表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

電車の中で

作者: abakamu

電車の中で思うこと

詩に相応しいものもそうでないものもあるが

電車にのりながら

いくつか挙げようと思う



例えば




騒がしい電車の中

席は埋まってるが

空いている場所がある

“優先席”というらしい


イスの材質は同じ

イスのサイズは同じ

イスの色も同じ

何もかも同じ


ただ、窓に文字が書いてあるだけ


僕は毎回不思議に思う

なぜあの空間が毎度空くのか


僕は毎回不思議に思う

なぜ皆は座らないのか


まるでその空間が取り憑かれているようで

少し怖い


最近は満席ばかりだけどね




ご老人に席を譲るのが仁徳という人がいる


確かにそうだともいえる


個人的にはピンピンしてる老人より

疲れたサラリーマンに席を譲りたいけどね




電車の中で電話をしてはいけないというひとがいる


僕は理由がわからない


大声でしゃべる女子高生だって

大声でしゃべるおばさま達だって

大声でしゃべるサラリーマンだって

大声で泣きわめく赤ちゃんだって


みんなうるさい


電話の方が静かなのに

何で電話をしてはいけないの?




ところで

僕が電車内で一番許せないのは

何だと思う?


それは

おっさんの飲酒

おっさんの食べる音

この二つ


電車を降りようかと思うぐらい

不快で大嫌い


しかも

おっさん達が決めたルールを

おっさん達が破ってるという事も

気に入らない


ルールを僕たち子供に強制しないでください




電車で寝るのは気持ちいい

感じのいい喧噪を外に追いやり

自分の世界に入り込める


電車は

ゆりかごのように

僕たちを包んでくれる


そんな気がする


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