幼少期 馬が稲を③
誤字報告ありがとうございます。
こんなに間違っていたとは思いませんでした。
こうして、馬小屋の家主さんから米を売って貰える事になったのだが、まだ買い取り価格を決めていない。
「これ、1kgで2000Gで売ってくれませんか?」
「え?そんなに高く買ってくれるんですか?ありがたいです」
1kg2000Gで買い取ると言ったら、家主さんは疑問符いっぱいで喜んだ。
「ではイレミスの町の前の領主の家まで、定期的にお米を届けて下さい、その家のものなら誰に言っても良いので、よろしくお願いします」
「わかりました、その様に届けますのでこちらこそよろしくお願いします」
イレミスの町の前の領主の家は、僕達が住んでいる家だ。
そこまで家主さんに届けて下さいと言ったら、矢主さんは了承してくれた。
「それと家主さん、お名前はなんと言うのですか?」
「私ですか?私はアンツと言います、失礼ですがそちらのお名前を伺ってもよろしいですか?」
「私はマチルダ、前の領主の家に住んでいるけど平民よ、子供が3人いるわ、ここの子達」
「僕はアレックスです、トットリカ学園に通っていて、現在1年生です」
「私はリタリア、今はまだ学園にも通っていなくて、学園入学に向けて勉強をしてます」
「私はリタルダ、生後4ヶ月の赤ちゃんをしています」
「!!!マチルダさんにアレックス君、リタリアちゃんにリタルダちゃん、マチルダさん、お子さんは小さいのにみんなしっかりしていますね、特にリタルダちゃん、生後4ヶ月って喋れましたっけ?私の常識が間違っているのか、驚いてしまいました」
僕達は普通に自己紹介をして行ったが、家主さん改め、アンツさんはリタルダが喋った事に驚きを隠せない様子で、アンツさんの中の常識が揺らいでしまった。
「アンツさん、私の子供のリタリアは少しだけ特殊で、喋れる様になったのが早かったわ、でも聞けば生後9ヶ月で赤ちゃんは喋れる子もいるらしいから、そんなに驚く事でも無いわよ」
アンツさんの常識が間違っていないと言う事を、母は訂正した。
そして僕はアンツさんにお金を渡す事にした。
「アンツさん、最初の取り引きに、200万Gを渡しておきます。この紙を渡せば銀行でお金をくれるので、銀行にこの小切手を渡して下さいね」
僕は小切手を書いてアンツさんに渡す。
「小切手、まだ小さいのに小切手を書けるなんて凄いね、それに字も綺麗だ、アレックス君ありがとう、確かに受け取ったよ」
「それでは、用事が済みましたので、これでお暇します、さようなら」
「今日はありがとうございました、さようなら、またお会いしましょう」
そう言って、アンツさんにお米を定期的に届けてくれる様にお願いをして、小切手を渡し、その場を後にした。
ちなみに今回は僕のお金で払った。
扇風機、ポータブルトイレ、信号機、自転車の作成のお金は今は結構あって、まだまだこれからの先もお金は入ってくるので、200万くらいのお金は大きいけど、僕にとっては微々たるものだ。
なんにせよ、お米が手に入る様になったので、僕はホクホクしたのだった。




