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リサーチ7

リサーチシーン7  シーンタロット:バサラ  シーンプレイヤー:ウォルター


RL:では次のシーン。シーンプレイヤーはウォルター。先ほどの戦闘に勝利したことで、新しく【武装集団の目的】について調べることができるようになりました。


ウォルター:では、信頼できる喫茶店の個室を借ります。


RL:なるほど。では、シーンの舞台は千早系列の喫茶店の個室としましょう。


ウォルター:ここならセキュリティは万全ですから、ゆっくりしていただいて結構ですよ。…さて、私なりに事前に調べておいたことなのですが…ということで、【ラッセル・コーポレーションの秘密】について調べます。<社会:企業>、達成値18で成功。


RL:まず、ラッセル・コーポレーションの所属メンバの多くが行方不明になっていることが分かりました。まあ、廃れたアイドルの行方が分からなくなることはままあることですが、ストリートに落ちたというわけでもなく消息が途絶えてしまっています。で、続き。行方不明になったメンバは、ニッキー・ラッセルが供与したサイバーウェアをインストール後に死亡していることが分かりました。その後、顔を潰されて隅田川に流されているようです。


ウォルター:というわけです。これはもう、ラッセル・プロモーションは千早にとって排除対象ですね。


RL:聖はウォルターが調べた情報を聞いて真っ青になります。


ウォルター:聖さん、はっきり言わせてもらえば、このままではあなたも彼女らと同じ運命を辿ることでしょう。まあ、そんなことは我々がさせませんがね。


刑士郎:じゃあ、今度は俺かな。さっきの連中を締め上げたということで、【武装集団の目的】について調べよう。うーん、ここはJOKERを切ってしまおう。<社会:ストリート>、達成値21。


RL:彼らの目的は、愛川りゅんをセンセーショナルなニュースになる形で殺すことです。要は、MAKIの死の際、彼女が有名になってかなりの儲けがでたので、二匹目のどじょうを狙おうとしているわけですね。


ウォルター:芸術家は死と共に評価されると聞いたことはありますが、ここまで露骨とは…。


瑞麗:瑞麗は【松岡聖のマスケンヴァル】について。そばにいる聖をこっそりハッキングするね。<電脳>、ダイヤのAで達成値21。


RL:聖のマスケンヴァルには、周囲の人間の脳波や心拍など、感情を構成するバイタルを自動で収集して転送するシステムが備わっています。転送先は【MAKIのサイバーウェア】です。また、現在致命的なバグが発生していて、データが取り出せなくなっています。このマスケンヴァルのログを取り出すためには、彼女を殺してIANUSごと取り出すしかないでしょう。


ウォルター:まったく、情報を突き合わせるほど、胸糞が悪くなる事態になっていますね。


刑士郎:なあ、これって千早の不祥事だよな?この事件が終わったら俺や瑞麗、ウォルターに殺されるんじゃねえか?


ウォルター:私がそんなことするわけがないじゃあないですか。…しかし重ね重ね、人のことを何だと思っているのかねえ、連中は。私には理解ができませんよ。


RL:ここで、松岡聖が覚悟をしたような表情で話し始めます。…といったところで、いったんシーンを切りますね。

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