幼少期 マヨネーズ
「今度はマヨネーズを作ります、では料理長、鳥の卵にサラダ油、塩と酢を用意して下さい」
「アレックス殿、わかりました」
僕の言葉に料理長は、今度は素直に従ってくれて、僕の事をアレックス殿と呼んだ。
「では今度は鳥の卵を割り、黄身と白身を分けます、こんな風にね」
「はい、わかりました、やってみます」
僕は言うと、卵の黄身と白身を実演してわけて見せた。
そしてそれを見た料理長は、僕と同じ様にして手際良くやってくれた。
「そして黄身に塩と酢を入れて、油を少しずつ入れながらフォークで混ぜていきます、こんな風に」
「はい、わかりました」
すると僕の言葉に料理長は、素直に従ってやってくれて、徐々に手本の材料が変化し始めた」
僕は残念ながら4才のからだ、普通ならもうとっくにかき混ぜるのに限界だが、裏技でオーラを手と腰に纏い、長時間のかき混ぜに耐え、マヨネーズを作り上げた。
そして料理長もどうやら僕と同じ様にオーラを纏い、マヨネーズを作り上げた。
「では今度は切った野菜を出来たマヨネーズに付けて食べて見て下さい」
「はい、この黄色の様な白い様なものを付けて食べるんですね?モグモグ」
料理長は僕の言葉に半信半疑ながら言われた通り食べてくれた。
「うまい!!!こんなにうまいものは初めて食べました。私は料理長になって今まで何をして来たんだろうか・・・、これが野菜、しかもこんなに簡単に出来るなんて、でもこんなものは思い付きもしない」
「どれどれ、モグモグ」
料理長は、料理を食べ、感動したらしい、そして何やら感想を述べた。
そして今度も料理長の後に、王様が料理を食べる。
「うまい、何だこの黄色いような白い様なものは、うますぎるぞ、みんなも食べて見よ」
『はい、モグモグ』
今度はみんなで野菜をマヨネーズに付けて、一斉に食べた。
『うまい!!!』
「この黄色いような白いものは、本当に美味しいな、だから他のものにも合いそうだ」
皆、一斉に声を出し、アーサー王子が1番に感想を述べた。
「そうです、このマヨネーズは色んな料理に合います。だけど食べすぎると太ったり、そのうち体を壊してしまいます、少し食べる分には問題ないので、程々にして下さい」
僕はマヨネーズは食べ過ぎると駄目だと注意をして、王様が頷いた。
「では最後に卵を分けた白身の方も料理します、バターと砂糖、小麦粉を入れてかき混ぜて下さい」
「え?この白身の方も料理するんですか?わかりました」
僕の言葉に料理長は疑問を持ちながらも、フォークを使って言われた通り混ぜ始めた、今度は料理長1人で混ぜてくれている。
「はい、それぐらいで良いです、そうしたらフライパンを熱して、サラダ油を全体に回してその混ぜたものを入れて焼いて下さい、固まったら反対も焼きます」
「わかりました」
僕は料理長になった感じになって指示をすると、料理長はそれにも従い、しばらくして白身のお菓子が出来上がった、簡単フィナンシェだ。
「では出来上がったものを食べて見て下さい」
「はい、パリパリ、美味しい、これも美味しいです、無駄無く出来るなんて素晴らしい」
「では私も、パリパリ、本当だうまい、皆も食べて見よ」
『はい、パリパリ、美味しい』
こんな感じで、僕は今日の所は料理を終えようとした。




