角のある蛇ウクテナ
角のある蛇ウクテナ。
今回は、角のある蛇ウクテナを語りましょう。
前回よりも、詳しく語ります。
角のある蛇ウクテナは、通常は洞窟に存在しており、普段は姿を見せません。
しかし、これを見た人々は、本人ではなく、呪いで家族が死んでしまうと。
これなんですが、アメリカ・インディアンには、ドラゴンや龍の概念が存在しません。
アステカ文明やマヤ文明を除いて。
その代わりに、大蛇やウクテナが存在します。
このウクテナですが。
正体は、恐竜化石だと語りましたね。
ナバホ族は、角のある怪物ティホールツォディを恐れました。
この怪物や、ウクテナとは、トリケラトプス系統に属する恐竜化石なんですね。
水辺や洞窟の奥に住んでいると言われるワケは、彼等が恐竜化石だからです。
大抵の化石は、地中に埋もれていますし、水辺にあるのは水中にも沈んでいるためかと。
さらに、何度もナバホ族は、洪水にあったと神話で言います。
その度に、ティーホルツォディが現れたと。
これは、洪水で、普段は地中や水中に埋まっていた、恐竜化石が地上に現れたかと。
また、インディアンの人々は、鬱病に掛かりやすい方々が存在します。
そのため、見た本人よりも、本人を心配する家族が鬱病により、亡くなってしまうと。
もし、ウクテナを見て、呪いにかかると言うなら、筆者も不幸になっているはずである。
何故なら、筆者は日本の博物館で、ウクテナ=恐竜化石を見ましたから。
しかし、何の効果もないですからね。
ですが、恐竜化石に関しては、別な事で凹む事が。
まあ、これは個人の話だから書きませんが。
⭕️ ヤマタノオロチ→ティホールツォディ。
ナバホ族は、ヤンガードリアス期に、アラスカ海峡を通ってきたと思われます。
そのため、ヤマタノオロチが現地では、ティーホルツォディになったかと。
単に、名前が変わっただけではなく、角のある怪物になりました、
これは、牛のようなだったかな。
まあ、こうなったのは、先ほど書いた通り、トリケラトプス系を見たからです。
ナバホ族と近い地域に暮らす、ズニ族の居住地では、ズニケラトプスが見られます。
また、ズニ族は神話で、人間が魚やオタマジャクシから進化したような話を持ちます。
これは、彼等の祖先が地層に埋もれた、恐竜や古代魚類、両生類を見ていたからです。
とまあ、アメリカ大陸の龍、ウクテナとは恐竜化石だったんですね。
次回は、ドラゴンを語ります。