11〜キャラメルマキアート〜
「もしもし、私メリーさん。私今駅前のスタバにいるの。キャラメルマキアート美味しいの」
「メリーさんってあれだよね。スタバ行ったらキャラメルマキアート頼んどきゃ良いと思ってるタイプだよね」
ぎくう。
「そそそそそんなことないの! キャラメルマキアート好きなだけなの!!」
「とか言いつつトールとかショートとかわかんなくてSとかMとかで頼んでるんだよね」
ぎくぎくぎくう!
「そそそそそんなことないの! というか結局どこにいたの!!」
「ああ、なんか大学に不法侵入してたらしい」
「悪人なの! ……ていうか大学って」
「筑波大学だねえ……いやあ、茨城ってなんか民家ないなあと思ってたら大学の敷地内だったという」
広さにびっくり。
「…………メリーさんそこ行けないの」
「まさかの白旗宣言」
「違うの!! 筑波大学の都市伝説と言えば筑大ロボなの……」
うんざり。
「緊急時に敷地内の建物がより集まってロボを作るの。アイツ縄張り意識強くて他の都市伝説が近づくと揺れまくるの……。もー新参ものの癖に自己主張強くて困るの……」
「おおう…………ん、なんか揺れた、ような」
ぎくん!
「めめめめメリーさん東京に戻るの! 自己主張強い若者なんかに付き合ってられないのー!!」
プツ、ツーツーツー。
「……脅かしすぎちゃったかなあ」




