幼少期 おでんのお店③
「あ、そこの使用人さん、このイワシと言う小魚も、粘りが出るまでみじん切りにして下さい、その後生姜もみじん切りにお願いします」
4人目の使用人さんにも指示を出して、だいたい指示が終わる。
パンに取り掛かっていてくれた使用人さんに僕は言う。
「使用人さん、15分たったので今度は打ち粉を使って麺棒でパンの生地を棒状にして、端から巻いて行って下さい、みんなの分も作るので、ここまでの工程を5回繰り返して下さい」
4人の使用人がいて、護衛が10人ほど居る、僕達は王様、アーサー王子、ロキ王子、リタ姫、ビクトリア王妃の6人いる、パンも50個ぐらいあれば足りるだろう。
「肉に取り掛かっている使用人さん、そこのみじん切りにしたタマネギを混ぜて、塩、胡椒を入れて混ぜて、この絞り袋に入れて下さい」
僕は言うと、カバンから絞り袋を取り出して、使用人さんに渡した。
この絞り袋は錬金術クラブで作っておいた物で、使用人さんに渡した以外に後5つ、絞り袋がある。
どうせ作るのなら、多めに作っておいた方が良いと思ったから、作っておいた。
「使用人さん、この腸にこれぐらい肉を入れて4回捻って針で空気を等間隔で抜いて下さい」
「はい、わかりました」
指示をすると、使用人さんは手際良くやってくれて、腸詰の肉が出来上がって行く。
「それを吊るして1時間乾かして下さい」
「はい、わかりました」
僕は今度は魚に取り掛かって居る使用人さんに向けて指示をする。
「使用人さん、その叩いたイワシに卵、塩、生姜汁を入れて混ぜて下さい、そして大さじのスプーン一杯に丸く整えて下さい。
次に水少々、カツオブシ少々、醤油をこれくらい入れます」
僕は言うなり、痛い手でもこれくらいの事は出来るので、削ってあるカツオブシを一握り鍋に入れ、醤油を入れて一煮立ちさせた。




