幼少期 錬金術クラブに入ろうか
次の日、いつものように食堂で朝食を食べようとして、昨日と同じ様にクロードが座っている席についた。
「アレックス君、昨日はアレックス君はかなり得をしたよね」
「え?そうかなぁ」
「そうだよ、普通は製品登録なんてすぐにお金無しで出来る事じゃないし、まあそのアイデアがあったから良かったんだとおもうけどね」
「そうだね、そう考えればそうかもね」
「アレックス君、やっぱりアレックス君は得をしたよ、もしかしてまだアイデアは他にもあるのかい?このまま錬金術クラブに入ってみるの?」
クロードが、僕に矢継ぎ早にそんな事を席に着くなり言ってくる。
「うん、一応アイデアならまだあるし、錬金術クラブは面白そうだし、このまま錬金術クラブに入ってみようと思うよ」
「アレックス君、まだアイデアはあるんだね、凄いよ、もしかしたらお金持ちになれるかもね」
「クロード君はどうするの?錬金術クラブに入るの?」
「うーん、僕はアイデアは無いけど、アレックス君と一緒なら、何か出来そうな気がするから、入ってみようかな」
「そうなんだ、じゃあクロード君も何か一緒に考えて見ようよ、きっとうまく行くと思うよ?」
僕はまだアイデアがある事を素直に言い、クロードは納得すると、クロードも錬金術クラブに入ると言ったので、僕は一緒に考えようと言った。
そしていつもの朝食の固いパンと固い肉、そのままの野菜を食べ終わると、運んできたトレーを片付けて、食堂を後にし、クロードと一緒に教室に向かった。
Sクラスの教室に向かうと、すでに半分以上の席が埋まっていて、アーサー王子も席に座っていたので、僕とクロードはアーサー王子に挨拶をして、自分の席についた。
『おはよう、アーサー王子』
「おはよう、アレックス、クロード、昨日は街の様子も観れて楽しかったね、それとアレックスは銀行口座とか製品登録とか、色々と良かったね」
「うん、良かったよ」
「アレックスはこのまま錬金術クラブに入るのかい?初日からアイデアを生み出すぐらいだから、錬金術クラブには向いているだろう?」
「うん、僕はこのまま錬金術クラブに入るよ、アーサー王子はどうするの?」
「私は、アイデアは無いけど、アレックスが入るなら、錬金術クラブに入ろうと思うよ」
僕とクロードは、アーサー王子に挨拶をすると、
やはり昨日の事から会話が始まり、錬金術クラブに入るかどうかの話題になった。
そしてクロードに続き、アーサー王子も錬金術クラブに入る事になったのだ。
昨日一緒に錬金術クラブについていき、銀行まで行った他のSクラスのは子供達はどうするのだろうか、気にしていてしばらくすると、Sクラスが全員揃い、ガヤガヤと騒がしくしていると、教室に最後の1人、キャシー先生入って来て挨拶をする。
「おはようみんな、みんな揃っているかな?出席はSクラスは取らないから、揃っていなくても大丈夫よ」
キャシーが言うにはどうやらSクラスは出席は取らないらしい。
おそらく、この学年度のSクラスのみんなは出席が足りているのだろうか、だから出席は取らないのだろう。
「昨日はお昼も食べずに銀行に行ったから、みんなお腹が空いていたでしょう、帰って食堂とかで食べたかな?街とかに集団で外に出る時は、お昼とか食べない時もあるから、気にしておいてね、あらかじめ外に出る時はちゃんとお昼の事も考えるから、昨日はごめんなさいね」
『はい、わかりました」
キャシーの言葉にSクラスの数名がチラホラと答え、もちろん僕も答えた。




