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プロローグ

そう、俺は今、異世界にいる。

事の始まりは……と語るのは面倒だし、過去よりもこれからが大切だよね。

ってことで、これからのことを考えよう。


俺は異世界にいるらしい。周りにはうるさいクラスメイト達と金のかかってそうな服をきた偉そうなおっさんとその補佐っぽいおっさん、それに衛兵って感じ人たちがいる。まさに、異世界召喚されたって感じだよね。日本じゃこんな人達まず会えないよ。

これって素晴らしいよね。だって、知らないことを知れるんだから。

偉そうなおっさん、いや、国王って言っておこう。今、言っていました。

「異世界から来た勇者たちよ、私はヒュセンダの国王である。……」と、いろいろ話している。

聞くところによれば、突然魔族たちが侵略をはじめ、困っており、俺達に助けて、ってことらしい。


さて、よくある展開ならば、ここで、これぞ勇者っていうやつが何かを言うところであるが、俺のクラスメイトの中にはいないらしい。というか、まともな発言をするものがいない。仕方がないだろう、流される日本人、このまま国王の言うままにここで暮らすことになりそうだ。

そうそう、よくある展開その2として、ヒロインだよね。実は俺の学校は工業高校で、俺のクラスは機会科、クラスに女子なんて存在しない。


なんてことはない、普通に40人のクラスメイトの21人が女子だ。

ただ単に、俺に惚れている女子がいない、というか仲の良い女子がいない。さらに言えば、話したことすらほぼない。


そう、俺はぼっちである。

しかたがないよね。俺って天才だから……

はい、ごめんなさい。

人付き合いが面倒なだけです。

気を使うことをするくらいなら好きなことをしたいだけです。

けっして、人付き合いが出来ないのではない。

ないったらない。


おっと、話を戻そうか。

こんなことはどうでも良い。些細な問題だよ。

今はこれからどうなるか。

おっ。なんか台の上に乗った水晶っぽいものが出てきた。

なんだあれは。気になる、気になるぞ。

きっと不思議物体に違いない。

調べたい、調べてみたい。こんな時こそ鑑定スキル。

異世界ものの定番だよね。

鑑定、鑑定、鑑定、鑑定、鑑定、鑑定、鑑定。


うん、出来ないね。

くっそな世界だなこれ。

まさかスキルないとか言わないよな。

どうすればいいんだよ。

死ぬぞ俺ら。


って、思っていた時期が俺にもありました。

あの水晶で、俺達の才能を見ることができるみたいだ。

もちろん、俺が1番に見てもらう。

空気を読めだって?知らないよ。

俺は知的好奇心にまっすぐなのさ。きらん。


才能鑑定水晶

名前 クズマ

才能 錬金術

称号 異世界人



んん?

これだけしかない。スキルは?これで生き残れるのか俺?

早速、スキルはないのかと詰め寄る。

スキルが通じないかもしれないなんてことは忘れていた……

のだが、通じました。

スキルは才能と称号によって決まるらしい。


錬金術を持つと[錬金術][調薬][鍛冶師]のスキルを持ち、それらの行動に関していろいろ補正が入るらしい。おそらく、調薬や鍛冶師のスキルがあるのは錬金術を行う上で似たような作業があるからだろう。


異世界人を持つと[言語翻訳][身体能力強化][アイテムボックス]を持つらしい。ここらへんは異世界転移作品ではよく見るやつだね。この世界でも持てるらしい。便利だね。

でもさぁ。これで魔王と戦うの無理じゃね。

勝てないよ。

戦闘に役立ちそうなスキルが[身体能力強化]しかないんだけど。それとも、このスキルが最強で、攻撃力とかを100倍とかしてくれる力があるのだろうか。

って、悩んでいたのですが、違いました。

すみません。

俺が弱いだけでした。

ここで、例をだそう。

一番強い奴。名前は知らないのだが、


名前 ???(一番強いやつ)

才能 勇者・聖戦士・魔術師

称号 異世界人


うん

この時点で強そうだろう?

それでね。スキルってのが、

勇者:[全属性体性][聖属性強化][加護]

聖戦士:[聖属性強化][守護者][物理耐性強化]

魔導師:[属性魔法][回復魔法][魔法耐性強化]

異世界人:[言語翻訳][身体能力強化][アイテムボックス]


強いよねぇ。

俺なんて勝ち目ないよ。もちろん、戦う気なんてはじめから無いけどね。

でも、これなら魔族だろうがなんだろうが倒せそうだよね。

だって、国王やばいよ。めっちゃ大喜びしているよ。

これで、この国も大丈夫だってさ。

こいつに任せておけば、俺は何もしなくていいのではないだろうか。

そうだよ。寝ていたい。ふて寝したい。


そうそう、この才能は変わることがないし、増えることもないらしい。

ただ、称号の方は極稀に増えるらしい。

あとスキルにも見えないが、レベルがあるらしい。


この後には、歓迎会を開いてくれるらしい。

まずは、これから食べられるうまい食事のことを考えていよう。


思わず衝動で書いています。

文才もないし。

飽き性なので、どこまでかけるかもわからないですが、

読んでいただける方がいたら幸いです。


完全に趣味なので、どこかで見たことある内容だとしても、

怒らないでください。

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