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0才児平民からの成り上がり  作者: nyannsuki


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幼少期 手芸クラブ

 アーサー王子とクロードと話しをしていてしばらくすると、キャシーが教室に入って来た。


「みんな、おはよう」


『おはようございます』


「今日は手芸クラブに音楽クラブを見学するわ、興味がある子は私について来てね」


 キャシーが挨拶をして、みんなもそれに応え、今日の予定をキャシーが言う。


 手芸クラブかぁ〜、前世では編み物とかマクラメ編みをやったなぁ、編み物はかぎ針編みで、編みぐるみを作ったり、ミトンなんかを作ったりして、

マクラメ編みではシーグラスを入れて、キーホルダーを作ったりしてたなぁ、音楽では合唱部があったので、入って見た事もあったけど、すぐ辞めちゃったなぁ。


 もし編み物が手芸クラブにあったなら、僕は前世で編み物が得意だったので、これも興味がある部活になってしまうだろうな、うーん悩ましい。


 しかし前世では、せっかく時間を掛けて作った編みぐるみやミトンなんかはあまり売れなかったから、お金になる事を考えたら、一つの作品が高く売れるならまだしも、時給に換算すると割に合わないのではなかろうか。


 たとえば、良くて一個100円で売れるコースターなんかを作るのに、大体1時間掛かるし、2000円で売れる編みぐるみなんかは、一個に大体1日4時間やって4日も掛けて作ってたりした。


 でも前世でちょっと調べて見た事があるけど、編み物の補佐の仕事で、時給1000円からの仕事があったけど、編み物をしていて起こる筋肉痛は、僕には耐え難いものだった、まして今は4才だし、それを考えると手芸クラブはパスかなぁ。


 音楽クラブにも興味がある、前世では合唱部を少しやったが、合唱をしていてあのハモる感覚、それは歌っている時に一体感もあり、歌っていても、聴いていても、感動さえ覚えるものだった。


 そして何かの楽器、特にピアノなんかは、弾いている人がカッコよく見えたりした、だからこれも悩ましい。


「さぁて、トットリカ学園の2階にはあまり行った事が無いでしょう。

 みんなのSクラスの教室のすぐ上に手芸クラブがあって、2階の1番奥に音楽クラブがあるわ、先ずは手芸クラブに行って見ましょうか」


 そう言うとキャシーは、僕達がいる教室の少し先に階段があって、その階段を登り始め、登ってしばらくすると、2階についた。


 2階は1階と作りは変わりがない様だが、とても長い廊下が続いていて、古い木造の校舎は、僕は前世ではコンクリートで作られた校舎で過ごしたのにも関わらず、何処か懐かしさを感じるものだった。


 2階に上がりすぐに出て来る教室の扉に向かって手を伸ばし、キャシーはその扉を開けた。


「さぁ、ここが手芸クラブよ、こんにちはエリーそしてSクラスの上級生達」


『こんにちは』


 キャシーが扉を開き、教室に入るなり挨拶をすると、相当数の挨拶が返って来た。


 その中でミルクティー色の肩まで伸ばしていて、茶色の目をした透明感のある肌色の大人の女性がいた。


 年の頃は30代だろうか、前世で言うならアメリカ人と日本人を混ぜたハーフみたいに見え、とても綺麗な人が居た、この人がエリーとか言う人だろう。


「こんにちは、キャシー、そして新入生のSクラスのみんな」


『こんにちは』


 おそらくエリーと思われる女性が挨拶をしたので、僕達も挨拶を返す。


「私はエリー・ヴァン・ジョージア、3年のSクラスの担当で手芸クラブの担当をしているわ、よろしくね」


『よろしくお願いします』


 エリーが改めて自己紹介をしたので、僕達は挨拶を返した。


 手芸クラブの教室は、なんだか糸の真新しい匂いがした。





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