幼少期 ロレッタ視点
私はロレッタ・ヴァン・ツェッタ、この国トットリカで200年続く公爵であるマクベス・ヴァン・ツェッタを父にもつ長女で、男が生まれなかった為、私は正式の跡取りである。
わたしは5才から教育が始まり、5才の頃初めてアーサー王子と年も近い事もあって、
顔合わせをして、父や母からは、もしかしたらアーサー王子はロレッタの未来の夫になるかも知れないと言われて育ち、
10才になり、トットリカ学園でアーサー王子と再会を果たした。
アーサー王子は5才の時はとくに意識していなかったけれど、10才で再会私果たした時、もの凄く立派になられていて、とても惹かれる思いがした。
アーサー王は筆記テストは2位で、体力測定は3位と、さすがはトップクラスの教育を受けているだけあったのだが、私は筆記テストが3位、体力測定が5位だった。
それにしてもアーサー王子を抜いて1位の子がいるなんてと思ったものだ、だから1位の子の名前を見た。
1位の子の名前はアレックスと書いてあったが、家名がなかった。
家名がないと言う事は平民だと言う事、平民でそんな子がいるなんて、私はアレックスはどんな子か気になっていたのだけど、テストの発表の日にすぐにわかる事になった。
クラス分けの時にアーサー王子の隣にいる子がそうだった。私はその子をずいぶんと小さいのねと思っていたのだけれど、入学時、トットリカ学園で最年少の4才だと言うので驚いた。
目ん玉が飛び出るぐらい驚いた、だって私だって5才から教育を受けているからわかるけど、入学は10才が普通なのに、4才で入学だなんて、親が厳しいのねと思ったものだ。
私はそのあと時は、ガーター・ヴァン・セプトが、アーサー王子にアレックスが取り入っていると聞いていたので、そんなに目くじらを立てる事もないだろうと思っていたが、平民だから少し気になっていた。
しかし、アレックス君はあろう事か錬金術クラブで扇風機を作ってしまったので驚いていると、キャシー先生がその日にうちに銀行へ行くと言う。
私はその日はお昼を食べ損ねてしまったので、私は怒ってキャシー先生にお昼が出ない事を抗議したら、キャシー先生はあっさり非を認めてくれたので、私はすぐに引き下がった。
その次の日、アレックス君が信号機を作りたいと言って、その日はキャシー先生と上級達が信号機を作っていた。
この時は私はなんでこんなものを?と思っていたけれど、最近では交差点のあたりで信号機を見かけて、あーこうやって使うものなのね、と思ってアレックス君の事を一目おいた。
今度は、アレックス君が王宮に、アーサー王子に連れてってもらうらしいと聞き、少し羨ましい気持ちになったのだけれど、
どうも王様にも、アレックス君は気に入ってもらえたらしくて、今度はアレックスが王様の口利きでお店を出すらしい事を知った。
何この子、普通じゃないわね、と思った。
アレックス君は今度はトットリカ学園で料理クラブを作りたいと言ったので、私は今度は協力する事にして、足りないメンバーを、
小さい頃からの知り合いの、アリサとヴァイオレットにもお願いをしたら、2人ともすんなり料理クラブに入ってくれた。
今度はアレックス君は錬金術クラブでポータブルトイレを作り出し、そのポータブルトイレが大ヒットしてしまい、ほとんどの時間を錬金術クラブに行く羽目になった。
そしてようやく落ち着いて、初めて料理クラブで食べたハンバーガー、アイスクリーム、あとから食べたラングドシャはどれも美味しかった、本当に美味しかった。
アレックス君は今度はゴムを使って自転車を作ってしまい、キャシー先生は凄くハマっていたし、アーサー王子やアレックス君も乗っていた。
今度は私も自転車に乗せてもらおうと思ったくらいだ。
アレックス君は優秀すぎる、あまりにも優秀で、何か秘密があるのでは無いのかと疑っている。
とにかく、アレックス君は色々な事が出来るし、一緒に居ると面白い感じがする。
アーサー王子とも仲が良いので私も良い距離に居れる。料理クラブに入ったのは、とくに良いタイミングだったなぁ。




