幼少期 魔法使いクラブに行ってみよう③
的は、土魔法を使っているのだろう、おそらくランバートが的を作っているのだと思う。
最初に火魔法をアーサー王子だったが、Sクラスの2年生から上のクラスの子達が見学を終えると、同じ様に的当てをし出して、アーサー王子が負けずに素早く的当てをした。
その中で、僕はクロードに次ぐ4番手で、側から見ているとまごまごしている様に見えるだろう。
そしてそれを見ていたランバートが、アドバイスなのか、僕に話しかけて来た。
「アレックス君、君はまだ4才と小さいのに、同級生の中で4番目とは、かなり凄い事だよ。
後は何回も繰り返す事が大事で、身体に覚えさせれば、劇的に早くなるから頑張りなさい」
「ランバート先生、アドバイスありがとうございます」
ランバートのアドバイスでは、身体に覚えさせる事が大事だと言うらしい、僕はそのアドバイスを聞いて、早く魔法を発動させれる様にならなければと思った。
それに僕はまだ魔法を上手く作れない為、1年生の中でもあまり目立たない感じだ。
1番目立つのはやっぱりアーサー王子で、僕達からしてみれば断トツに早い、魔法の大きさも、アーサー王子が1番で、次にロレッタ、クロード、そして僕、アリサ、ヴァイオレットの順に小さくなって行く。
スピードもそうだけど、威力までもがアーサー王子、ロレッタ、クロードに負けてしまっていて、僕はかなり悔しい思いがした。
それにしても、ロレッタはクロードよりもスピードも威力も上で、魔法が得意なんだと思い知らされた、流石は悪役令嬢の事だけはある。
でも僕はロレッタと関わっているけれど、そんなに悪い子には見えない、2年したら変わるのだろうか、確かにロレッタは目立つけど、今の所普通の人の様に感じる。
午前中は的当てをして時間を使った。
その中で僕はやっている内にコツを掴み、クロードよりも早くなり、ロレッタよりも早くなり、そのうちにアーサー王子と並ぶくらいにスピードも威力も上がった。
しかし上級生達には届かなかった。
「アレックス君、君はコツを掴むのが上手の様だね、1年生の中で上達が早かった、目に見えるほどにね」
「僕、こんなに魔法を使うのは生まれて初めてです、なんだか体がぽかぽかしてます」
「生まれて初めてかぁー、まだアレックス君は4才だしねぇ、生まれて間もないと言うのが正しいくらいだよ。
魔法を使って体がぽかぽかするって、これも良い事でね、オーラが活性化している証なんだよ。
多分そんな状態になっているのはアレックス君だけじゃないかもね、アーサー王子、それに他の子達はどうだい?」
「私はあまり体はぽかぽかしません」
「私も」
「僕は少しぽかぽかします」
「私もぽかぽかします」
「私もぽかぽかする」
「これはおそらく、魔法を使い慣れた人と、慣れてない人の差だけど、使い慣れている人はぽかぽかせず、使い慣れていない人はぽかぽかするんだろうね、いずれにせよ、オーラが活性化しているから、続ける事が大事だ」
『はい、わかりました』
体がぽかぽかするのはオーラが活性化しているからかぁ、なるほどね。
昼食後、午後も僕達は魔法による的当てになって、その後は僕はスピードも威力も伸びなかったけれど、アーサー王子と同じくらいに、魔法が使える様になった。




