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レベリング

一人称での戦闘がどうすればいいかわからないので一人称三人称混ざった形になっているかしれません。

許してください......

「せい!はぁ!」

のらりくらりと躱しやがって......。

「『挑発』、『鉄壁』」

「さあこい!」

剣が頭上から降ってくる。

それを紙一重で避けて遠心力を使った蹴りを目の前、スライムソルジャーに向けて放つ。

その一撃でスライムソルジャーの頭上に浮かぶ緑のHPバーが

消し飛ぶ。


「うーん、やっぱり中腹でもそこまで苦戦しないか。

いやでも奥はパーティで入んなきゃ死ぬかもしんないな。

ここで一日ログイン不可のデスペナは痛いし......」


「よし、奥行こ」

やっぱり効率だよな。


FSOの特徴かなんなのか知らないけどこういった洞窟に入ってくと奥になればなるほど暗くなるんだよな。


「敵か......」

暗闇で動く気配を『探知』が見つけた。


「『鉄壁』」

全身をスキルで硬くする。


「ゴブリン......?」

万全の体制の俺の目に入ったのは緑色の小柄な体躯だ。

「逃げてるのか!」

ゴブリンは放っておく。

今の動きは明らかに何かから逃げる動きだった。


俺はその何かに向けて集中する。

そしてでてきたのは


「あれ、ソラか?」

ランドだった。


「なんでランドがいるんだよ」

「いや、それはこっちのセリフだ」

「こっから奥はパーティで行ってなんとかクリアしたエリアだろ?」

「ああ、Lv60ちょっとの時に来たエリアだよな」

「じゃあ、あ、あれ?60ぐらいだったっけ?来たの」

「そうだぞ。で、今ならなんとかなんじゃないかと思ったら意外に行けたからな」

「なるほどな」

「ついでだ、パーティ組まねえか?」

「今日の友は明日の敵ってのを再現したいのか?」

「くくっそれもいいかもなあ」

「まあいいぜ組もう」

「待ってましたぁ!これで安全マージンしっかりとって戦えるわ」


「なんて話してる間に敵だ」

俺の言葉にランドが振り向く。


「ジャガーマンだな」

さっきからなんでこんな洞窟に合わないモンスターばかり会うんだ?


「ソラ、俺が突っ込む。援護は任せた!」

「了解」

ランドが砲弾の様にジャガーマンに突撃していく。

あ、なんか面白い絵面見れそう。


「『挑発』」

ジャガーマンの意識がこちらに向けられ、突撃してくる。

当然ランドの突撃は空振りし、頭を壁に強く打つ。

「ふふっ」

ジャガーマンを背負い投げからの飛び膝蹴りでHPを半損させ、ランドの方に蹴飛ばす。


「ソラぁ!」

ランドの、固有スキルと呼ばれる『激墳』が発動した。

確か攻撃力2倍だったっけか。


「お前、今、わざとスキル使っただろ......」

「なんのこと?」

「惚けやがってこのこの〜」

「痛い痛い痛い!ランド!お前のグリグリで俺のHP削れてるから!俺のHPもう黄色!半損してる!やめろぉ!」


「よし、今日はこれで勘弁してやる」

「ジャイ○ンかよ......」

「よし、今日は落ちるぜまたな」

「おうまたな。いや、もう会いたくねえな」

「釣れないこと言うなよなあ」

そう言ってランドはギルドに転移して行った。


「さて、俺はまだまだ頑張るか」




やべえ......。午前二時......。

寝よ。学校行かなきゃ行けないんだ......。

次回でイベント入ります

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