられたそんな感触それからライオンさんと同じ境遇の仲間を見つけ出す為大きな動物園を廻る。猿の檻では群れないビクビクしたオラウータンを誘う。私より理解が早いライオンさんも上機嫌ブー腹が立つ少し締める私、次はワニさん深い溝を這い出ようとしている。行動が普通のワニと違う。わたしが体を使い引き上げる。顎を大きくあげ礼を述べる。中身はとってもおじいちゃんなのだ.オラウータンがワニさんになつく上に乗り離れない本来なら餌としての認識だ。ここら辺が元々人だった名残かな。ライオンさんの提案ではアタシたちみたいな存在がこの街の区域内に多数存在していることがインターネットで判った。区域以外は現象が起こってないなら、外に出ようと発言するもライオンさんは首を横に振る。特殊なケース外に出た元人が居たが区域以外に出た瞬間スイッチが切れたおもちゃみたいに動かなくなったみたいだ。危険な状態と判断したライオンさんは勧めない私達は区域という檻の中にまだ居る。ふと心の中で”食べたい”という欲求が膨れるかき消してもかき消しても消えない程はっきりとした感覚が残っている。それでも冷凍ネズミを食べた感触は忘れないのどごしが引っかかるソレを彷彿とさせる。好んだ食べようとは思わないがいったい幾多の困難が待ち受けるのだろう………アイスクリームスナック菓子が食べたいコンビニダッシュして買い物かごに山盛りどか食いしたいしたいしたい……けど体に悪影響がでるかもしれんとです。大蛇です大蛇です大蛇です。でも食べたかとです。仲間が増えた事も大事だが見た目色々な動物がいる。まぁ動物園なんだし当然………皆中身は人間なんだ……戻れるかな……涙が溢れている。水分調節じゃない心がグラついていた。ソレを察してデカデカとライオンさんの爪が欠けるほどに大きな字で”一緒に捜すよ!”キバをむき吠えるように叫ぶその姿はとても大きく凛々しく見えた。ドキドキ吊り橋効果かなと錯覚してしまうでも鼓動はモノホンだった「どうかしました?!」的な男子ムーブメントはお腹いっぱいごちそうさまナリか?いやいや私はやっぱり”まいどあり”が好きです……間違いない!私の情緒脆くも崩れ去ったナリからのドッキューンブラスト状態「別に好きだったとか以降略……ツンデラソンドラウーテンダラー♪(今の子には通じない)ワンダラーピー的な妄想をかましつつ蜷局を巻く百%中の百%だ蜷局の間から外を眺め!銃声が鳴り響くすぐにライオンさんが監視カメラを確認動物園の中ではない。動物園の入り口近くのカメラに写る傭兵風の男達が数人。人間の姿に外から来たのだと理解出来る。動物園は完全に封鎖している。ライオンさんの指示で二つある扉を閉じ鍵を壊し園内用の車を重しに鉄の扉が開かないようにした。一つは自分たち人イガいの魂が入った凶悪動物が外へ出ないように、殺すのは忍びないので、もう一つは外部からの侵入を予防まぁ扉以外も元々鉄を練り込んだコンクリートの壁、高さもある入る事は不可能に近い。全ての壁に電流を流す本来は中の動物に痛みを与え留めるよう体に教える躾けという名の虐待だ。今は外からの侵入を防ぐ一時的な楔を打つ。撤退していく人々相手は人だ。対抗策をすぐに立て戻ってくるだろう。恐ろしい事だ。ライオンさんに絡まる。重くないのか心配だって女の子だもん。私達は異端な存在、人なのかと言えば人じゃないでも知識や経験は人としてのものを活かせる。だけど体は人じゃない動物だ。蛇の体は重い動きは以外に機敏だけど寒いと動けなくなる。保温動物であるライオンさん達とは違う変温動物な私やばなんか障害があるほど萌えるじゃない。まくまくとぐろまくまく押しの王子様が僕らの百獣王状態ですよ。ガガガガワニとオラウータン登場ウップス共目空気よめんのかな。