ドラゴンと龍
ドラゴンと龍。
⭕️ ドラゴンとは?
西洋のドラゴン。
東洋の龍。
基本的に、西洋では、ドラゴンは赤く、火や悪魔を意味します。
反対に、東洋では、龍は青く、水や神を意味します。
⭕️ 西洋のドラゴン。
西洋で、ドラゴンが赤い火や悪魔を意味する怪物になったのは、キリスト教が影響しています。
蛇サタンが、赤いドラゴンに変身するとも、それをペットにして、終末の日に現れるとか。
まあ、少し記憶違いがあるかも知れないですが、大体こんな感じですね。
また、聖書に登場するリヴァイアサン=レヴィアタンは、古代オリエントまで遡れます。
この頃は、ロタンと言われました。
また、古代オリエントから、ギリシャ~~日本にまで、多頭竜が伝わります。
ムシュマッヘーなど。
ヒュドラ、ヤマタノオロチ。
これらは、元は一匹の大蛇でしたが、後に多頭竜として描かれるように成りました。
古代ギリシャでは、竜を含むクジラ等をケートスと読んでます。
ヘラクレスのヒュドラ退治。
ヘラクレスのケートス退治。
ヘラクレスの部下によるケートス退治。
ペルセウスのケートス退治。
このペルセウスによるケートス退治は、相手が、ティアマトだったとも。
この辺り、少し間違いがあるかも。
まあ、竜やクジラなどを含んでいたんですね。
この竜退治は、聖ゲオルギオスによる竜退治として、キリスト教でも広まります。
本来は、別人が行った行為も、聖ゲオルギオスによる物に変更されています。
これは、本来は遡れば、古代エジプトの巨大ワニ退治に行きつくらしいです。
そして、ケートス以外にドラコーンと言う竜を表す言葉が、ギリシャ語に有りました。
これが、ドラゴンの語源です。
また、ヒュドラは毒を吐き、ヤマタノオロチは赤い目をしてます。
毒は島の火山性ガスを、赤い目は火山を表しているとも。
こう言った要素が、後世のドラゴンに繋がります。
⭕️ 東洋の龍。
洪水伝説に関するヤマタノオロチや龍神など、東洋では、龍は怪物であると同時に神とされました。
黒龍など、悪い龍であるイメージがありますが、本来は、北の海を司る神様であります。
ヤマタノオロチも、元は龍神であったと言われております。
東洋では、ヤマタノオロチなど、例外を除いて、龍は水や川に海を統治する神です。
また、西洋では、ワームやワイアームと言われる蛇型のドラゴンになります。
一方、東洋にも西洋の龍が入って来ました。
ヨーロッパから中国を通じて、日本にもドラゴンの絵が入ってきます。
黒い墨で描かれた、正しく西洋のドラゴンは、毒を吐く事から東洋では、毒竜と言われました。
ヤマタノオロチは、赤い目が火山を意味しますが。
その巨体や、八つ又とは、頭が九つある事を意味します。
つまり、九頭竜川の氾濫や、谷にまで上がってきま津波による大洪水を意味します。
まあ、東洋の竜や龍は、水と密接に関連していますからね。
長くなるんで、次回に続きますね