幼少期 魔法使いクラブ②
「火魔法の撃ち合い止め!!!次は水魔法の撃ち合いはじめ!!!」
『はい』
ランバートの号令共に、メンバーが入れ替わったが、中にはそのまま残り、水魔法の撃ち合いをはじめる者もいて、
先程と同じ様に互いの水魔法がぶつかると、ぶつかっては水柱を上げ消えるものもあり、中にはそれでも消えず、生徒の手前で水魔法は消えた。
「撃ち合いを始めて残っているメンバーは、2属性以上のメンバーで、そのまま魔法を打ち続けて貰っている」
ランバートが入れ替わらない生徒の補足をしてくれた。
「では今度は土魔法、水魔法の撃ち合い止め!!!次は土魔法の撃ち合い始め!!!」
『はい』
今度も、ランバートの号令と共に、先程と同じ様にメンバーが入れ替わり、大体が入れ替わったが土魔法の撃ち合いをした。
「打ち方止め!!!」
『はい』
ランバートの号令と共に、生徒達は撃ち合いを止め、大体の生徒が息を切らしている中、撃ち合いをしていたメンバーのうち、
ずーと残っていたメンバーの中で残っている人たちの中で1人知っている人がいた。
その人は、第一王子のロキだ。
ロキも魔法使いクラブに居るとは、思わなかった訳では無いが、王族になるとオーラ量も桁が違い、複数の属性が扱えるのだろう。
ロキは3つの属性の魔法を打ち続けていたのに、疲れた様子はあまり見られない。
「今のSクラスの平均オーラ量は、2000〜3000。
ロキ王子に至ってはまだ13才なのに5000〜6000ある、これはオーラ量が高いと言われている大人の身分が高い貴族並みだ、もっとも、ロキ王子は王族だから不思議では無いがな」
ランバートはSクラスのオーラ量をわかる様に言ってくれて、さらに際立って目立っていたロキ王子のオーラ量まで言ってくれた。
「一般的に20才まではオーラ量は伸び盛りと言われている、もしかするとロキ王子は卒業までに8000〜9000ぐらいまではオーラ量が伸びるかも知れない」
ランバートは、一般的に20才まではオーラ量が伸びると言いさらにロキ王子ののびしろまで言う。
「ちなみに、この国の王様であるアレキサンダー様のオーラ量は13000以上出している、王族だからオーラ特化部隊では無いけれど、オーラ特化部隊に負けないオーラ量だ」
ランバートは今度は王様のオーラ量の情報までしゃべった。
そんなにベラベラ喋らなくても良いのに、個人情報保護法とか無いのかなこの国は。
それにしてもアレキサンダー王はこの間会ったけど、オーラがそんなにあるなんて気が付かなかった、凄い雰囲気を纏っていたけれど、もしかしたらそれがオーラだったりしたのだろうか、でもこの間は王様の頭ばっかり気になっちゃったからなぁ。
「私達は模擬演習を特に多く行っている、そうする事でオーラの練度を高め、魔法の発動を円滑に出来る様になる、私もトットリカ学園の学生の頃はやっていた、もう10年以上前になるがね」
「そうなんですね、ランバート様も学生の頃は魔法使いクラブだったんですね」
「そう、そのあともトットリカ大学で魔法の研究をしたり、模擬演習を何度も繰り返した。
やっとの事でオーラ量10000の壁を超えて、オーラ特化部隊のメンバーになった」
「僕も魔法使いクラブに興味がありますが、毎日は出られません、他の部活も魅力的なので、そういう人でも入っても良いんですか?」
「魔法使いクラブに入るには、条件は魔法を使えれば良い、君は見たところまだ小さいからなぁ、でも魔法を使えればそれでも良いから歓迎するよ」
「ありがとうございます、僕も魔法を使えるので、魔法使いクラブに入りたいです」
「そうか、歓迎するよ」
こうして、僕は魔法使いクラブにも入る事になった。
昼食後、美術クラブにキャシーに引きつられて見学をしたが、魔法使いクラブの後では僕の目には地味に見えてしまった。
美術クラブもSクラスの担当と生徒達は、真剣な眼差しで絵を描いたりしていた。
その後。
「僕達のクラスの中でも、何人か美術クラブに入る子達もいたね」
「私は絵心がない訳じゃ無いが、長時間絵に取り組む集中力は無いからな、美術クラブはやめておくよ」
「僕も同じかな、美術クラブはちょっと時間がないよ」
僕とアーサー王子は時間的に余裕がなかったので、美術クラブは断念した、クロードも。
「今日はいつもより見学に時間が掛かったから、このまま解散するわ、それじゃあまた明日」
キャシーの言葉で解散となり、今日は1日見学だけで過ぎていった。




