幼少期 オーラ過多痛風
すると王様は大きなボタンを取り出し押すと、あっという間に王様は大勢の人に取り囲まれた。
「余ではなく、そこの幼子のアレックスが手が痛いと言うので見てやってくれないか?」
「かしこまりました、見てみましょう」
ボタンを押した後、王様は自分では無く、僕を見る様に言い、医者と思わしき人物が僕に前に来て、僕に質問をして来た。
「アレックス殿でよろしいでしょうか?アレックス殿は昨日、どの様にお過ごしでしたか?」
「昨日は魔法使いクラブと言う部活で、朝から魔法を撃ち続けていました」
「魔法を撃ち続けていたですと?その時に体が熱くなりましたか?」
「えー、身体中がぽかぽかしました」
「そうですか、おそらく魔法を撃ち続けた事による、オーラ過多痛風が疑われます」
「オーラ過多痛風?」
「オーラの使いすぎで、オーラで筋肉を切ったりして起こる筋肉痛の一種です、数日すれば自然と治りますが、余りにも痛かった場合患部を冷やす事もありますが、一時的なものであまりお勧めは出来ません、自然に治すのがベストです」
「そうですか、でも自然に治ると聞いて素直に嬉しいです、ありがとうございます」
「いえいえ、王様の大事なお客様、痛みには大した事もできず、申し訳ありません」
お医者様は、僕の腕に優しく手を乗せ、診察して問診をしてくれた、そしてオーラの使い過ぎによる筋肉痛の一種で、オーラ過多痛風だと言う事がわかった。
僕は病名だけでもわかった事にホッとし、一安心だった、痛いのは一過性のもので、そのうち治ると言う事が聞けてよかった。
まぁ筋肉痛のひどいものなんだろう、そんな感じの痛みだし、未知の痛みではない、これがわかっただけでも痛みが若干引いた気がする、よし、痛みが1〜10のうち8ぐらいになったぞ。
しかしここで僕はまだやらなければならない事があるので、痛い痛いとは言ってられない。
「王様、診察していただきありがとうございました、話しは変わりますが、これが僕がお店で使おうと思っていた道具です」
僕はそう言うと、幅1メートル、横も1メートルほどのステンレスで出来た四角い箱の様なものを持って来た。
什器を持つだけで手が痛い。
「アレックス、それはなんの道具なんだ?」
「これはおでんを作る道具になります、これで大量のおでんが出来ます」
僕は同じものを3台持って来て王様に見せたが、反応はイマイチだった。
まぁただのステンレスの箱と板だもんな、見ただけじゃあ何がなんだかわからないものだし。
「これを使ってお店で食べ物を売りたいと思います」
「そうかアレックス、ではアレックスがやると言うお店にみんなで行こうか」
こうして、僕は王様とアーサー王子、第1王子のロキ、お姫様のリタ、王妃様のビクトリア、そして使用人数名とお店に行く事になった。