何やらライオンさんに報告の用だ。外から人間が来た?白旗あげあーげのぁーあなるほどーさんなわけですか私は勘の良い蛇なのキーホルダー小姑とは一線を越える会長ムーブなわけなのよね。フンと鼻息ビット荒く熱反応を探知する人の時にはなかったシステムだ。こうしてビットを使ってみると判る。結構広範囲に熱の視覚化が出来るのだと驚くライオンさんやオラウータンさんは熱源がある保温動物だからかワニさんはお仲間の変温動物なので冷たく表示され判りにくい 。何日か前から人の形をした熱源が数体、動物園に侵入してきた。ほとんどは追い返したが中にはフル装備した傭兵部隊もいた。オラウータンを乗せたワニさんは器用だ。顎と前足を器用に使い奪い取った(詳しくは吠えたり曳地着る振りをしたりクマさんお手製の人の手足そっくりの近くの潰れたお化け屋敷から拝借した。元々人だった頃働いていたクマさん別の意味でコワモテだ。ライオンさんはノン武装派だ。鬣を靡かせ爪や牙を使い戦う事を推奨している。こんな体になったのだ。進めば二つ精神なのだろう。さすが私の押しの獣だ。まぁまぁやられたら復讐は考えてしまうかもしれない。ライオンさんは望まないだろうけど『みんなに話したいことがある。空前絶後の今までに無い神をも恐れぬ数十年に一度の前置き長かったね、うーんイケボイケボマイクのテスト中月七万円じゃ暮らせんだろがいってボイス変換出来ました』生イケボが響く尊死尊死無限脱皮が出来るっての。目がハート様になっちゃうんだトップギアだぜ私の武装が終わる。つまりメタルになるかスカルになるかの違い何ならカイゼルかシャインがここは正当にウォーでしょうとすぐるとさとる的な会話を妄想受けがいいんか?どっちーの?と拡大解釈しまくる。ほんの一瞬だったライオンさんが本能に目覚め気付いた時には傭兵の臓腑は食い千切られていた”本能”と一言言えばソレまでだが傭兵の死体を涙を流しむさぼり食うライオンさんを眺め覚悟して皆で食べた。臓腑から耳、目玉、脳ミソ骨まで………家畜や農作物を感謝を込めて残さず食べるように私達は人を辞めたのかな?理解出来ない、だって女の子だもん。食べた率直な感想は生臭いドロドロしているこんなものウマいはず無いのに………夢中でむさぼり食い続けていた病められない止まらない表現としてはコレしかない甘いスイーツのどごし爽やかなビールうん大人になったら味覚が変わるのとは少し違う感覚涙も出る後悔もあるでもでもこの背徳的な味に堕ちていってしまう。知ってしまった蜜の味”人間という名の有り触れた味いやきっとコンビニフードやスイーツが我が物顔で街を練り歩いていたらその味を知っていたら一度食べてしまったらこんなにも”困らない食料”は無いと感じてしまうんだろう。自分だけが食べられる物がこの世界に溢れている。食べ物側から見ればなんとおぞましくなんと無惨な光景なのだろう然し然しである…………食べることが出来てしまう丸呑みしてしまったのどごし、ソレガゆっくりぬっくりと解けてしまう感覚ときたらこの体故に感じてしまうんだろう。一種の快楽快感が突き抜けてしまうとここまでに感じる。涎が止まらない普通の動物ならこんな感覚はない何故なら食べる事は無味無臭な欲求だが腹が満れば概念を逸脱してまで食べようとはしない。体は蛇だが頭は愚かなる人なのだ私は私は喰わんでも喰わみきれんこうやって思考していられるのはどのくらいなんだろうか気付いた時には我を忘れただただ食べるつまり相手を仕留めることを何とも思わなくなっている。作業のいっかんとして勧めていくのだろう。出っ張っている釘に首を近づける……このままさしてしまえば終わる確実に終わるのだ。動物にはないいや考えることなどしない感覚…………自決、自分で自分の命を奪う方法人ならではの習慣理論辱めに耐えられない方法。