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沢(さわ)凪(なぎ)せ女(にょ)り~た4  作者: 椎家 友妻
第三話 英国からの求婚者
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8 実は逸材ぞろいのニューハーフ

 ジルはニューハーフ特製デミグラスハンバーグセットを喜んで食べ、

季節のフルーツゼリーと食後のコーヒーも残さず(たい)らげた。

 「これは予想外にうまかった!うちの屋敷の料理人よりいい腕かもしれない!」

 と、ジルは大層満足した様子だった。

ちなみにここのシェフは、岩山(いわやま)店長が昔執事(しつじ)として働いていた(おう)本家(もとけ)の専属料理人をしていた人らしく、そこいらの高級レストランにも負けない腕前らしい。

そのシェフといい本坂(もとさか)先輩といい美鈴(みすず)といい(美鈴も実は結構お客さんに人気があり、ここの集客に一役買っている)、このファミレスって何気(なにげ)に凄い人材がそろってるよな。

 まあそんなこんなでニューハーフの食事に満足したジルは、

「また来るよ美咲(みさき)

と姉ちゃんに投げキッスをし(そして姉ちゃんはまた俺を(たて)にしてそれを防ぎ)、大人しく帰って行った。

そして御撫(みなで)(ちょう)のバス停に着くと、俺はまた一人自転車で先に帰らされ、

姉ちゃんと美鈴は二人で歩いて(さわ)(なぎ)(そう)に帰って来た。

その間にどんな話をしたかは、やっぱり教えてもらえなかった。

ま、いいけどね。

 こうして今日も何とか、一日無事(?)に終える事ができたのだった。



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