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遠い月

作者: 優月

夜空に浮かぶ月は、遠く優しく


どんなに背伸びをしても届かない



宵闇に紛れ、はらはらと散りゆく薄紅色は


物言えぬがゆえの涙です



束の間の安息の日々は流れ

誰もが忘れても


若葉を震わせ

笑い、嘆き

薄い葉脈に刻んだ痛みを忘れることなどないでしょう



とらわれた鎖を断ち切って解き放つなら

幾千年の孤独を糧に


時を超え

懐かしいこの地で生まれ変わる



いのちは巡り

限り無く降り注ぎ


繰り返す輪廻の途中で

出逢い、別れ

情けを知って


祈り

包み、抱いていく


この苦しみをこえるとき


いつかまた

悠かな空の下

凛として咲き誇ることができるでしょう

ありがとうございましたo(^-^)o

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― 新着の感想 ―
[良い点] これから社会で働いていく上で、とても勇気付けられました! 苦しみを乗り越えられるように頑張っていきたいと思います!
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