思考生き物故に辿りつく袋小路の回路でも止められてしまう。そんなんじゃ何の解決もしない”活きてるからこそ悩み悔やみ活きていると実感してしまう。もちろん活きていなければならないと渇望してしまう。血だらけなライオンさんの肉球はソレを強く強く意識させてしまう。気付いたら泣きながら啼きながらライオンさんの肉球を舐めていた諌めていた。頭をポンと軽く手を乗せた後ガウガウと優しく唸るその声は全く言語が理解出来ない理解は出来てないけどなぜかなぜなんだろうアタシの心なのかな判らないけど心を熱く、熱を感じさせずにはいられなかった。警報が鳴り響く動物園また侵入生ですか…………男と女のラブゲじゃなかった二人組~♪やれやれな光景なの………「隊長さーんここまで襲われはしたものの異様よねこの動物園?檻の中にはガオーなガオガ物がいっぱーい自然な天然記念物な野生の証明が沢山いる。でもちゃーんと檻の中にスィートホームなわけ。でもアタシラを襲った輩は盗んだ武装で走り出すイカサキも食べないままってね」先程まで獣の夜を突っ走っていた軟弱軟弱言ってた生物である輩、集団は獲物をカルナに目で殺す状態ながら無力化している。まぁ生きてりゃねこんなこと日常茶飯事かな然し無力化してきた動物を見ながら「動物と戦うっーか中身人間のぬいぐるみと一戦交えた感じかな」動物の手足が鉛のように重く垂れ下がり地面に伏せっている「石化の概念化ってとこですか”石のように固くなる”此方では金縛りって言ったのかな催眠術なんかでもあるけど」後ろから付いてくる女の子の発言に「そうですね催眠術なら相手の潜在的意識にアクセスする感じでしょうが、私のは”そこらへんは関係ない”ので単純に体が石になるなんて意識動作は必要ありません」黙々と単調に喋り奥へと進んでいく『ストップ すぐ 止まる 動くな』館内スピーカーから中立的な声が流れる。足が止まる「止まるんですか?声の感じは盲ろうようのアプリ変換装置かな?インターネットからダウンロード出来るからっーかここのシステムPCへのダウンロードでソフトの強化してるんですよね、防犯カメラの位置は手でづらしたんだろうけど」続けて男が「かなりカメラ避けたつもりだったんですけど死角が少ないと感じたのはそのせいですか、ても加工は何のために?テロリストと言うにはなんだか毛むくじゃらや人とかけ離れた能力持ち多すぎでしょう」投げかけられた疑問に「うーん謎丸くんはわからない状態でしょうか」お手上げポーズを決める。ピタリと止まった足檻が現れ二人を閉じ込めてしまう「すごい組み立て式の檻か、動物が逃げ出したようなのかな」直ぐさま四方八方から透明な針が打ち出される庇うように針を全て受ける男「麻酔ようかな少しグラつく(片膝をつくものの)なるほど弛緩性いや違うなホルモンか抗体血流より神経の方がいいかな(なにごとも無かったように立ち上がる)先に進もう」歩きながら「魔導契約って奴ですか外見は人だけど中身はすっかり魔物よね」「私のは人工物ですよ。欠陥や壊れも多い、魔界には俺とは比べものにならない魔導種がいるそうですよ」たわいもない話をしながらも警戒を怠らない。現代の兵器が”聞かない”男魔導の極意ここに健在かなと女の子「魔導の真髄は”不可の証明”人が不思議に思い解明できないことを感覚として理解する技術の事マジシャンとにていますね、タネが分かればなんなきこともわから無ければ恐怖や不快、劣等を抱かせる。ほんのちょっとした差もおおきなものとして感じてしまうんだろう。