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『夜に沈むとき街は鏡となる』

作者:Royde
 夜が深く沈むたび、あの街は少しずつ形を変えていく。
 遠くの灯が、水に落ちた星のように揺れていた。
 弥生はその中心にいた。
 けれど、それが夢なのか現実なのか、自分でも確信が持てなかった。
 彼女の足元で、地面がそっと呼吸する。微かな鼓動。漆黒の空の下、建物の影が伸び縮みし、世界は静かに軋(きし)みながら回っていた。

 「……またここに来た」
 弥生は呟いた。けれど、その声さえ、すぐに夜に溶けて消えた。

 記憶のない夢。感情だけが濃く残る夜。
 名前のない不安が、いつもこの場所へと連れ戻す。
《第2章:影を歩く者》
2025/06/17 22:28
《第5章:静かな街が囁く》
2025/06/19 00:02
《第7章:現の岸に残る影》
2025/06/19 12:39
《第8章:鍵が開けたのは》
2025/06/19 12:41
《第9章:影の支配者たち》
2025/06/20 12:56
《第10章:鍵の記憶》
2025/06/20 22:06
《第17章:真実》
2025/06/24 19:40
《第20章:夜明けの名前》
2025/06/29 15:03
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