リサーチ5
リサーチシーン5 シーンタロット:カゲムシャ シーンプレイヤー:瑞麗
RL:次のシーンプレイヤーは瑞麗にします。どんなシーンを希望されますか?
瑞麗:瑞麗もそろそろ合流したいんだけど、合流する理由が見当たらないんだよね。
RL:ラッセル・プロモーションを訪ねて、松岡聖と話をしたいと言う手がありますよ。そうすれば刑士郎と合流できます。
瑞麗:なるほど。せっかくラッセル・プロモーションのアドレスが手に入ったし、そうしようかな。ラッセル・プロモーションに行って、受付でその旨を伝えるね。
RL:では、社長立ち会いの下での面会が許可されました。刑士郎は自動で登場してください。応接室に通されると、松岡聖と刑士郎が待っている。
瑞麗:(聖に向かって)あなたが社長ですか?(笑)
RL:「社長はまもなく来ると思います。特徴的な人ですから、すごく印象に残ると思いますよ。」と松岡聖は事務的に返します。
刑士郎:そういや、俺も社長とは会ったことなかったなあ。
RL:しばし待っていると、向こうから「HAHAHAHA!」という笑い声とともにバーンと扉が開いて、こう・・・ラメの入った目立つ服に身を包んだ、アフロヘアの男がやってきます。
刑士郎:思わずナイフに手が伸びます。アブね、これが社長か。カーライルの某幹部かと思った。
RL/カーン:「HAHAHA!ミーがこのラッセル・プロモーションの、社長!兼!メェンプロデューサーの、カーン・ラッセルだ!ユー、うちになにか用事かな?」
瑞麗:帰りたい・・・瑞麗、仕事じゃなきゃ今すぐ帰りたいよぉ・・・。あにさまぁ。
RL/カーン:「まーまーまー、座ってくれたまえ!ミーの事務所はいつも、オープンだからね!」と言うと、カーン・ラッセルは椅子にどっかと腰をかけます。
瑞麗:あなたの会社が使っているサイバーウェアについて、詳しく聞きたいんですが。
RL/カーン:「ンー、ずいぶんと刺激的なことを聞くじゃあないかぁ。」
瑞麗;し、刺激的、ですか・・・汗ダラダラ。
RL/カーン:「そうだねえ、それは、企業秘密!といったところかな。考えてみてくれたまえ、そういったサイバーウェアも、我が社にとって重要な戦力のひとつだ。決して他人に明かせるようなものじゃあない。それはわかってくれるんじゃないかな?」
瑞麗:それは、非合法なものも含めて、ということですか?
RL/カーン:「まっさっかぁ!非合法だなんて、ずいぶんなことを言ってくれるねユーは!」
瑞麗:よからぬ噂を聞いたものですから。
RL/カーン:「我々はとても、ホワイト!な企業だよ。非合法なサイバーウェアなんて、扱ってるはずが、なぁいじゃないか!」ここで、<知覚>か<交渉>で判定してください。目標値は10です。
瑞麗:あ、はい、そうですか。
RL:お願い、引かないで(笑)。
瑞麗:<交渉>を上げておいてよかった。ダイヤのQを出して、余裕で成功。
刑士郎:俺は適当な札で失敗しておくね。
RL:では、堂々とした立ち振る舞いでごまかしていますが、彼のホワイトであるという発言は嘘だとわかりました。
RL/カーン:「ヘイユー、聞きたいことは、それだけかな?」
瑞麗:うーん・・・松岡聖には聞きたいことがあるけど、社長が邪魔だな。どっかいかないかな。
刑士郎:ここで《死の舞踏》を・・・。
ウォルター:確かにどっか逝きますね(笑)。
RL:そいつは勘弁していただきたい(笑)。瑞麗と刑士郎は知り合いなので、ここではない場所で合流して話すことはできますよ。その場合、少し長くなりますがシーンは継続します。
瑞麗:ではこの場は一旦退出して・・・。タップ(※瑞麗のようなニューロが主に持つ、高性能なコンピュータのこと)を出して刑士郎にメールを。「今すぐ会いたい。カッコ、性的な意味ではない。」
刑士郎:では、「ヤンデレお断り」と返しつつ、ウェブ上のどこかで合流しようか。松岡聖も同伴で。
RL:では、全員ウェブ上のセキュリティの高い一角で合流しました。
瑞麗:とはいえ、MAKIから送られたデータについては答えてくれなかったんだよね・・・。とりあえず、知っている情報を共有しとくよ。
刑士郎:こっちの情報も全部共有しちまおう。かくかくしかじか。
RL:では、お互いの情報を共有しました。目的は達成できたと思うので、このシーンを閉じてしまってもよいでしょうか?
瑞麗:わかったよ。せっかくだから、瑞麗は刑士郎とチームを組んでおくね。
* * *
RL:ここで、ラッセル・プロモーションを訪れたので、【ラッセル・プロモーションの秘密】と【カーン・ラッセル】について調べられるようになりました。
ウォルター:既に協力関係にあるので、それも私が調べてよいですね?では、【カーン・ラッセル】について調べます。ハートの絵札を切って、修正込みで達成値20。報酬点1点を足して21。
RL:ラッセル・プロモーションの社長です。ペルソナはトーキー◎。弟に【ニッキー・ラッセル】がいて、彼のラボに資金提供を行っている。所属メンバをニッキー・ラッセルのサイバーウェアの実験体にしているらしいことがわかりました。ただし、今のところ証拠が挙がってきません。この情報だけでは彼を追い詰めることはできないでしょう。
ウォルター:うーん、なるほど。情報は刑士郎と瑞麗にも伝えておきましょう。
刑士郎:千早系列のプロモーションのそんな情報、俺たちみたいな外部に伝えていいの?
ウォルター:それぐらいの権限は与えられているので、大丈夫ですよ。