人の虚をつく因果な事だ」ソレって世が世ならヤッテモータージャンプ+みたいなお話しめでたしめでたしとさはっーはっはユーバハッハのおっさんなんでだよ状態、胸を押さえ倒れ込む男、大きな花が咲き誇る花が「自己地獄自国事項事業女性時期ジジジじじじウマく巧く馬首宇摩郡ウマク視野写真社会市役所試薬誌や士や資や詞や」片言意味を捜すその声?音?は期すれ掠れ擦れていく。徐々に声へと変化していく。「やれやれ、にくたいから造るってのは意外と時間をかけるんだな、さてん?ヤァお嬢ちゃん」イミフなコレって双子さん枯れ葉剤の影響から産まれたのかおいおいコレは大丈夫なのかよサコンウコンの力一気飲みと少女のゴミを見るようなサービスカット「一応聞きますけど”助けます”」あぁー?としゃべりかけた口を押さえてくる本体そのまま自身の体へねじり混むように折りたたみ押し込んでいく「制御出来るんですね?よく喋る実験対象ですね?五月蠅くないんですか?」質問気味に話す少女に「デバイスに余裕は持たせたつもりなんだけどな、如何せん旧式のソフトぶくぶく太らせてもね、アプデも繰り反しているけどロードとセーブの誤作動とバグの処理修正がパッチ量を超えちゃってねいやはや激ムズなわけよ」普通の状態に戻った奥の隔壁が閉鎖される「明らかに奥へと進ませず外へ誘導してますね、壁は合金しようちょっとやそっとでは壊せない仕様かな。迷い込んだ迷路おかえりは壁沿いにどうぞ、閉じ込める気は無い安全仕様かな防犯カメラへ手を振りタラッタッタッタースマイル一つカメラの奥の私達をまるで獲物を見る獣のように見据えてられている。ウホウホやシャーサャーなど弱い私達は吠えまくるもライオンさんはパソコンを器用に使い彼等の道筋を探っている。この盤面を乗り切る一手を捜して………「もぬけの殻っすね」監視カメラの映像が複数、先程までいたであろう獣の匂いが残る「カメラの映像からここで私達の行動を監視していたんだろうけど、判断が速いな」「ホントに獣なんですかね、うわーべとべとコレって唾液分泌量多すぎでしょう」ただの獣ではないな。部屋のあちこちに複数の爪痕角度を考えると不自然だが、それに部屋に落ちている毛を拾う「動物の毛?中型のお猿さんかな?ソレと地面が凹んでる、擦った後は大型の蛇かな手足の跡ないしでも、こっちはワニかな擦った後と大型の手足がくっきり残ってる」でもと一言加え「なーんかなんか」「人間臭いな、しぐれや思考が動物だから狩猟本能ってのも動物園にいても持ってるって考えそうだけど……明らかに」「”罠”狙うとかじゃなくて遠ざけるが」「正解」部屋を出て探索を再開「動物は檻の中に居ますね、開けて確認は無謀かな、襲われてもやだし、ってちょっと」男がライオンの檻の中へ牙をむき出す雌ライオン然し横の別の檻からうねり声と檻をかみながら目がイッテイル雄らしいライオンが吠える「俺のハーレムに手を出すなってか行きましょう他の檻も確認しなきゃ」ガルル(何とかバレなかった寝ぬがキドカドだよ)周りのメスが発情して困ってストストップ檻がとけーるよだれホルモン分泌中フゥーット一息彼等は何者なんだろう普通の人ではない。こっちのことは理解はしてないでも殺処分は困るからなどうしよーか……バラバラに逃げたけど大丈夫かな……暗くジメッとした下水道ライオンさんに進められだけど、蛇な体つき移動は意外にスムーズだった迷路のような下水道動物園に侵入してきた部外者?の把握には持ってコアだいやコイキングだった。侵入者はさっきの二人組と今目の前っーか体の上を通っている動物?みたいな奴だ。アタシも数十年生きた女子だが獅子?ライオンさんみたいなでも二足歩行してるけど赤色と翠色だ。