オープニング1
オープニングシーン1 シーンタロット:ハイランダー シーンプレイヤー:なし
RL:では、始めていきましょう。最初はルーラーシーンです。みなさんは登場不可なので、手札を回すことができます。
刑士郎:そりゃ助かる。クラブの3を捨てるよ。…引いたのはクラブの2、さっきより悪くなった。
RL:まあ、これからですよ。では、シーンの演出を始めます。
暗い部屋。モニターだけが光る部屋で、一人の太った男が誰かとポケットロン(※ニューロエイジにおけるスマートフォン)で会話している。
その様子は、何事もない日常会話をしているかのようだった。会話の内容とは裏腹に。
「やあ、兄さん。。ちょっとお願いがあるんだけど、いいかな?」
「実は彼女につけたサイバーウェア、バグっててデータが取り出せなくなっちゃってさ。・・・そう、死んでもらうしかないんだ。」
「だからさ、うまいこと殺しちゃってよ。そういうのは兄さんがやった方が簡単だろ?・・・そういうなよ。知ってるぜ?MAKIが死んだときには、だいぶガッポリ儲かったんだろ?そのついでだと思ってさ。」
「・・・ああ、うん。よろしく頼むよ。それじゃね。」
RL:ピッ。ポケットロンを切るとともに、男は机の上のスナック菓子をほおばる。暗い部屋に咀嚼音だけが響く中、シーンが終了します。