紗季ちゃんは美人
紗季は実は美人である
黒髪ロングが似合う…女優の杏ちゃんの表現が似合う
それで中二病…真っ赤なコンタクトを入れて、ゴスロリ服…丈の短いスカートのゴスロリ服にニーハイはどうも利家の趣味らしい
バンパイア姫が似合う
学校には制服で登校している
小学校の同級生が多く高校には直ぐに馴染めた
利家が居れば馴染めなくても問題はなかったのだろう
「紗季ちゃんおはよう♪今日も夫婦で登校ね」
「夫婦ではないのだ!バンパイア姫と下僕」
「ハイハイ、下僕の利家君もおはよう」
「下僕がそんな、美人と登校とは、羨ましいね~」
「下僕は常に一緒にいなければならない!」
「くぁ~言うね~…夜も一緒か…」
「…だって寒くて足が冷えて眠れなかったんだもん…」
紗季は素に戻り答えてしまった
「やっぱり夫婦だよ(笑)」
そんな、登校風景が当たり前の毎日であった
からかわれても心地よい気分の紗季
紗季は中学校はいじめられていたわけではなく、馴染めなかったのだ…
田舎と東京の違いが大いにあったのだろう
今は小さい頃から一緒の友達にからかわれている
でも、そのほうが心地良かったのだ
それが生まれ育った環境と言うものだろう