話の内容はうーんオバタリアン地面に亀裂コンクリートが砕け露わになる「ありゃ、大きな蛇だね獅子頭は捕食対象なのですかにゃ」にんまり温かい目を晒す砕けたコンクリートは微かに凍り「魂が少し変だな一定の魂が入れ替わってる」「じゃあ例の死人がらみ不自然だったでしょこの前の転生」「上手く偽装はしていたがな魂が固まり過ぎだ普通は広く溶けるように散らばる」」「あそこまで不自然に固まってるってことは」「転生先が確定していたってとこかなあの死人相当”先まで”考えていたみたいだな」よいしょっと蛇の額に触れる赤い獅子頭「一応うん加護は施せるみたいね。おしゃべり出来るわよね蛇くんじゃなくて”蛇ちゃん”」不思議と繋がった感覚必死にシャーシャーと”私の声聞こえ?喋れてる?って事ポロポロと涙が漏れる。なるほどねと獅子頭達蛇子ちゃんの波瀾万丈物語を日曜日にぼけっーとたまごマーケットしたかのような反応集「コレって言師に報告した方がいいんじゃない?点数稼ぎは必要不可欠案件でしょう」とゴマすりモード「そうだな……物世界では世界の主が”彼等”だ。俺達は部外者なわけだ。神世界と違って」アタシラどっちつかずの部外者だけどねと空笑いしている。そこへ「大きな蛇みっーけ(ノリが明るいJKみたいだ)と心の声いやいやあたしの心はJだーぁY~oってウチ保育園しかいったことないんだけどね!ドヤ顔」人生楽しんごみたいな性格登場。蛇の私からはハッキリと色は微妙だけど獅子頭達は見えている………でも(スゥーっと息を吸い込む女の子次の瞬間低周波が建物自体を覆う耳がイカいレソウ)直ぐさま男が到着「音か匂いと伝えましたけど周囲の生き物壊さないでくださいよ。無闇矢鱈に!」頭痛を抱えつつぼやく男に「だってコレが早いでしょう。それに少し違和感がします」前方を眺める男女そこには大きな蛇子ちゃんしか”見えない”「何か居ますね、圧はあまりないかな。僕たちでは”視認”が出来てないいや”させてもらえない”ってとこですかね」「おそらくだけど”認識出来てない”が正しいんだと思います見ることだけじゃなく五感が”目の前のナニカ”を捉えられてないですね」大カナダ正解ですと男が頷く。一方蛇ちゃんサイドは「どうする”見せる”ただの”物”じゃないけど警戒すべき神様でもない」すぐに「必要ないだろう。今の事象の根幹を理解はしていない。故の探索と捉えるべきだな。俺達の開示は不安材料の提示でしかない。無理に超難問とかせることはないだろう」アイアイサーバー一杯喉越し活きたいねーと赤い獅子頭が了解する。両方の会話を無理矢理聞かされる蛇ちゃん頭がパニック状態でほらパンク知恵熱ヒートオーバードライーブなわけ「そんじゃ私から(腰から下げるフラスコを取り出し蛇ちゃんに向け)”イフリガント”(フラスコから意志を持った火の玉が飛び出し大きな口?を開き周囲の酸素を吸い尽くそうとする。見る見る大きな火の玉になる。周囲の酸素が減り蛇ちゃんは余計にクラクラしてしまう)!!」蛇ちゃんに纏わり付く寸前オオキナ火の玉は動きが遅くなり次第に凍っていく「何かやったの?あの蛇?」「違う!蛇自体からは何の力も発現してない”揺らぎがあるのはその前方の隣だ!魔力じゃない神通力?!とかか」驚いているのは蛇も同じ見えている範囲が広いので前の翠の獅子頭が放つ周囲の冷気がその全てにヒンヤリ感を徐々に伝えていく「”戻れ”」一言発する少女に「ネタ切れかそれとも魔力の節約かな」フラスコを腰に戻しながら「それなら先輩が相手してくれるんですか、未知な敵とは交戦しない即撤退がお約束でしたよね」後方へ一歩下がる女の子「どうやら相手も本気で凍結する気はなさそうですよ」何かいるであろう前方を見据え「あの大きな蛇は何か知っているんだろうな今の状況、然し、お前さんは蛇の言葉しゃべれたのかな?」首を捻り尋ねるも首を横に振り「吠鳴翻は半数が魔力で耳の強化が必須ですし、喉の偏角程度じゃ喋ってる内容がネイティブじゃないから個々の種類の把握が困難なんです。要するに喋ってる内容もなまってる事が多いから聞き取りづらくこっちも話しても相手にも聞き取りづらいっーか聞こえてない可能性が高いんですよ」なるほどと納得して「隊長でも困難ですか?それに東洋の魔女の御息女や魔法刃の彼はどうですか?」と尋ねるも「うーんどうかな?隊長さんは私よりアナタの方が詳しいんじゃないですか、吠鳴翻はかなりマニアックだしそこそこ研究に片足突っ込んだ程度じゃ知識程度の感覚しかないと思いますよ東洋の魔女ですか?アタシは世代じゃないから何とも実際”術賢”が恐れる………一目置く程の力なんでしょう。仮にその娘なら知識と認識、魔核にまで至ってる可能性も多いにあるんでこの世界に七光りはなく純粋に血統ですからね、70パーぐらいですかね、魔法刃ですかこのところ最古の魔術師も減ってますからね、魔力オンリーじゃ討伐や使役もままならないってはよく聞きます。その代わりを出て来たのが”魔法刃”と呼ばれるデバイスですね。魔力の増幅、攪拌収束今までは全て自分自身で行っていた魔力制御を70から80バーセントの度合いで肩代わりしてくれる。頼りっきりは推奨しません。それに魔法刃の中には生命力を魔力に無理矢理変換するほどのモノもあるとか此方は非公認、彼が概ねの魔法刃を創っているといってもいいんですよ。然し所詮デバイス魔力オンリーで相手しないと前のバケモノには対応仕切れないと思いますよ」一通りメンバーの戦力分析と自己診断を披露する女の子それを聞きつつ「そうやな、デバイスは持ってきてない私の魔力では複数の相手はキツいなので」一瞬ほんの一瞬に蛇の周囲の床がすっぽり抜ける「堕として!!」然し床の代わりの分厚い氷の床がすぐに出来上がっている。変温動物は動けなくなる「すっぽり抜けたわね夢幻の能力に似てたけど(床をコンコンと蹴りながら)これはなくしたんじゃなくて抜いたのね」一息入れて「落ちた床は凍らせて粉々に砕いた問題ない、このまま緩ーく寒波を広げ休眠状態に導いてもいいが」部屋の温度計がぐんぐん下がっていく「待ってください」勇気を振り絞り獅子頭に嘆願する。すぐに寒波の侵蝕は止まる「やっと真面に喋ってくれたね、ゆっくりでいい君のことを教えてくれないかな」と翠の獅子頭「あのでも」躊躇うように男女を見る「ノープレノープレ君のお声はあの子達には吠えてるか何か訴えてる程度にしか聞こえないコケコッコーなのよ」渾身のニワトリモノマネ炸裂………とまぁこんな感じ冷えピタ空気が場を支配する「喋りやすく努力しています。ケアミス」オロシクな赤い獅子頭をほっといて一通り話を聞く「魂の入れ替わりか?」考える翠の獅子頭「何か腑に落ちないの?蛇ちゃんの肉体と魂はズレている。でも安定はしている。近くに本来の肉体がないかな。あるなら引っ張られるはずだから」赤い獅子頭の推測にも「ん?足元のこれは簡易的な力場かな」獅子頭や蛇ちゃんを大きく包む魔方の円「包み込む力か、先程の床を抜いた力も遠方の一点から円状に切り取る力を注いだ。しかも力を別のナニカにそそぎなおすのではなく”力で切り取る”というイメージだけで行っている。俺ら獅子頭やそこの大きな蛇を包み込んで行えるほど、普段ならおそらく”ナニカの媒介”を用意してそれを使って自身の持つ力を注ぎやすく形に変えているはず、でも彼はそれを行っていないイメージする力が強い証拠、夢の内容をハッキリと覚えてるとか第六感とでも言えばいいかなそんな感じ、あわよくば我々も捕縛対象だろう。それに」男の後方では複数の小型の魔方陣を体に展開”録画永久保存モード”神秘を捉えたベスト3ショートを撮る気満々「研究資料確保ってとこかな(魔方陣を凍らせようとするもすり抜ける)純粋な力ってのは摩擦がないいや水分がないのか?」どおりで氷づらい考えてんな……(やっぱり凍らない!力のでどこは不確定だがおおよそ理論はあってる。ただ魔力の消費がただただ半端なく多い長くはもたんだろうが!?凍る力が弱まった?さてさてチャンスか罠か虚実のどちらかな乗ってみるか!!……『ちょっと!アタシラまで変な力に侵蝕されてお手上げなの?』赤い獅子頭の小言に『獅子頭のせいではない』『へぇー責任転嫁するんだ』喧嘩が始まるかもと思うほどに険悪になる獅子頭たちシャーシャーとオロオロしまくる蛇ちゃんそんな様子を見たあと『そうだな言い争っても何にもならないかななら、少し動いて見ますかね』と言ったとき「なんだ!!犬?狼?翠だと?」あまりの出来事その場にいる全員に姿を見せる翠の獅子頭「無理強いはしないが」の発言にやれやれと姿を晒す赤い獅子頭が続く。長く続く沈黙一定の距離間は狭まることなく時が流れていく。君は何者かという質問に対して「物じゃない」という応え、言語ではない意思の疎通も視野に入れていた然し後ずさりしてしまう。引くな!人工肉と多面臓器で創った体、数多の戦略がある。例え吹き飛ばされ無くなったとしても、ここの情報と私の安全は保証出来る。一歩踏み出そうとするが「戦う事を選ぶ前に今から話すことを”よく考えて”君の肉体はスペアなのかな”ズレてるよ”無鉄砲な行動に見えるのも勇気なのか?蛮行なのか?強気な理由がそこかな俺を君のお仲間と同類だと考えているなら考えを改めた方がいい君の知ってる知識が通じるのはご都合主義的な娯楽小説など君が想定した者だ。相手が未知数の敵とは戦ってはならないしっぺ返しをもらうことになっちゃうぞ」翠の獅子頭の進言「そいつはご忠告感謝する(胸に手を当て)此奴がスペックボディだってよく気付いたな、でもあんたこそ俺の全てを(戦略)をつ知ってるわけじゃないだろそれに」獅子頭達の近くの壁から手のひらサイズの人型の土人形が獅子頭目がけ襲いかかる土人形の一部を鋭い刺に代えながら「その土人形一つ一つが俺の意識とリンクしている(獅子頭が払いのけるも土人形は直ぐさま再生する)無駄無駄土人形ゆえダメージは通らず無限に再生する君たちに体力の概念があるのかは微妙だけど隙を突き君の弱点を探し出すことも可能だ。古から永遠と続く無数の魔導師の言葉や魔導書に書かれた知識が俺を勝たせて」「くれるぐらい言わせてあげなさいよ翠~ん」と赤い獅子頭。「随分舐めてますね私達はともかく私の魔術は数千から数万の濃縮された時の中で積み重ね磨き上げてきたモノ」ゆっくりとした口調で「魔術か力を使うって点では法則を無視出来る力摩訶不思議アドベンチャーってね、でも君らは知ってるはずだ”自分たち以上の神秘”ってのがあるって事に神がかった力が存在するって事にそこらへんは一目置いてるんだぜ、ただのモノとは違うっていくら知識があろうが戦術を練ろうがそれはあくまで”自身と他者が同等の力を有している場合だけ”数量の力をひっくり返せても器量の力は変えられない強力な武器、授けられた恩恵など後天的に得た力は永遠に使えない、自分の意志とは関係なく無くなってしまう」口で説明しても同じかならとポンポンと無数の土人形に触れていく土人形は形をたもてなくなっていく「どういう事?だが無駄だ!すぐに再!?」生しない?徐々にドロドロと溶けて無くなっていく土人形「モノに力を送ることで自由に動かす力か複数に力を注ぐことで同時に作業がこなせる。人形を使えば自身は傷つきにくく恐れなく相手を鎮圧出来るまぁまぁここまでが君達の常識だろうでも」一息いれ「ここからは”君達にとっての非常識”幽霊?超常現象?そうまるで魔法のようなモノ説明も理屈も思考もズレにズレまくる力それが今から起こる事象だよ」こんな小さな一つの街で色々な勢力が交差し加速していく




